ダウ平均株価(6月28日)@終値3万0946ドル99セント
Jun
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28日、中国政府は入国時の隔離期間の短縮など新型コロナウイルス感染防止の水際対策を緩和すると発表しました。同国経済の減速懸念が和らぎ、米国市場でも中国関連株と位置付けられる銘柄に買いが先行しました。
中国当局の発表を受け、人の往来が活発になるとの期待から28日の中国・上海株式相場の上海総合指数の終値は4日続伸し前日比30.0251ポイント(0.88%)高の3409.2103とほぼ4カ月ぶりの高値を付けています。
今週は月末と四半期末が重なり、機関投資家の資産配分見直しに伴う買いが入る可能性が意識されています。大規模な資金流入期待も引き続き株式相場を押し上げ、午前には一時、400ドルあまり上昇しました。
その後消費者の景況感悪化を映す指標を受け、売りが優勢になりました。午後に一段安となり、午前の高値からの下落幅は一時950ドルに達する値動きの荒い展開でした。
終値は続落し、前日比491ドル27セント(1・56%)安の3万0946ドル99セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続落し、前日比370.47ポイント(3.09%)安の1万1637.77で終えています。