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今宵の肴は、「鮪のしぐれ煮」(250円)です。
鮪を使った肴としては、 「すきみ」 や 「やまかけ」 がありますので、材料としては困らない素材です。
<しぐれ煮>は、本来は「ハマグリ」で有名な三重県桑名市の佃煮である「時雨蛤」を指す言葉でしたが、今では生姜を加えた佃煮全般を指す言葉になっています。
「しぐれ」の語源は、「ハマグリ」の旬が、秋の末から冬の初めごろに降る雨(時雨)の時期に重なることから付けられたようです。
生姜の味がよく効いて、わたし好みの味でしたが、大好きな生姜の現物が見当たらず、残念な気持ちで食べておりました。
お店の前を通りますと、いつもカレールーのいい匂いが漂っている【U.】さんです。
新しいメニューの「焼きカレー」(630円)の張り紙が目に入り、早速食べてきました。
このお店の カレーライス の注文は、<ビーフ・野菜・ハンバーグ>の具を決め、ご飯の<大・中・小>を選び、辛さも<辛口・中辛・甘口>と、三種類の組み合わせで注文です。
「焼きカレー」とあり炒飯風に炒めたドライカレーかなと想像していたのですが、、ベシャメルソースの代わりにカレールーを使った「カレードリアン」といった趣きの一品でした。
<ドリアン>は、1926(大正15)7月に開業した横浜ホテルニューグランドの初代料理長が、日本人向けに米飯を使い創作したのが始まりです。
わたしの子供の頃は、「ライスグラタン」と呼んでいました。
<辛口>のカレールーが左右に盛られチーズが降られており、真ん中には玉子が落としてあり、黄味は半熟でカレールーと混ざりいい感じです。
熱々の「焼きカレー」、タバスコを振りかけ、付け合わせのチャツネとで美味しくいただきました。
久し振りに美人ママ<ミエ>さんのお店、【うさぎ】に顔出しです。
毎年お客さんたちと、お店からも近い桜の名所「妙法寺川」にて花見を開催されていますが、今年は4月6日(土)のお昼からのお知らせが貼られていました。
日替りで、<ミエ>ママが墨書きで書かれた和紙のおすすめメニューがあり、昼間は カップ麺の「鯛だし塩」 でしたので、鯛つながりの縁を感じて今宵は「金目鯛の刺身」(550円)です。
目が金色で、魚体の色が赤いことから「キンメダイ」と呼ばれていますが、タイ科ではなくキンメダイ科です。
旬は冬場ですが、四季を通じて脂の乗った身は美味しくいただけます。
最近は、流通量も少ないようで、高価な魚になってしまいました。
「アスパラと厚切りベーコンの玉子炒め」(390円)を美味しくいただき、、有機ワインに切り替えて「チーズクラッカー」(300円)で〆としました。
プロセスチーズではなく、ウオッシュタイプのチーズが、赤ワインとよく合い楽しめました。
今宵は、ご飯の炊飯も小一時間かかりますので、お弁当にて済ませることにしました。
選んだのは「サンキュー弁当」で、その名の通り(390円)です。
いろんな種類のお弁当が並んでいましたが、やはりビールのお伴という潜在意識が働くのでしょうか、<鶏のから揚げ・春巻き・揚げシューマイ>という、揚げ物が主体のお弁当になりました。
野菜系が見当たらず残念な景色ですが、(390円)では贅沢は言えません。
缶ビールを呑みながら、肴かご飯か分からない、今宵の夕餉でした。
前回に訪れたときに大将から、近くに <インド料理店> が開店することを教えてもらいました。
「インド料理のお店、開店しましたね」と言えば、「大きなガラス張りの店構えでは、入ってみようという雰囲気ではないでしょう」と、大将のご返事です。
もともと喫茶店でしたので、明るい日差しはいいのでしょうが、レストランとしては落ち着かない雰囲気のようです。
さて、本日の「お昼の定食」(600円)も、いつもどおりおかずが盛りだくさんで楽しめました。
おいしくいただいたのは、<イワシフライ・厚揚げの煮物・チンジャオロース・ナメコの和え物・桜鯛の焼き物・かまぼこ・ねぎ入りだし巻き・アサリのしぐれ煮>です。
わたしのあとから若い営業マンの方がこられ、ご飯の大盛りを頼んだ上に重ねてお替わりもされ、大将が味噌汁までお替りを出してあげていました。
