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『ダークナイト』 (2008年) ・ 『インターステラー』 (2014年)の<クリストファー・ノーラン>監督が、初めて実話をもとに描く戦争映画『ダンケルク』が、2017年9月9日より全国で公開されます。
史上最大の救出作戦と言われる「ダイナモ作戦」が展開された、第2次世界大戦のダンケルクの戦いを描きます。ポーランドを侵攻し、そこから北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、戦車や航空機といった新兵器を用いた電撃的な戦いで英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めていきます。
この事態に危機感を抱いたイギリス首相の「チャーチル」は、ダンケルクに取り残された兵士40万人の救出を命じ、1940年5月26日、軍艦はもとより、民間の船舶も総動員したダイナモ作戦を発動。戦局は奇跡的な展開を迎えることとなります。
出演は、今作が映画デビュー作となる新人の<フィオン・ホワイトヘッド>のほか、<ノーラン>作品常連の<トム・ハーディ>や<キリアン・マーフィ>、『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015年・監督: スティーヴン・スピルバーグ)でアカデミー助演男優賞を受賞した<マーク・ライランス>、<ケネス・ブラナー>、2010年に結成されたボーイ・バンド「ワン・ダイレクションの<ハリー・スタイルズ>らが顔をそろえています。
『そして父になる』 (2013年)の<是枝裕和>監督と<福山雅治>が再タッグを組み、<是枝>監督のオリジナル脚本で描いた法廷心理ドラマ『三度目の殺人』が、2017年9月9日より全国で公開されます。
勝つことにこだわる弁護士「重盛」(福山雅治)は、殺人の前科がある男「三隅」の弁護を仕方なく担当することになります。解雇された工場の社長を殺害して死体に火をつけた容疑で起訴されている「三隅」は犯行を自供しており、このままだと死刑は免れません。しかし「三隅」の動機はいまいち釈然とせず、「重盛」は面会を重ねるたびに、本当に彼が殺したのか確信が持てなくなっていきます。
是枝監督作には初参加となる<役所広司>が殺人犯「三隅」役で<福山雅治>と初共演を果たし、『海街diary』 (2015年)の<広瀬すず>が物語の鍵を握る被害者の娘役を演じています。
『最強のふたり』「2011年・エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ )にて第37回セザール賞主演男優賞を受章した<オマール・シー>が主演を務め、自由気ままなプレイボーイがゲイの友人とともに子育てに奮闘する姿を描いたフランス製ヒューマンコメディ『あしたは最高のはじまり』が、2017年9月9日(土)より全国で公開されます。
全米で異例の大ヒットを記録したメキシコ映画「Instructions Not Included」をリメイクし、フランスで8週連続トップ10入りを果たしています。
南仏コートダジュールで独身生活を謳歌する「サミュエル」のもとに、かつて関係を持った女性「クリスティン」が訪ねてきます。「クリスティン」は「サミュエル」の娘だという赤ん坊「グロリア」を彼のもとに残し、姿を消してしまいます。慌てた「サミュエル」は「クリスティン」を追ってロンドンへ飛びますが、言葉すら通じない異国の地で彼女を見つけることはできず途方に暮れてしまいます。
そんな「サミュエル」を救ったのは、地下鉄で出会ったゲイの「ベルニー」でした。それから8年後、すっかり家族となった3人の前に、「グロリア」の母「クリスティン」が現われます。
「ベルニー」役を『人生、ブラボー!』(2011年・監督: ケン・スコット)の<アントワーヌ・ベルトラン>、「クリスティン」役を『ハリー・ポッター』シリーズの<クレマンス・ポエジー>が演じ、監督を、<ユーゴ・ジュラン>が務めています。
