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本日<13:00(~14:34)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1950年アメリカ製作の『原題:Father of the Bride』が、邦題『花嫁の父』として1952年12月25日より公開されました作品の放送があります。
最愛の一人娘を花嫁として送り出す父親の悲喜こもごもをユーモラスに綴るハートフル・コメディ映画です。
主演は父親役に<スペンサー・トレイシー>、母親に<ジョーン・ベネット>、花嫁役「ケイ(キャサリン)」には子役出身の当時18歳の<エリザベス・テイラー>です。監督は<ヴィンセント・ミネリ>が務めています。
とうとう愛娘の「ケイ」が新婚旅行へと旅立ってしまい、すっかり全身の力が抜けてしまった花嫁の父「スタンリー・バンクス」です。彼の脳裏に、「ケイ」が突然結婚を口にしてからの怒涛の数ヵ月間が甦ってきます。
第23回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞(スペンサー・トレイシー)、脚色賞の3部門でノミネートされましたが、いずれも受賞には至りませんでした。
本日<13:00(~15:19)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1976年アメリカ製作の『原題:All The President's Men』が、邦題『大統領の陰謀』として、1976年8月7日より公開されました作品の放送があります。
ウォーターゲート事件の知られざる真相を暴き、ニクソン大統領を失脚に導いたワシントン・ポスト紙の記者「カール・バーンスタイン」と「ボブ・ウッドワード」の回顧録を映画化した社会派サスペンスドラマです。
1972年6月、ワシントンD.C.のウォーターゲートビルにある民主党本部に不審な5人組が侵入し、逮捕されます。ワシントン・ポスト紙の新米記者「ボブ・ウッドワード」(ロバート・レッドフォード)は裁判を取材し、当初は単なる窃盗目的と思われた犯人たちの裏に何か大きな存在をかぎとります。
先輩記者の「カール・バーンスタイン」(ダスティン・ホフマン)と組んで事件の調査にあたることになった「ウッドワード」は、情報提供者「ディープ・スロート」の助言や編集主幹「ブラッドリー」の後ろ盾を得て徐々に真相に迫ります。
第49回アカデミー賞で作品賞をはじめ計8部門にノミネートされ、「ブラッドリー」を演じた<ジェイソン・ロバーズ>の助演男優賞ほか脚色賞・録音賞・美術賞の計4部門を受賞した作品です。
本日深夜<1:35(~3:23)>より「テレビ大阪」にて、1994年アメリカ製作の『原題:The Client』が、邦題『依頼人』として1994年10月8日より公開されました作品の放送があります。
上院議員殺しの真相を知る弁護士が自殺します。検事局は、目撃者の11歳の少年「マーク」の口を割ろうと執拗な接触を図ります。頼る者のない「マーク」は、わずか1ドルで過去に傷を持つ女弁護士を雇います。少年が女弁護士とともに様々な利害の渦巻く社会の中で戦っていきます。
原作は<ジョン・グリシャム>。監督は<ジョエル・シューマカー>。出演は少年「マーク・スウェイ」にオーディションで5000人の中から選ばれた新人<ブラッド・レンフロ>、弁護士「レジー・ラブ」に<スーザン・サランドン>、ほかに検事「ロイ・フォルトリッグ」役に<トミー・リー・ジョーンズ>、判事「ハリー・ルーズベルト」役に<オシー・デイヴィス>などが共演しています。
本日<13:00(~15:00)>より「NHK-BSプレミアム」にて、2012年4月28日より公開されました第35回モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリ受賞作品『わが母の記』の放送があります。
昭和39年。小説家の「伊上洪作」(役所広司)は実母の「八重」(樹木希林)の手で育てられなかったこともあって、長男ではありますが母と距離をおいていました。しかし、父が亡くなったのを機に、「伊上洪作」は母と向き合うことになります。「八重」もまた消えゆく記憶の中で、息子への愛を確かめようとしていました。
