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新潮文庫「レ・ミゼラブル」に付属する帯
フランス映画『レ・ミゼラブル』が新潮社とコラボ。新潮文庫から刊行されている<ヴィクトル・ユゴー>の小説『レ・ミゼラブル』(訳:佐藤朔 )の「帯」で映画が紹介されています。
<ヴィクトル・ユゴー>(1802年2月26日~1885年5月22日)が1862年に発表した『レ・ミゼラブル』は、フランスロマン主義文学を代表する大河小説です。貧しさに耐えかねてたった1つのパンを盗んだことがきっかけで19年もの服役を強いられた男「ジャン・ヴァルジャン」をめぐる壮大な愛と革命の物語がつづられています。日本では明治以降たびたび翻訳され、数々の出版社から刊行され続けてきました。
フランス語で「惨めな人々」を意味するタイトルを引用したのが、モンフェルメイユで生まれ育ち、現在もそこで暮らす<ラジ・リ>監督自身の体験した出来事をスタイリッシュな映像で描き切ったのが、 映画『レ・ミゼラブル』 です。本作の舞台は小説にも登場したモンフェルメイユ。少年「イッサ」がサーカス団のライオンの子供を盗んだことをきっかけに、街を揺るがす事態へ発展していくさまが描かれていきます。
今回のコラボは新潮社側からのアプローチにより実現したとか。「帯」では映画が「関連作品」として紹介されています。「帯」の付いた文庫は、東京都内で2月18日、そのほかの書店で2月20日より配本される予定です。「帯」は、映画の解説文だけではなく、「割引券」として利用できれば、よかったと思うのですが。
第72回カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた『レ・ミゼラブル』は、2月28日(金)から全国でロードショー公開されます。
『リメンバー・ミー』 ・ 『トイ・ストーリー4』 のピクサー・アニメーションによる長編作品『2分の1の魔法』が、2020年3月13日(金)より全国で公開されます。
亡くなった父親にもう一度会いたいと願う兄弟が、魔法によって半分だけ復活した父親を完全によみがえらせるため奮闘する姿が描かれています。かつては魔法に満ちていましたが、科学技術の進歩にともない魔法が忘れ去られてしまった世界。
家族思いで優しいが、なにをやってもうまくいかない少年「イアン」(トム・ホランド)には、隠れた魔法の才能がありました。そんな「イアン」の願いは、自分が生まれる前に亡くなってしまった父親に一目会うことでした。
16歳の誕生日に、亡き父が母に託した魔法の杖とともに、「父を24時間だけよみがえらせる魔法」を書かれた手紙を手にした「イアン」は、早速その魔法を試しますが失敗。父を半分だけの姿で復活させてしまいます。「イアン」は好奇心旺盛な兄「バーリー」(クリス・ブラット」とともに、父を完全によみがえらせる魔法を探す旅に出かけます。
監督は、『モンスターズ・ユニバーシティ』を手がけた<ダン・スキャンロン>が務めています。
【追記】新型コロナウイルスの感染拡大の防止を受けて、公開が延期とされています。
<窪田正孝>の写真集や「Mr.Children」、「クラムボン」、<森山直太朗>などのアーティスト写真を手がけてきた、ろうの写真家<齋藤陽道>が、子育てを通して、それまで嫌いだった「うた」に出会うまでを描いたドキュメンタリー『うたのはじまり』が、2020年2月22により全国で順次公開されます。
20歳で補聴器を捨て、カメラを手にすることで、「聞く」ことよりも「見る」ことを選んだ、ろうの写真家<齋藤陽道>は、彼は同じくろうの写真家である妻の<盛山麻奈美>との間に息子を授かりました。
しかし、彼は聴者である息子との対話の難しさや音楽教育への疑問にぶち当たったことにより、「うた」を嫌いになってしまいます。しかし、ふと自分の口からこぼれた子守歌をきっかけに、<齋藤>にある変化が訪れます。