「大盤振る舞いですね」と言えば、「おいしく食べてもらうのが一番です」と笑っておられました。
辞められた<川本店長>のときには、 「揚げ出し豆腐」(300円) は裏メニューでした。
<中川店長>に代わり、今宵のおすすめ品として「揚げだし豆腐」が出ていましたので、久し振りにいただきました。
出汁の味加減は、歴代に引き継がれるレシピのようでいつもと同じでしたが、豆腐を食べた感じが違いました。
本日のおすすめ品としてよく注文が通るようで、豆腐にまぶせる粉が無くなり注ぎ足しているのを見て分かりました。
<川本店長>は、さつま芋の「片栗粉」を使用していましたが、<中川店長>は、「小麦粉」を使用されていました。
「片栗粉」をまぶした方が出汁を吸い込んで衣にトロミ感がでて、わたしはこちらの方が好みです。
わずかな違いのように見えますが、味の違いを感じさせる豆腐の衣の味です。
久し振りに出来合いのお弁当として、「大きなロースとんかつ弁当」(398円)です。
蓋のシールに<手付け衣>と書かれていましたので、大量生産の「とんかつ」の衣は手作業ではないということを、新しく発見しました。
付け合わせとしては、<マカロニサラダ・卵焼き・煮物・ポテトサラダ>です。
確かに大きな「とんかつ」で、ご飯の量が少なく感じてしまいましたが、これぐらいが適量だろうなと、何気なく蓋に貼られていたシールを見ますと、なんと「851キロカロリー」もあり驚きです。
おなかの満腹度とカロリー数は比例しないという、典型的な「大きなロースとんかつ弁当」でした。
立ち呑み屋さんは、廉価でお酒を楽しむ場所ですので、高級な肴や珍しい肴とは縁遠い所だと割り切らなければいけませんが、それでも酒の肴は一杯呑む時には楽しみでもあります。
原価を抑えるには、仕入れる同じ素材で簡単に出来上がる肴が一番で、また店長が休憩中には、オネイサン達でも作れるということが必須条件になります。
今宵のおすすめは、「長芋のから揚げ」(280円)でした。
「長芋」は、 「マグロのやまかけ」 や 「短冊切り」(裏メニュー) として使いますので、応用編としては無難な素材です。
「長芋」は、カリウムが多く含まれており、でんぷん分解酵素アミラーゼは大根の三倍あります。
レモンを絞るだけのあっさりとした味わいで、瓶ビールをいただいておりました。
【なか卯】での通常価格は、「牛丼」(並:290円)・「小うどん」(温・冷:140円)ですので、組み合わせますと(430円)ですが、「牛丼得とくセット」ということで、(400円)でした。
<吉野家>さんの牛丼に比べて、肉質はやや硬めに感じますが、これはこれで味のあるに牛丼に仕上がっており、悪くはありません。
「小うどん」は温かいのと冷たいモノが選べましたが、今回は冷たい(ぶっかけ)を選びました。
もちっとしたコシのあるしっかりとしたうどんで、すりおろした生姜とネギの薬味で、美味しくいただいてきました。
配膳されたときに「割引券」が一枚付いていました。
通常「唐あげ5個」が(150円)のところ、「割引券」で(100円)になりますが、有効期限が明日31日迄では使うことはなさそうです。
お昼のランチは、週代わりで2種類用意されています。
今週は、「鶏のカラアゲ」と「牛肉のスタミナ焼」の2種類です。
平日のモザイクの飲食店は、どのお店も空いているようで、窓際の明るい禁煙席に座れました。
ランチの値段は、食後の飲み物が付いて(750円)ですので、お得感のあるセットメニューだと思います。
メインの「牛スタミナ焼」も熱々のプレーとの上に山盛りあり、<サラダ・本日のスープ・小鉢物・漬物・デザート>が並べられています。
「牛スタミナ焼」の下にはキャベツ等の野菜焼もたっぷりで、十分に満足する内容でした。
デザートの「ゼリー」には悩みましたが、食べてみますとみかん味のあっさりとした味わいで、甘くなく助かりました。
食後の「アイスコーヒー」をゆっくりといただき、のんびりとした気分でお昼ご飯を楽しみました。
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