ファルコン植物記(2010)【エンドウ】
Apr
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「カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)」 も【エンドウ】と同様に食用としての利用が行われ始めましたが、こちらの栽培利用はその後断絶し、今日では雑草とみなされています。
ツタンカーメンの副葬品から見つけた種を、発芽・栽培に成功させた 「ツタンカーメンのエンドウ」 も一時流行りましたが、最近では見かける機会が少なくなりました。
マメ科の【エンドウ】の花は、普通「蝶型花」という特有の形態をしています。大きい花弁が1枚、中ぐらいの花弁が2枚、小さい花弁が2枚の5弁花で、<雄ずい>は10本、そのうち9本は根元で融合し、1本だけ離れています。<子房>は細長く、受精後に<莢>になります。