監督は<七尾旅人>(40)のライブ映像作品『兵士A』(2016年)やドキュメンタリー『ほんとうのうた 朗読劇『銀河鉄道の夜』を追って』(2014年)などを手がけた映像作家の<河合宏樹>(33)が務めています。
女性アイドルグループ「乃木坂46」の<齋藤飛鳥>(21)が主演し、<山下美月>(20)と<梅澤美波>(21)が共演する実写映画『映像研には手を出すな!』の公開日が、5月15日(金)に決定しています。公開に先駆け、テレビドラマが放送されることも発表されています。
『あさひなぐ』 (2017年)の監督<英勉>が<大童澄瞳>(26)のマンガ『映像研には手を出すな!』(『月刊スピりッツ』2016年9月号~)を実写化する本作は、「最強の世界」を夢見てアニメーション制作を志す女子高生3人の青春冒険譚。主人公「浅草みどり」を<齋藤飛鳥>が演じ、カリスマモデルでありながらアニメーター志望の「水崎ツバメ」役を<山下美月>、プロデューサー気質の「金森さやか」役を<梅澤美波>が演じています。
MBSで4月5日(日)から、TBSで4月7日(火)から放送されるドラマ版には、映像研究会の予算を管理する「大・生徒会」役の面々も出演。会長「道頓堀透」を 『初恋』 (2020年)の<小西桜子>(21)、書紀の「さかき・ソワンデ」を演技初挑戦の<グレイス・エマ>、切り込み隊長「阿島九」を『思い、思われ、ふり、ふられ』(2020年8月14日公開・監督:三木孝浩)の<福本莉子>(19)が演じています。
さらに映像研を見守る「藤本」先生役で<髙嶋 政宏>が出演し、<松﨑亮>、<鈴之助>、<出合正幸>らが名を連ね。映画と同じく<英勉>(52)が監督を務めています。
なお現在、2020年1月5日(日)からはNHK総合テレビで 「テレビアニメ」 が放送。<湯浅政明>監督が約5年ぶりにテレビアニメの監督を務めていることでも話題です。
【追記4月12日】新型コロナウイルスのえいきょうで、5月15日の公開が延期されています。
『ツリー・オブ・ライフ』 (2011年)や戦場の狂気、そして名もない兵士たちの苦悩を描いた『シン・レッド・ライン』(1998年)の巨匠<テレンス・マリック>(76)が、第2次世界大戦時のオーストリアで、ヒトラーへの忠誠を拒み信念に殉じた実在の農夫の物語を映画化したヒューマンドラマ『A Hidden Life』(原題)が邦題『名もなき生涯』として、ディズニー配給で2020年2月21日から全国で公開されます。
第2次世界大戦下のオーストリア。山と谷に囲まれた美しい村で、妻「フランチスカ」と3人の娘と暮らしていた「フランツ」は、激化する戦争へと狩り出されますが、「ヒトラー」への忠誠を拒んだことで収監されてしまいます。
裁判を待つ「フランツ」を「フランチスカ」は手紙で励ましますが、彼女自身もまた、裏切り者の妻として村人たちから酷い仕打ちを受けていました。ナチスに加担するよりも自らの信念に殉じ、後に列福された「フランツ」役を『イングロリアス・バスターズ』(2009年・監督: クエンティン・タランティーノ)・ 『マルクス・エンゲルス』 (2017年・監督: ラウル・ペック)にて「カール・マルクス」役の<アウグスト・ディール>(44)、妻「フランチスカ」役を 『エゴン・シーレ 死と乙女』 (2016年・監督: ディーター・ベルナー)の「ヴァリ」役の<バレリー・パフナー>(32)が演じています。
また、2019年2月16日に77歳で他界した名優<ブルーノ・ガンツ>が判事役を務めています。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品です。
(画像:<MEGUMI>公式インスタグラム)
サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者が選ぶ映画賞「第62回ブルーリボン賞」の授賞式が18日、東京・内幸町のイイノホールで行われています。