カンヌ国際映画祭ある視点部門で監督賞を受賞した『岸辺の旅』」の<黒沢清>監督が<長澤まさみ>、<松田龍平>、<長谷川博己>ら豪華キャストを迎え、劇作家<前川知大>率いる劇団イキウメの人気舞台を映画化した『散歩する侵略者』が、2009年9月9日より全国で公開されます。
数日にわたって行方がわからなくなっていた夫「真治」が、まるで別人のように優しくなって帰ってきたことに戸惑う妻「鳴海」です。それ以来、「真治」は毎日どこかへ散歩に出かけるようになります。同じ頃、町で一家惨殺事件が発生し、不可解な現象が続発。取材を進めるジャーナリストの「桜井」は、ある事実に気づきます。
不穏な空気が町中を覆う中、「鳴海」は「真治」から「地球を侵略しに来た」という衝撃的な告白を受けます。<長澤まさみ>と<松田龍平>が主人公の夫婦役で初共演し、<長谷川博己>がジャーナリスト「桜井」役を演じています。
故<司馬遼太郎>の小説『関ヶ原』を、<岡田准一>、<役所広司>、<有村架純>ら豪華キャスト共演で映画された『関ヶ原』が、2017年8月26日に全国ロードショウされます。
『日本のいちばん長い日』 ・ 『わが母の記』 の<原田眞人>監督がメガホンをとり、「石田三成」の義を貫いた生き様を軸に、関ヶ原の戦いを真っ向から描き出します。
幼くして「豊臣秀吉」に才能を認められ、取りたてられた「石田三成」は、「秀吉」に忠誠を誓いながらも、正義ではなく利害で天下を治める「秀吉」の姿勢に疑問も抱いていました。そんな「三成」の下には、猛将として名高い「島左近」や伊賀の忍びの「初芽」らが仕えるようになりますが、「秀吉」の体調が思わしくないなか、天下取りの野望を抱く「徳川家康」は、言葉巧みに武将たちを自陣に引き込んでいきます。
そして慶長3年8月18日(1598年9月18日)、「秀吉」が逝去。1600年9月15日、「毛利輝元」を総大将に立てた「三成」の西軍と、「家康」率いる東軍が関ヶ原で天下分け目の決戦に挑むこととなります。主演の<岡田准一>が不器用で人間味あふれる新たな「三成」像に挑み、<役所広司>が天下取りの野望に燃える「家康」役を演じています。さらに「三成」を命がけで守りながら彼に密かに恋心を抱く忍び「初芽」役で、<有村架純>が本格時代劇に初挑戦しています。
ソウルとプサンを結ぶ高速鉄道の中で突如として発生した、謎のウィルスの感染拡大によって引き起こされる恐怖と混沌を描いた韓国製サバイバルパニックアクション『新感染 ファイナル・エクスプレス』が、2017年9月1日より全国で公開されます。
ソウルでファンドマネージャーとして働く「ソグ」(ユン・ユ)は妻と別居中で、まだ幼いひとり娘の「スアン」と(キム・スアン)暮らしています。「スアン」は誕生日にプサンにいる母親にひとりで会いにいくと言い出し、「ソグ」は仕方なく娘をプサンまで送り届けることになります。
ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道KTXに乗車した「ソグ」と「スアン」でしたたが、直前にソウル駅周辺で不審な騒ぎが起こっていました。そして2人の乗ったKTX101号にも、謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいました。主人公の「ソグ」親子のほか、妊婦と夫、野球部の高校生たち、身勝手な中年サラリーマンなど、さまざまな乗客たちが、感染者に捕らわれれば死が待ち受けるという極限状態の中で、生き残りをかけて決死の戦いに挑み、それぞれの人間ドラマが描かれていきます。
韓国のアニメーション界で注目を集めてきた新鋭<ヨン・サンホ>監督が初めて手がけた実写長編映画で、今作の前日譚となる物語が長編アニメ『ソウル・ステーション パンデミック』で明らかにされています。
ホームレス同然のストリートミュージシャンが一匹の野良猫との出会いによって再生していく姿を描いた、ノンフィクション『ボブという名のストリート・キャット』を、<ロジャー・スポティスウッド>が監督を勤め映画化した『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』が、2017年8月26日より全国で公開されます。
