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黄色い<苞>が美しい 「アフェンドラ・ダニア」 という観葉植物と同様に、赤色の<苞>が見所の【グズマニア・マグニヒカ】です。
パイナップル科グズマニア属の常緑多年草で、熱帯アメリカ原産種を改良した園芸品種です。
グスマニア属は中型のアナナス(パイナップルの仲間の総称)で、中でもリングラータ系の園芸種(マグニヒカ)は、星状に開いた赤色の<苞>が美しい代表的な種です。
品種改良が進み、<苞>の色も赤紫色や黄色など多彩になってきています。
花は白色または黄色で、開花の寿命は短いですが、観賞部分の<苞>は数カ月は色褪せませんので、観葉植物としての楽しみは持続できます。
初秋から初冬にかけて、花が少ない時期に咲く【千日小坊】です。
赤紫色の花序は1センチほどしかなく、草丈は60~80センチ程度です。
この花は、ヒユ科アルテルナンテラ属の常緑多年草(半耐寒性亜低木)種の「アルテルナンテラ・ポリゲンス」というペルー、エクアドルに原産する品種を改良して作られた園芸品種です。
交配合で作出したのは、愛知県一宮市の<角田ナーセリー>さんで、【千日小坊】というのは登録商標名であり、当然日本産の花ということで、英名はありません。
同じヒユ科の仲間として、 「センニチコウ(千日紅)」 や 「ストロベリー・フィールズ(いちご草)」 がありますが、似た趣きの花姿です。
独特な形の果実を実らせる【ツノナス(角茄子)】は、ほとんど観賞用としての飾り付けか、生け花の材料としての切り花使いしか見たことがありませんでした。
今回、珍しく鉢植えで見かけました。
ナス科ナス属の非耐寒性低木種で、原産地のブラジルでは越冬するようですが、日本では一年草扱いになっているようです。
葉は心臓形で茎と共にするどい棘があり、花は紫色の5弁花星型に咲き、果実は黄色の卵形で角状の突起をもちます。
同じナス属の 「ワルナスビ」 と同様に、ソラニンなどのアルカロイドを含む毒性がありますので、大きな実は食べれません。
果実の形が「キツネの顔」に似ていますので、別名として和製英語ですが「フォックスフェイス」、また「キツネナス(狐茄子)」と呼ばれており、英名では「Nipplefuruit」です。
何回か登場させています【コマツヨイグサ】ですが、<一日花>として朝方に <しぼんだ花姿> か、遅がけの帰宅でストロボ撮影した <花弁の色の飛んだ> 花姿ばかりで、本来の花弁としての黄色でのアップはできていませんでした。
アカバナ科マツヨイグサ属の越年草もしくは多年草として、初夏から夏にかけて咲く花ですが、まだ元気な姿を朝方見つけました。
原産地は北アメリカで、日本では1910年代に帰化植物として確認されており、日本に於いては自生種は存在していません。
花径2~3センチの4弁花で、雄しべは8本、花糸は葯の真ん中にT状についています。
柱頭は葯に囲まれて、先端は4列に分かれて伸びた形状を持ちます。
蕾もまだ見受けられますので、明日も早起きができれば、またきれいな花が楽しめそうです。
【アザレア】は、台湾原産の「タイワンツツジ」をベルギーのプラントハンターが自国に持ち帰り、「カラマツツジ」や「サツキ」などと交配合させて作りだした園芸品種です。
のちに日本に輸入されましたので、別名「西洋ツツジ」と呼ばれています。
ツツジ科ツツジ属に分類されていますが、【アザレア】は一般的に「ツツジ」全般を刺す言葉ですので、正確を記すなら<ベルギーアザレア>と呼ぶのが正しい呼び方です。
花は5弁の合弁花ですが、写真のように八重咲きも多く、桃色や赤色など多彩です。
開花は一般的には4~5月ですが、11月~2月の冬場にも咲き、また冷蔵処理にていつでも花を咲かせることができます。
植物全体に、「グラヤノトキシン」などの有毒物質がありますので要注意です。
