日経平均株価(3月4日)@終値2万5985円47銭
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ウクライナ情勢の一段の緊迫化を背景に、投資家が運用リスク回避を急ぎ売りが優勢でした。一時は下げ幅が800円を超え、取引時間中としては、(2月24日)につけた最安値「2万5970演82銭」を下回り「2万5774円28銭」と年初来安値を更新しています。
前日の米国株安の流れを引き継いで東京市場では朝方から売りが先行した。取引開始から間もなくロシア軍がウクライナの原子力発電所を攻撃したと伝わると下げが加速しています。攻撃を受けた南部ザポロジエにある原子力発電所では火災が発生。ロシア軍の砲撃で消火活動が進んでいないとも伝わり、投資家のリスク回避に拍車がかかりましたが、ロシア軍の攻撃によって原発で発生していた火災が鎮火したと午後に伝わったことなどが支えとなり下値は限られました。
終値は、前日比591円80銭(2.23%)安の2万5985円47銭で取引を終えています。