『敦煌』・『天平の甍』などで知られる小説家<井上靖>が、68歳の時に出版した自身の家族とのきずなを基に著した自伝的小説『わが母の記』(1975年・講談社)を、『クライマーズ・ハイ』(2009年)などの<原田眞人>監督が映画化しています。
老いた母親との断絶を埋めようとする小説家の姿を映し、母の強い愛を描いています。小説家の娘に<宮崎あおい>が扮しています。
今夜<21:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、2017年5月27日より公開されました『ちょっと今から仕事やめてくる』が放送されます。
激務により心も体も疲れ果ててしまった「青山隆」(工藤阿須加)は、意識を失い電車にはねられそうになったところを「ヤマモト」(福士蒼汰)と名乗る男に助けられます。幼なじみだという彼に心当たりのない「隆」でしたが、「ヤマモト」に出会ってから仕事は順調にいき明るさも戻ってきました。ある日「隆」は、「ヤマモト」が3年前に自殺していたことを知ります。
第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した<北川恵海>の小説を、『イン・ザ・ヒーロー』などの<福士蒼汰>を主演に迎えて映画化されました。ノルマが厳しい企業に勤め心身共に疲弊した青年が、幼なじみを名乗る人物との交流を通じ生き方を模索するさまを描いています。監督は、『八日目の蝉』・『ソロモンの偽証』・『グッドバイ~嘘からはじまる人生劇場~』・『いのちの停車場』などの<成島出>が務めています。
<福士蒼汰>演じる謎の男「ヤマモト」に救われる青年「隆」に、『夏美のホタル』などの<工藤阿須加>が扮するほか、<黒木華>、<小池栄子>、<吉田鋼太郎>らが共演しています。
今夜<21:00(~23:30)>より「カンテレ・フジテレビ系」にて、2018年6月8日より公開されました是枝裕和監督の71回カンヌ国際映画祭パルムドール〈最高賞〉受賞した作品『万引き家族』の放送があります。
高層マンションの谷間にポツンと残された今にも壊れそうな平屋に、「治」(リリー・フランキー)と「信代」(安藤サクラ)の夫婦、息子の「祥太」(城桧吏)、信代の妹の「亜紀」(松岡茉優)の4人が転がり込んで暮らしています。彼らの目当ては、この家の持ち主である「初枝」(樹木希林)の年金です。
足りない生活品は、万引きで賄っていました。社会という海の底をはうような家族ですが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていました。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた「治」が家に連れて帰ります。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、「信代」は娘として育てることにしますが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていきます。
その他出演は、<池松壮亮>、< 佐々木みゆ>、<緒形直人>、< 森口瑤子>、< 山田裕貴>、< 片山萌美>、<柄本明>、<高良健吾>、< 池脇千鶴>が名を連ねています。
今夜<18:30>より「BSテレ東」にて、1985年8月3日より公開されました「男はつらいよ」シリーズ第35作目の『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』が放送されます。
<樋口可南子>がマドンナを務めています。今回の寅さんは、恋の指南役として若い男女を見守る役回りです。
仲間の「ポンシュウ」と五島列島を訪れた「寅次郎」は、転んだクリスチャンの老婆を助けますが、彼女はその夜に亡くなってしまいます。教会での葬儀には東京から駆けつけた孫娘の「江上若菜」(樋口可南子)が参列、とらやに戻った「寅次郎」は「若菜」からの礼状を受けります。
いつものくせで「若菜」を気に入った「寅次郎」は、手紙を頼りに彼女のアパートを訪ねますが、同じアパートに住み司法試験を目指す「酒田民夫」(平田満)が「若菜」に夢中であることを知り、恋の指南役を買って出るのでした。
しかし寝不足のままデートにのぞんだ「民夫」は、緊張のあまり飲み過ぎてしまいます。