本来は夏の暑い時期が開花時期だと思うのですが、純白の【セイロンランティア】の花に足が止まりました。
キョウチクトウ科ライティア属に分類され、原産地は名前からも分かるようにスリランカです。
スリランカの標高600メートル付近に自生しており、日本にはタイを経由してもたらされました。
高さ2メートルほどの低木種ですが、よく枝分かれして花径3センチ前後の純白の5弁花を咲かせます。
花弁の根本には、ビラビラとした細かいひだ状がありますが、これは<副花冠>が発達して物です。
キョウチクトウ科の植物は、蕾を上から見ますと花弁の巻き方が右巻きが多いのですが、なぜかこの【セイロンティア】は左巻きをしています。
きれいな斑点模様を持つ【ヒポエステス・フィロスタキア】の鉢植えが、目に付きました。
きれいな「葉」を大きく写そうとしましたら、 「ホソヒラタアブ」 がホバリング中で、迷わずアブさんを中心に収めましたので、中途半端になりましたが、「葉」の面白さは見て取れるとおもいます。
キツネノゴマ科ヒポエステス属の常緑低木種で多年草ですが、日本では寒さに弱く一年草扱いにされています。
熱帯地域を中心として約40種が自生していますが、日本で流通しているのはマダガスカル原産の【ヒポエステス・フィロスタキア】の園芸品種です。
冬から春にかけて茎の上から花茎を伸ばして桃紫色の小さな花を咲かせますが、あくまでも観葉植物として「葉」の改良が主眼に置かれている植物です。
別名「葉」の斑点模様から、日本では「ソバカスソウ」と呼ばれ、英名でも「freckle face」(そばかす顔)と呼ばれています。
白色の実を遠目で見たときには、 「真珠の木(ゴーテリア・ムクロタナ)」 かなと思いましたが、【シンフォリカルポス】でした。
スイカズラ科シンフォリカルポス属の落葉低木で、北アメリカが原産地です。
花は枝の咲きや葉脇から出る穂状や短い総花序に淡い桃色の花径1センチ程度の小花を咲かせ、花冠は鐘状または管状で4~5裂しています。
果実は白色または薄桃色で、直径6~8ミリの球形で、果肉は柔らかく、見た目とともにマシュマロみたいな感じがします。
和名としては「雪晃木(せっこうぼく)」と名付けられ、英名での表記は「Snowberry」で、見た目そのままです。
なんとりっぱな花穂の【ツメレンゲ(爪蓮華)】を見かけました。
一般的には10~30センチ程度ですが、優に50センチは超えている大きさです。
ベンケイソウ科イワレンゲ属に分類される、多年生多肉植物です。
和名の(爪蓮華)は、根出葉が密集してロゼット状の形が仏像の台座「蓮華座」に似ており、ロゼットを構成する多肉質の葉が尖っていて、獣の「爪」に似ていることに由来します。
10~11月頃にロゼットの中央軸が伸び上がり、塔状の花穂を形成します。
円錐状に多数の白色の5弁花を開花させますが、花径は6~8ミリ、披針形で葯は赤色で花弁との対比がきれいです。短日性で、花穂の下側から順次開花させていきます。
「ミセバヤ」 と同様に、ヨーロッパには<シーボルト>が紹介しています。
秋の山野草として代表的な花が、【リンドウ(竜胆)】です。枯葉の舞い落ちている植え込みの中で、見つけました。
リンドウ科リンドウ属の多年生植物で、日本には約40種が確認されています。
写真でも分かるように<蕾>は渦巻き状をしており、日を追うごとに伸び、天気の良い日に開花します。
青紫色の5裂の釣鐘型の花を、茎の先に上向きに数輪咲かせます。
花が咲いた後は、鞘状の果実をつけ、葉も枯れて翌年の春先に芽吹くまで休眠状態です。
生薬の世界で【リンドウ】は、熊の肝(い)よりも苦いので「竜胆」と名付けられ、<ゲンチオビクロシド>の成分が胃液の分泌を促進を促すようで、古くは「えやみぐさ(疫病草)」と呼ばれていました。
写真は草丈の低い矮性の【リンドウ】ですが、「キリシマリンドウ」の園芸品種かなと見ています。
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