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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(884)実のってきています(8)【ノブドウ】

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ファルコン植物記(884)実の...
空き地から、はみ出すように枝を伸ばした【ノブドウ(野葡萄)】に、たくさんの実が出来ていました。

ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉低木で、日本全国の藪や草原、都会の空き地などでも見つけられます。

葉はブドウ属の「ブドウ」や「ヤマブドウ」に似ていますが別属で、特に果実と葉とが交互に付くブドウ類とは異なります。
果実は熟すと光沢のある青や紫色から空色に色付きますが、食味はよろしくありません。

きれいな空色の果実ですので、切り花などにして生けますと、残念ながらすぐに色褪せてしまいます。
【ノブドウ】の名前らしく、やはり「野」にありての植物のようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(883)赤色の花【ルコウソウ】

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住んでいます団地の入り口手前の道路脇を利用して、お花が好きな方が色々なお花を植えられています。
その中に、高さ3メートル近くに伸びた【ルコウソウ(縷紅草)】があり、赤い花をたくさん咲かせているのが目にとまりました。

ヒルガオ科のつる性多年草で、「アサガオ」と同じサツマイモ(イポメア)属の植物ですが、非耐寒性ですので日本では春巻きの一年草として扱われています。

原産地は熱帯アメリカ、日本には江戸時代初期の1634(寛永11)年に渡来しています。

葉は細く羽状に付き、花は花径2センチばかりの星型で、基部は筒状で細長く、花色は白色・赤色・桃色が一般的です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(882)雌雄同株の花穂【ヤブマオ】

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かっては「カラムシ」と同様に、茎の植物繊維から糸を紡いで布を織っていた【ヤブマオ(藪荢麻)】です。
「カラムシ」の別名が「マオ(荢麻)」と呼ばれていましたので、「藪」を冠した和名が付けられています。

イラクサ科カラムシ属の多年草で、学名が「Boehmeria japonica」ですので、日本固有種です。

茎は枝を分けずに直立し、高さは100センチ程になります。
葉は長さ10~20センチの鋸歯のある卵円形~卵状長楕円形で、先は尾状に尖り、仮面には短毛が密生しています。

花期は8~10月頃で、葉の脇から穂状花序を出し、穂の上の方では雌花を、下方では雄花を咲かせる雌雄同株ですが、雄花を咲かせない個体も多く見受けられます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(881)実のってきています(7)【ザクロ】(3)

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【ザクロ(石榴)】の赤い実が、青々とした緑の葉の中でも特に目立つことにより「紅一点」の語源だと、前回の <蕾と花> のときに書きましたが、赤色から黄色にと変化してきています。

花も咲き終わり、近所の【ザクロ】の実が大きくなり膨らんできています。
日本に輸入されている製品は、イラン産かカリフォルニア産で、日本のモノに比べてかなり大きな【ザクロ】です。

大きく膨らんだ実の中には、タネが多くあることから、アジアでは昔から子孫繁栄、豊穣の象徴でした。

実に残る帽子状の<蕚>の部分は王冠に似ており、権威を表すモチーフとして、ソロモン王の宮殿の柱頭のデザインに採用されています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(880)面白い花序を持つ【ジュズダマ】

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ファルコン植物記(880)面白...
「シロツメクサ」 の花環と同様に、女の子の遊びの一環として【ジュズダマ(数珠玉)】を使った腕輪作りなどがありましたが、これも見かけることは無くなりました。

インドなど熱帯アジアを原産とする、水辺に生育する大型の植物で、イネ科ジュズダマ属の一年草です。

根元で枝分れした多数の茎が束になり、茎の先まで葉を付け、花は茎の先の葉の付けに多数できます。
葉鞘から花茎の先端に丸い雌花が付き、その先から雄花がのびるという、面白い花序をもち、実らしく見えるのは苞葉が変化したもので、この苞葉の先端には穴が開いており、雌花から伸び出したひも状の柱頭がそこから出ています。

雌花は熟すと表面が堅く黒くなり表面に艶が生まれ、熟すと根元から外れ落ち、乾燥させれば長く色と形を保ちますので、糸を通せば数珠や腕輪作りに適した材料で人気がありました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(879)ど根性な植物(18)<一日花2-6>【フヨウ】

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ファルコン植物記(879)ど根...
道路脇の側溝の底から、桃色の【フヨウ】の花が、元気に顔を出していました。

