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大衆食堂らしく、ご飯(中:200円)と「玉吸い」(150円)を頼み、ショーケースからおかずを選ぼうと考えていたのですが、遅がけで気にいるおかずがなく、急きょメニューの変更です。
牛すじ肉を煮込んで取った出汁に、塩胡椒だけの味付けだとおもいおますが、あっさりとしたツユがおいしい「シチューうどん」(450円)にしました。
「シチュー」だけですとと(350円)ですが、関西風の柔らかい「うろん」とシチューがよく合い、なかなかの味わいで楽しませてくれます。
写真のように、ゴロンと大きなじゃがいもと、玉ねぎも四つ割の大きさで入っていますので、単純な具材ながら、牛すじ肉と合わせて食べ応えのある一品です。
扉を開けて、肴より先に【げんちゃん】の入り口に置いてある大型冷蔵庫の <キリンビール> の列が半分ほどあるのを見て、キリン派としてまずは安心しました。
今宵選んだ肴は、「ちくわと魚肉ソーセージ」(200円)です。
ラップのかかった皿をオネイサンに渡しますと、焼いて温め、マヨネーズを付けて出してくれます。
徳島県小松島市には、竹のすり身を付けて焼いた名産の「竹ちくわ」がありますので、「竹輪」の語源は、これに始まるのだとおもっていました。
江戸時代前までの室町時代以降の書物には<蒲鉾>と書かれているのはこの「竹輪」のことで、蒲の穂に似ているところから名が付いたようです。
その後、板の上にすり身をのせて焼いた<板蒲鉾>ができ、これと区別するために「竹輪蒲鉾」と呼び分けていましたが、最終的に「竹輪」と略した名称に落ち着いたようです。
マヨネーズに七味をたっぷりと振りかけ、熱々の焼き立ての<ちくわと魚肉ソーセージ>で、ビールを美味しくいただいてきました。
「純神戸肉三ツ輪屋精肉店(創業明治34年:現三ツ輪屋総本店)」は、東京の「ミートボール」をヒントにして、1931(昭和6)年に「ミンチカツ(メンチカツ)」を考案されたお店です。
本店は兵庫区の東山にありますが、2月18日に西多聞通に【味串】を開店されています。
「味コロッケ」(70円)や「元祖ミンチカツ」(100円)等、揚げたてのお持ち帰りが出来るお店で、串カツが店内で食べれることは張り紙で分かりましたが、ビール等があるようには見えず通り過ぎておりました。
先日チラシを配布されており、店内で呑めると分かり顔出しです。
開店は11時ですので、お昼間から一杯呑めるお店として、暑い夏場など重宝しそうです。
オーナーは27歳、店長は30歳という若いパワー全開の雰囲気で、面白い会話で楽しめました。
串カツは1本(70~80円)が主流で、懐かしい「ミンチ玉子」(120円)や「和牛ビフカツ」(300円)など、お得感あるメニューです。
呑んでいますと、年配のご婦人方がお持ち帰りの揚げ物を買われていきます。
揚げている間にお話しさせていただきますと、一人住まいで晩ご飯のおかずとして買われていました。 一人分だけでの揚げ物料理は面倒でしょうから、需要はありそうです。
新しいおすすめメニューとして 「長芋のから揚げ」(280円) を、以前に紹介しました。
ブログル仲間の<池内昭雄(岩魚太郎)>さんからも、「レモンの厚みとかわらない」とのコメントをいただき、笑わせていただきました。
さすがに常連客から、「これで(280円)はないでぇ~」との声が多数上がり、値段が(280円)から(250円)に下がり、厚みも増し、個数も一個増えて4個から5個になりました。
肴としての料理は、おでんの一個(120円)から上限は(380円)の価格帯ですが、他のメニューや長芋の原価を考えますと、「高いでぇ~」という常連客の声も無理からぬことだと感じます。
そんなわけで、今宵は厚めの「長芋のから揚げ」を頂きながら、瓶ビールを呑んでおりました。
昨夜業界の委員会を、もと遊郭「飛田新地」内にあります 【鯛よし百番】 にて行いました。
登録有形文化財の適用を受けている、遊郭当時の <巧みな意匠> が楽しめる造りでした。
食事は予約客だけで、飛び込みでの会食はできませし、場所がら通りすがりのお客が来ることもありません。
お手頃な「よせ鍋コース」をいただきながら、引退しされる2名の委員さんに感謝を申し上げ、新しい委員長にバトンタッチをお願いして、あとは会食で賑やかに楽しんできました。
建築関係者ということもあり、建物内を自由に見学させていただき、贅をこらしたしつらえに当時の華やかさを感じてきました。
