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2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」の建設計画が、7月17日(金)に白紙撤回されて連休明けになり、これからあわただしい動きになりそうです。
2520億円という膨大な経費に足して、国内からの批判が相次いだ結果ですが、責任者不明のまま流れる国家事業に呆れてしまいます。
そんな世間の煩わしさとは無関係に、鮮やかな朱赤色の【オリンピックファイヤー】が咲いていました。
聖火の炎を連想させる色合いで、1992年ドイツの<タンタウ>社が作出したフロリバンダ系の中輪・丸弁盃状咲きの花姿で、樹高は60~80センチ程度です。
香りはあまりありませんが、花持ちがよく強健な性質ですので、育てやすい品種です。
中央部に朝顔に似たラッパ状の花(副花冠)と、6本の蜘蛛の足に似た細長い先が尖る花被片(六弁花)、橙色の6本のオシベという花姿で、花には香りがあります。
ヒガンバナ科ヒメノカリス属の球根植物で、原産地は西インド諸島です。
「ハマユウ(浜木綿)」 もヒメノカリス属ですので、花の雰囲気がお互いに良く似ています。
花茎は80センチ程度、花径20センチばかりの大きさで、50~60センチ程度の緑色で細長い<根生葉>を多数つけ、日本での開花時期は7月~8月頃です。
某駐車場の端に、草丈2メートル近い【フェンネル】を見つけました。
枝の先に花を咲かせますので、カメラを持ち上げての撮影で焦点も確かめることができず、何とかそれらしい一枚です。
セリ科ウイキョウ属の多年草で、原産地は地中海沿岸、和名では「ウイキョウ(茴香)」と呼び、日本には平安時代(794年~1185年)に中国経由で渡来しています。
葉は糸状で全葉が鮮やかな黄緑色をしており、夏期は6月~8月、秋には7ミリ程度の長楕円形の茶褐色に実を熟し、「フェンネル・シード」と呼ばれる香辛料になり、インドのカレー料理や中国の「五香粉」の原料として使われています。
糸状の葉はハーブとして、また鱗茎はイタリアでは「フィノッキオ」と呼ばれ、「セロリ」の根元のような食感と独特の味が好まれていますが、日本の食卓にはあまり登場しない野菜で、どうしてこんな場所に咲いているのかなと、不思議な気持ちで眺めていました。
観賞用として明治時代に北アメリカから導入された【ハルシャギク(波斯菊)】が、空き地できれいに群生していました。
いまでは河川敷や路傍など、観賞用が逸出し帰化植物として繁殖しています。
キク科ハルシャギク属の一年草、6月頃から花径4~5センチの花を咲かせます。
中心部が濃紅色、周辺は黄色の蛇の目模様にあなることから別名「ジャノメソウ(蛇の目草)」です。
開いたばかりの花は<舌状花>が平開していますが、次第に下向きに垂れ下がっていきます。
街でよく見かける【デュランタ】は青紫色の花色で花弁い白い縁が入る、「タカラヅカ(宝塚)」 と言う園芸品種が多いようですが、白色の花弁の品種「アルバ」を見つけました。
クマツヅラ科デュランタ属で、原産地は北アメリカ南東・ブラジル・西インド諸島等で、約30種ほどが分布、和名では「ハリマツリ」や「タイワンレンギョ」と呼ばれています。
分類上は常緑樹ですが、日本では秋から冬にかけての低温期に落葉してしまいます。
花径は1センチ程度と小さいのですが、垂れ下がる枝に房状に咲かせますので見ごたえがあり、花後には 黄橙色の実 をたくさん実らせます。
<生け花>の素材として使用されている 【リアトリス】 は、何回か取り上げてきていますが、鉢植えで栽培されているのを見つけました。
キク科ユリアザミ属の多年草、北アメリカ原産で草原や森林に自生しています。
日本には大正時代に導入され、「ユリアザミ(百合薊)」や「キリンギク(麒麟菊)」と呼ばれています。
茎は肥大した扁平な形で、成長しますと高さ150センチを超えます。
葉は線形、もしくは卵状の披針形をしており、花は花序の頭部から下に向かって開花、花の咲き方は写真のような「槍咲き型」と呼ばれる<スピカータ系>と、「玉咲き型」と呼ばれる<クグリスティス系>のふたつに大きく分かれます。
白色の花弁に中心部が赤色の一重咲きの<ムクゲ(木槿)>をよく見かけますが、八重咲きの<ムクゲ>では、多彩な色合いの園芸品種が多いようです。
アオイ科フヨウ属の落葉低木で、原産地はインド・中国です。
庭木としても人気があり、剪定されていますと3~4メートルほどの高さですが、放置していますと10メートルにも達します。
和名は中国名の「木槿」を音読みして「もくきん」が変化して「ムクゲ」とも、韓国語の「ムグンファ」が変化したとも言われています。
植え込みで見つけた<ムクゲ>の花弁は薄青紫色で、【ブルーバード】という品種で、花径10センチほどでした。
オーストラリアのクイーンズランド州の亜熱帯に自生、原地では成長しますと樹高10~20メートルほどに達する【レモンマートル】です。
オーストラリアの先住民「アボリジニ」は、この【レモンマートル】を長きにわたり、料理や薬草として利用してきました。
フトモモ科バクホウシア属の常緑樹で、光沢のある緑色の葉をこすりますとレモンの香りが漂います。
花は乳白色の5弁花、花径5~7ミリと小さく、雄しべが多数飛び出した形をしており、<蕚>から花弁が落ちた後もそのままの姿を保ち続けています。
学名の「Backhousia citriodora」は、植物学者の<フェルディナント・フォン・ミュラー>が、彼の友人である植物学者の<ジェイムズ・バックハウス>にちなんで1853年に命名しています。
花を同定するときの一番の要は花姿ですが、今回はこの【イソトマ】に振り回されました。
本来は星形の5弁花ですが、写真の花は明らかに歪な花弁の形状で、ユキノシタ科ユキノシタ属の 「ユキノシタ」 やアカバナ科ガウラ属の 「ガウラ」 の仲間かなと考え調べましたが、ギザギザの切れ込みのある「羽状複葉」の形状が、思いついた属とは違います。
ある花のページで花弁の形が星形ではなく、写真のように変形した【イソトマ】を見つけ、「こんな形にもなるのかぁ~」と納得した次第です。
花は5月~7月頃に咲き、秋にも少しばかり開花、原産地のオーストラリアなどでは多年草ですが、日本では秋蒔きの一年草扱いです。
一般的な花色は「イソトマ・ブルー」とも言われる 青色 ですが、白色とこの桃色が流通しているようです。
3年の一度開催されます「第17回世界バラ会議」が、今年は5月27日(水)から6月1日(月)にかけて、フランスのリヨンで行われました。
過去に 「ピース」(1976年)・ 「クイーン・エリザベス」(1978年)・ 「アイスバーグ」(1983年)・ 「イングリッド・バーグマン」(2000年)などが<バラの殿堂入り>をしていますが、今回は【カクテル】が選ばれています。
育成されたのはフランスの<メイアン>社ですが、歴史は古く1957年の作出で、殿堂入りとしてはめずらしい一重咲きの中輪種です。
写真の【カクテル】は、開花して日が経つのか蕊が茶色くなっています。
開花直後には中心部が黄色くなっていますが、数日立ちますと白色に変化していきます。
<アロン・ドロン>と関係のあった、映画女優の<ロミ・シュナイダー>(1938年9月28日~1982年5月29日)に捧げられた<バラ>です。
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