アオイ科フヨウ属の落葉低木種で、中国・台湾・日本に自生しており、日本では西日本から九州・沖縄にかけてが多いみたいです。

桃色や 白色 の花径10~15センチの大きな花を咲かせますが、<一日花>で朝方咲き出し、夕方にはしぼんでしまいます。
蕾をたくさんつけますので、途切れることなく長期間咲き続けて、目を楽しませてくれます。

美しくしとやかな女性に対して<芙蓉の顔>と賛美する言葉がありましたが、最近では耳にすることもなく、このような<ど根性な植物>を目にしますと、しとやかさとは程遠い感じです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(878)黄色い花【キツネノボタン】

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花径1センチばかりの小さな花ですので、【キツネノボタン(狐の牡丹)】は「狐の釦」だと勘違いしていました。
若い根生葉が、花の大きな「牡丹」に似ていて、咲くと小さな花ですのでだまされたということで「キツネ」の名が付けられました。

キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。

5~8月頃、分岐した葉の先に黄色い5弁の花を咲かせ、花弁には光沢があります。
花後には、コンペイトウのような角のある果実を実らせ、果実は集合果で、角状の突起一つ一つが実です。

馬も喰わない 「センニンソウ」 と同様に、キンポウゲ科として有毒物質(ラヌンクリン)を含みますので、茎葉の汁が皮膚につきますと炎症を起こしますので要注意です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(877)<シンビジューム>(7)【マリアージュ恋するマドンナ】

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ファルコン植物記(877)<シ...
本日8月16日は、アメリカ合衆国ミシガン州出身のシンガーソングライター<マドンナ・ルイース・ヴェロニカ・チッコーネ>のお誕生日で、1958年生まれです。
長い本名ですが、日本において「マドンナ旋風」を巻き起こし、セックスシンボルとしての<マドンナ>と呼ぶ方が分かりやすいかもしれません。

「マドンナ」はイタリア語で「我が淑女」という意味であり、狭義では<聖母マリア>を指し、転じて美しい女性を表します。

1978年ニューヨークでダンサーとしてデビュー、下積み生活を経て歌手となり、『ライク・ア・バージン』で一躍音楽界を席巻しました。
「プリティー・リーグ」や「エビータ」などの映画に出演したり、チャリティーコンサート・アフリカの孤児を養子にと社会貢献活動も精力的に行っています。

<マドンナ>の名言の中に、《勇気があるというのは、無条件に誰かを愛すること。見返りを求めたりしないで》というのがありますが、正にこの【恋するマドンナ】の花姿が、代弁してくれています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(876)焦土に咲いた赤色の花<カンナ>(4)

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ファルコン植物記(876)焦土...
8月15日、今日は終戦記念日で、戦争を知らない戦後生まれの最年長者も68歳を迎えます。

<ジローズ>が、1970年に大阪万国博覧会で歌いました『戦争を知らない子供たち』の曲も、ベトナム戦争真っ最中の時期であり、日本もアメリカ軍の基地として利用されていたため、反戦運動が華やかりし時代でした。

広島平和記念資料館には、「焦土に咲いたカンナの花」というモノクロームの写真が、本館の隅のコーナーに飾られています。
原爆の影響で75年間は草本が生えないと言われていましたが、わずか一ヶ月にして、爆心地から800メートル離れた基町(中区)にて、朝日新聞の松本栄一カメラマンが、瓦礫の中で咲く赤色の<カンナ>を見つけて写しています。

赤色の<カンナ>は<平和の花>として広島の象徴であり、東日本大震災の被災地でも、復興のシンボルとして植えられていると聞いています。
普段と変わらない一日が過ぎ去りますが、改めて平平凡凡に感謝をしたい終戦記念日です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(875)実のってきています(6)<カンナ>(3)

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ファルコン植物記(875)実の...
日本には、インド・中国を経て江戸時代前期に渡来した<カンナ>は、カンナ科としてカンナ属一種しかない多年草です。

江戸時代当時はインドのガンダーラ地方(現在のアフガニスタン)にある「壇独山(ダンドクサン)」に生えていると考えられたことから、和名では「壇独(ダンドク)」と呼ばれています。
実際の原産地は熱帯アメリカで、野生種が約50種ほど自生しており、現在の<カンナ>はほとんどが園芸品種として明治時代以降に持ち込まれた品種です。

花が枯れ落ちた後に、膨らんだ実が出来始めていました。
秋頃に真っ黒く熟しますと、直径1・5センチほどの黒色で硬くて丸い実が出来ています。

インディアンの使っていた銃の弾に似ているので、英名では「Indian Shoto」と呼ばれ、また硬い実ということで楽器の<マラカス>の中に詰められているのは、【カンナ】の実です。
#園芸 #花

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