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- 日経平均株価(2月7日)@終値2万7248円87銭
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落して寄り付いた後も下げ幅を拡大し、一時354円67銭安の2万7085円32銭まで下落しました。売り一巡後は200円ほど安い2万7200円近辺でのもみあいで前週末比236円33銭(0.86%)安の2万7203円66銭で前場を終えています。
前週末の米国市場では長期金利が(1.9%)台まで上昇し、東京株式市場では割高感が意識されやすいPER(株価収益率)の高いハイテク株の銘柄を中心に売りが出ました。
前週末4日に発表された1月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が市場予想を上回る増加幅でした。平均賃金の上昇も続いており、米国のインフレ懸念が一段と強まり、債券市場では米長期金利が(1.9%)台に上昇、金利の先高観が強まる中で、高PERのグロース(成長)株の持ち高を落とす動きが出やすい情況でした。
後場寄り付きの日経平均株価は方向感に乏しく、米株価指数先物が日本時間7日の取引で軟調に推移し、日経平均先物にも短期筋の売りが出ています。一方、バリュー(割安)株には買いが入っており、日経平均の下値は限られた流れでした。
終値は、前週末比191円12銭(0.70%)安の2万7248円87銭で終えた。
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