かつて銀行強盗事件を起こした両親の財産分与のため、仮想葬儀に集まった子どもたちが巻き起こす騒動を描いた 『台風家族』 (監督:市井昌秀) ・ 家族を守るために夫を殺した母と、心に傷を抱えたまま大人になった子どもたちの15年後の再会を描いた 『ひとよ』 (監督:白石和彌)で助演女優賞に輝いた<MEGUMI>(38)は初の映画賞受賞。艶やかな黒のドレス姿で登壇し、「子供ができたときにちゃんとした女優さんになりたい」と決意したエピソードを披露。歴代のマネジャーや監督に感謝し「家族もよく頑張ったねと言ってくれました」と明かした。
女優としてのさらなる飛躍を誓った<MEGUMI>に、前年度の主演男優(舘ひろし)と女優賞(門脇麦)の受賞者が翌年の司会を務めるのが特徴で、司会の<舘ひろし>(69)からモンブランの万年筆と青いリボンを結んだ賞状を受け取り、「素晴らしい演技でした」と称賛の言葉が贈られていました。
【第62回ブルーリボン賞】は以下の通り。
作品賞: 「翔んで埼玉」 (監督:武内英樹)
監督賞: <真利子哲也>(38) 「宮本から君へ」
主演男優賞: <中井貴一>(58) 「記憶にございません!」
主演女優賞: <長澤まさみ>(32) 「コンフィデンスマンJP ロマンス編」 (監督:田中亮)
助演男優賞: <吉沢亮>(26) 「キングダム」 (監督:佐藤信介)
助演女優賞: <MEGUMI>(38) 「台風家族」 ・ 「ひとよ」
新人賞: <関水渚>(21) 「町田くんの世界」 (監督:石井裕也)
外国作品賞: 「ジョーカー」 (監督:トッド・フィリップス)
<ウィル・スミス>(51)、、「スパイダーマン」シリーズの<トム・ホランド>(23)らが声優として参加する新作アニメーション映画『Spies in Disguise』(原題・2019年12月23日全米公開)が、映画『スパイ in デンジャー』として、5月22日(金)に日本で公開されることが決定しています。
本作は、数々の危機に立ち向かい、超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、「ランス・スターリング」(ウィル・スミス)と、若き発明家「ウォルター・ベケット」(トム・ホランド)のタッグが織りなすコメディー映画です。
物語は、「ランス・スターリング」がある任務で押収した最新鋭の武器を横流ししたという汚名を着せられ、情報局から追われることになるところからスタート。
真相を追ううち、世界の平和を脅かす恐ろしい陰謀を知った「ランス・スターリング」は、「ウォルター・ベケット」が開発した「透明になる薬」を飲むのですが、手違いで「ランス」はハトの姿に変身してしまうというストーリーです。
本作のストーリーやキャラクター設定などは、主演する<ウィル・スミス>が企画段階から参加。<カレン・ギラン>、<ベン・メンデルソーン>、<マシ・オカ>らが声の出演をしています。監督は本作が長編映画監督デビュー作となる<トロイ・クアネ、ニック・ブルーノ>が務めています。
現役医師で作家の<知念実希人>によるベストセラー小説『仮面病棟』(2014年12月 実業之日本社文庫刊)を、<坂口健太郎>(28)と<永野芽郁>(20)の共演で映画化した『仮面病棟』が、2020年3月6日から全国で公開されます。
ピエロの仮面をかぶる凶悪犯に占拠され、鉄格子で閉ざされた空間となった病院を舞台に、残された医師らによる決死の脱出劇が繰り広げられます。先輩医師から頼まれて一夜限りの当直をすることになった「速水」でしたが、その夜、ピエロの仮面をつけた凶悪犯が病院に立てこもり、「速水」らは病院に閉じ込められてしまいます。
犯人に銃で撃たれて傷を負った女子大生の「瞳」を治療した「速水」は、「瞳」とともに脱出を試みますが、かたくなに通報を拒む院長や、院長とともに何かを隠している様子の看護師、さらには身元不明の入院患者や隠された最新鋭の手術室など、次々と不可解な事態に直面していきます。