ロンドンでプロのミュージシャンを目指す「ジェームズ」は、夢を果たせず、薬物に依存、家族にも見放され、ホームレスとしてどん底の生活を送っていました。そんな彼のもとに迷い込んできた一匹の野良猫。足をケガしていたその猫は「ボブ」と命名され、「ジェームズ」はそんな「ボブ」を有り金をはたいて看病します。
それ以来、いつも一緒に行動をともにする「ジェームズ」と「ボブ」でした。そんな彼らの姿は次第に世間の注目を集めるようになります。
「ジェームズ」役に<ルーク・トレッダウェイ>が扮し。猫の「ボブ」役には実際の「ボブ」が出演しています。
<司馬遼太郎>の名作小説を、<岡田准一>、<役所広司>、<有村架純>ら豪華キャスト共演で映画化した『関ヶ原』が、2017年8月26日より全国で公開されます。
『日本のいちばん長い日』・『わが母の記』の<原田眞人>が監督を務め、<石田三成>の義を貫いた生き様を軸に、関ヶ原の戦いを真っ向から描き出しています。
幼くして「豊臣秀吉」に才能を認められ、取りたてられた「石田三成」は、「秀吉」に忠誠を誓いながらも、正義ではなく利害で天下を治める「秀吉」の姿勢に疑問も抱いていました。そんな「三成」の下には、猛将として名高い「島左近」や伊賀の忍びの「初芽」らが仕えるようになりますが、「秀吉」の体調が思わしくないなか、天下取りの野望を抱く「徳川家康」は、言葉巧みに武将たちを自陣に引き込んでいきます。
そして1598年8月、「秀吉」が逝去。1600年9月15日、「毛利輝元」を総大将に立てた「三成」の西軍と、「家康」率いる東軍が関ヶ原で天下分け目の決戦に挑むこととなります。
主演の<岡田准一>が不器用で人間味あふれる新たな三成像に挑み、<役所広司>が天下取りの野望に燃える家康役を演じています。さらに三成を命がけで守りながら彼に密かに恋心を抱く忍び「初芽」役で、<有村架純>が本格時代劇に初挑戦しています。
『氷の微笑』の<ポール・バーホーベン>監督が『ピアニスト』の<イザベル・ユペール>を主演に迎え、『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』の原作者<フィリップ・ディジャン>の小説『oh...』を実写映画化した『エル ELLE』が、2017年8月25日より全国で公開されます。
ゲーム会社のCEOを務める女性「ミシェル」は、ある日突然、自宅に侵入してきた覆面男に襲われてしまいます。何事もなかったかのように今まで通りの生活を送ろうとする「ミシェル」でしたが、襲われた時の記憶がフラッシュバックするようになっていきます。
犯人が身近にいることに気づいた「ミシェル」はその正体を突き止めようとしますが、自分自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされて思わぬ行動に出てしまいます。
第74回ゴールデングローブ賞(2017年1月8日)で最優秀主演女優賞と最優秀外国語映画賞を受賞し、第89回アカデミー賞(2017年2月26日)でも<イザベル・ユペール>が主演女優賞にノミネートされた作品です。
アメリカ占領下にあった戦後の沖縄で、米軍の圧政と戦った1人の男の生き様を描いたドキュメンタリー『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』が、2017年8月26日より全国で公開されます。
沖縄の民衆に支えられ、那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家<瀬長亀次郎>〈1907年(明治40年)6月10日~2001年(平成13年)10月5日〉。米軍統治下の沖縄で弾圧を恐れず米軍に対して「NO」と叫びつづけ、演説会では毎回何万人もの人びとを集め、そして聴衆を熱狂させました。
<瀬長亀次郎>の知られざる実像と、信念を貫き通したその人生を関係者の証言や貴重な映像によって描き、第54回ギャラクシー賞月間賞を受賞するなど高い評価を得た2016年放送のテレビドキュメンタリー番組を、追加取材、再編集を行い映画化。
監督は『筑紫哲也NEWS23』でキャスターを務め、本作が初監督となる<佐古忠彦>が務めています。
また、テーマ曲を<坂本龍一>が手がけ、<大杉漣>が語りを担当しています。
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