会食を楽しみ帰宅する時間には、飛田新地が活気づく時間帯で、玄関口に並ぶキレイナオネイサンたちを眺めながら、目の保養をしてまいりました。
まだ「牡蠣」が食べれるかなと、わずかな期待を持ちながら 「はつ平」 に出向きましたが、やはり今期のシーズンは終了しておりました。
気分を変えて、「はつ平」からほど近い【サカエ】に方向転換です。
定食類も多くありますが、本日は「えびちり定食」(600円)にしました。
お店の店構えが少し入りにくいのか、いつも空いている感じですが、味的には悪くありませんので逆に穴場のお店といえるかもしれません。
定食は、メインの料理に<ご飯・玉子スープ・冷奴>が定番で、あと一品がそれぞれのメニューに合わせてあります。
えび天定食=肉団子、八宝菜定食=春巻き、酢豚定食=目玉焼きといった具合いです。
久しく食べていない「インゲン豆の天ぷら」が気になり、「えびチリ」にしました。
えびと玉ねぎだけのシンプルな「えびチリ」ですが、大きなえびが食べ応えがありました。「インゲン豆の天ぷら」も沢山で、「冷奴」もチリ味の口直しにちょうどよく、味良い玉子スープで美味しくいただいてきました。
今宵の肴は、「鮪のしぐれ煮」(250円)です。
鮪を使った肴としては、 「すきみ」 や 「やまかけ」 がありますので、材料としては困らない素材です。
<しぐれ煮>は、本来は「ハマグリ」で有名な三重県桑名市の佃煮である「時雨蛤」を指す言葉でしたが、今では生姜を加えた佃煮全般を指す言葉になっています。
「しぐれ」の語源は、「ハマグリ」の旬が、秋の末から冬の初めごろに降る雨(時雨)の時期に重なることから付けられたようです。
生姜の味がよく効いて、わたし好みの味でしたが、大好きな生姜の現物が見当たらず、残念な気持ちで食べておりました。
お店の前を通りますと、いつもカレールーのいい匂いが漂っている【U.】さんです。
新しいメニューの「焼きカレー」(630円)の張り紙が目に入り、早速食べてきました。
このお店の カレーライス の注文は、<ビーフ・野菜・ハンバーグ>の具を決め、ご飯の<大・中・小>を選び、辛さも<辛口・中辛・甘口>と、三種類の組み合わせで注文です。
「焼きカレー」とあり炒飯風に炒めたドライカレーかなと想像していたのですが、、ベシャメルソースの代わりにカレールーを使った「カレードリアン」といった趣きの一品でした。
<ドリアン>は、1926(大正15)7月に開業した横浜ホテルニューグランドの初代料理長が、日本人向けに米飯を使い創作したのが始まりです。
わたしの子供の頃は、「ライスグラタン」と呼んでいました。
<辛口>のカレールーが左右に盛られチーズが降られており、真ん中には玉子が落としてあり、黄味は半熟でカレールーと混ざりいい感じです。
熱々の「焼きカレー」、タバスコを振りかけ、付け合わせのチャツネとで美味しくいただきました。
久し振りに美人ママ<ミエ>さんのお店、【うさぎ】に顔出しです。
毎年お客さんたちと、お店からも近い桜の名所「妙法寺川」にて花見を開催されていますが、今年は4月6日(土)のお昼からのお知らせが貼られていました。
日替りで、<ミエ>ママが墨書きで書かれた和紙のおすすめメニューがあり、昼間は カップ麺の「鯛だし塩」 でしたので、鯛つながりの縁を感じて今宵は「金目鯛の刺身」(550円)です。
目が金色で、魚体の色が赤いことから「キンメダイ」と呼ばれていますが、タイ科ではなくキンメダイ科です。
旬は冬場ですが、四季を通じて脂の乗った身は美味しくいただけます。
最近は、流通量も少ないようで、高価な魚になってしまいました。
「アスパラと厚切りベーコンの玉子炒め」(390円)を美味しくいただき、、有機ワインに切り替えて「チーズクラッカー」(300円)で〆としました。
プロセスチーズではなく、ウオッシュタイプのチーズが、赤ワインとよく合い楽しめました。
今宵は、ご飯の炊飯も小一時間かかりますので、お弁当にて済ませることにしました。
選んだのは「サンキュー弁当」で、その名の通り(390円)です。
いろんな種類のお弁当が並んでいましたが、やはりビールのお伴という潜在意識が働くのでしょうか、<鶏のから揚げ・春巻き・揚げシューマイ>という、揚げ物が主体のお弁当になりました。
野菜系が見当たらず残念な景色ですが、(390円)では贅沢は言えません。
缶ビールを呑みながら、肴かご飯か分からない、今宵の夕餉でした。
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