今夜<21:00>より日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、2001年アメリカ製作の『Jurassic ParkⅢ』が、邦題『ジュラシック・パークⅢ』として2001年8月4日より公開されました作品が、全米で10日に最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開されるのに合わせての放送があります。
『ジュラシック・パーク』・『ロスト・ワールド』に続くシリーズ第3作目になります。シリーズの前2作が<マイケル・クライトン>によるSF小説の映画化という形をとっていたのに対し、この作品では基本的に映画独自のストーリーが展開されています。監督は前2作の<スティーヴン・スピルバーグ>から<ジョー・ジョンストン>に変わっています。
パラセーリング中に遭難した12歳の少年「エリック」(トレヴァー・モーガン)を助けるため捜索チームがある島に向かいます。しかし、そこはあの恐竜たちが棲息する島のすぐ近くでした。かって、恐竜の島で恐怖の体験をした「グラント博士」(サム・ニール)。不本意ながらもチームに同行するハメになった彼の不安は案の定的中し、今までに見たこともない巨大で凶暴な恐竜と対峙することになります。
あまり関係がありませんがロゴの恐竜が「テラノサウルス・レックス」から「スピノサウルス」に変更されています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミア」にて、1965年アメリカ製作の『原題:The Rare Breed』が、邦題『スタンピード』として1966年4月2日より公開されました作品の放送があります。
イギリス人の未亡人とその娘を伴って、横取りを企む牧場主や様々な困難を乗り越えながら、セントルイスからテキサスまで彼女たちの牛を届けるカウボーイの姿を描いた西部劇です。
はるばるイギリスからセントルイスの家畜売買会場へやって来た未亡人「マーサ」とその娘「ヒラリー」でした。彼女たちは英国ハーフォード種の角の無い牛をアメリカに移入させようとしていたのですが、大半はただの乳牛として買い取られ、一頭の雄牛だけがテキサスのボーウェン牧場に高値で落とされました。「マーサ」たちに雇われた牧童頭の「サム」は、二人と雄牛を連れテキサスへ出発しますが、そこには牛の横取りを画策する悪人と、大自然の猛威が待っていたのです。
「サム」に<ジェームズ・スチュワート> 、「マーサ」に< モーリン・オハラ> 、< ブライアン・キース>、<ジュリエット・ミルズ>、<ベン・ジョンソン>らが出演、監督は、<アンドリュー・V・マクラグレン>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミア」にて、1971年イタリア・フランス合作製作の『原題:Morte a Venezia』が、邦題『ベニスに死す』として1971年10月2日に日本初公開され、2011年10月1日より〈製作40周年/ビスコンティ没後35周年/マーラー生誕150周年〉を記念して、ニュープリント版でリバイバル上映された作品の放送があります。
巨匠<ルキノ・ビスコンティ>の『山猫』(1963年)と並ぶ代表作で、ノーベル賞作家<トーマス・マン>の同名小説を原作に、作曲家「グスタフ」の美少年への心酔と老いの苦しみを描いています。
静養のためベニスを訪れた老作曲家「アッシェンバッハ」(ダーク・ボガード)は、ふと出会ったポーランド貴族の美少年「タジオ」に理想の美を見い出します。以来、彼は浜に続く回廊を「タジオ」を求めて彷徨うようになります。
ある日、ベニスの街中で消毒が始まります。誰も真実を語らない中、疫病コレラが流行していることをようやく聞きつけますが、それでも彼はベニスを去りません。
白粉と口紅、白髪染めを施して若作りをし、死臭漂うベニスを彼は「タジオ」の姿を追い求め歩き続けますが、ついに彼は倒れ込み、ひとり力なく笑い声を上げた翌日、疲れきった体を海辺のデッキチェアに横たえ、波光がきらめく中、彼方を指差す「タジオ」の姿を見つめながら彼は死んでいきます。
全編に流れるのは、「アッシェンバッハ」のモデルになった<グスタフ・マーラー>の『交響曲第3番、5番』です。
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