映画単独初主演となる<坂口健太郎>が「速水」に扮し、ヒロインとなる「瞳」を<永野芽郁>が演じ、監督は『任侠学園』(2019年)・『屍人荘の殺人』(2019年)の<木村ひさし>(53)が務めています。
「若尾文子映画祭2020」開催に際して、<若尾文子>(1933年(昭和8年)11月8日~)のコメントが寄せられています。「当時は朝から晩までずっと撮影所に暮らしているような生活で、ただただ無我夢中の日々でした」とコメント。「仲間たちと懸命に作り上げた作品は今でも私の大切な宝物です」とも述べています
2015年以来5年ぶりの開催となる「若尾文子映画祭」では、<増村保造>監督作『刺青』(1966年)の4Kデジタル修復版が世界初披露されます。また<溝口健二>による『赤線地帯』(1956年)、<小津安二郎>による『浮草』(1959年)、<川島雄三>による『しとやかな獣』(1962年)の4Kデジタル修復版のほか、『女は二度生まれる』(1961年・監督: 川島 雄三)・『卍』(1964年・監督: 増村 保造)・『青空娘』(1957年・監督: 増村 保造)などを含めた全41本が本映画祭のラインナップに入っています。
映画祭初日に劇場で発売されるパンフレットには<若尾>の映画スチールやロングインタビュー、出演作から抜粋したセリフ集を収録。加えて、<若尾>の声に言及した<姫野カオルコ>のコラム、「初めて買った本が若尾さんの本」だったという<柄本佑>のエッセイも掲載されています。
さらに劇場では<若尾文子>の音声インタビュー付き特別映像が流されるようです。映像は2月29日(土)の『刺青』上映後、3月7日(土)の『越前竹人形』(1963年・監督: 吉村 公三郎)上映後、3月21日(土)の『女は二度生まれる』上映後、4月2日(木)の『銀座っ子物語』(1961年・監督: 井上 梅次)上映後に観ることができます。3月14日(土)には美術監督である<種田陽平>のトークショーが開催。本イベントのチケットは3月7日(土)に発売されます。詳細は映画祭公式サイトをチェックしてみてください。
「若尾文子映画祭2020」は2月28日(金)から4月2日(木)にかけて東京・角川シネマ有楽町で行われるほか、大阪のシネ・ヌーヴォ、大分・シネマ5、福井・福井メトロ劇場、石川・シネモンドなど全国で順次開催。チケットは各作品の上映3日前より販売開始となります。
『イット・カムズ・アット・ナイト』の<トレイ・エドワード・シュルツ>が監督・脚本を手がけた青春ドラマ『WAVES/ウェイブス』が、2020年4月10日から全国で公開されます。
ある夜を境に幸せな日常を失った兄妹の姿を通し、青春の挫折、恋愛、親子問題、家族の絆といった普遍的なテーマを描いています。フロリダで暮らす高校生「タイラー」は、成績優秀でレスリング部のスター選手、さらに美しい恋人もいる。厳格な父との間に距離を感じながらも、何不自由のない毎日を送っていました。
しかし肩の負傷により大切な試合への出場を禁じられ、そこへ追い打ちをかけるように恋人「アレクサ」の妊娠が判明。人生の歯車が狂い始めた彼は自分を見失い、やがて決定的な悲劇が起こります。1年後、心を閉ざした妹「エミリー」の前に、すべての事情を知りながらも彼女に好意を寄せる「ルーク」が現れます。
主人公「タイラー」を 『イット・カムズ・アット・ナイト』 (2017年・監督 トレイ・エドワード・シャルツ) ・ 『ルース・エドガー』 (2020年・監督:ジュリアス・オナー)の<ケルビン・ハリソン・Jr>.恋人「アレクシス」役を<アレクサ・デミー>、妹「エミリー」役を<テイラー・ラッセル>、「ルーク」を 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 の<ルーカス・ヘッジズ>がそれぞれ演じています。
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