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矮性の<ニチニチソウ(日々草)>を、某マンションに整備された花壇で見つけました。
キョウチクトウ科ニチニチソウ属の植物で、原産地のマダガスカルでは多年草ですが、日本では一年草扱いです。
葉は長楕円形で対生、花径は3~4センチ程度の大きさです。花弁は5枚あるように見えますが、正確には根元が筒状でつながっており、先だけが5裂して花弁のように見えています。
花は短命で3~5日しか持ちませんが、毎日次々と新しい花を咲かせるところから、<ニチニチソウ>の名が付けられています。
キョウチクトウ科の植物らしく、この<ニチニチソウ>も種々のアルカロイドを含み、薬用植物として利用されてきています。
葉が「斑入り」の【ハコネウツギ(箱根空木)】を、見つけました。
スイカズラ科タニウツギ属の植物で、日本固有種です。名称に「ハコネ(箱根)」と付いていますが、箱根地方にはあまり見かけないようで、確かな原産地は不明です。
花期は5~6月頃ですが、昨年末には時期的に見て <二度咲き> の花を見かけて驚きました。
雌雄同株の両性花で、枝先あるいは葉脇に散房花序を出し、咲き出しの頃は白色ですが、淡い桃色から濃い桃色(赤色)へと変化していきます。
良く似た仲間に「ニシキウツギ」がありますが、【ハコネウツギ】の管筒は、<蕚>より先で急に広がり、釣鐘状に大きく膨らんでいます。
植え込みの花壇の中で、低木の陰にならないように花茎を曲げて咲いていました【ジャーマンアイリス】です。
アヤメ科アヤメ属の一種ですが、本種はアヤメ属の植物を交配させて作りだされた園芸品種で、野生のモノは存在しません。
別名として、品種改良が行われた国名により「ドイツアヤメ」、また赤色以外はほとんどの色が揃うことから「虹の花(レインボーフラワー)」と呼ばれ、「アイリス」はギリシア語で「虹」を意味します。
花径も13センチと大きく、白いブラシ状の<ひげ>が印象的で、中央の花弁(内花被片)が直立した花姿は、立体的でボリューム感十分です。
春先に、白色の釣鐘状の花を咲かせる【ブルーベリー】です。
ツツジ科スノキ属に分類されています落葉低木果樹の総称として使われ、日本には1962年にジュージア州から導入され、東京都小平市で栽培が始まりました。
花後に1~1.5センチ程度の青紫色の果実を実らせ、原産地の北アメロカでは古くから果実を食用としてきました。
野生(原種)は丈が数十センチほどですが、品種改良が進み多くの品種が作られています。
目の健康食品としてのサプリメントがありますが、「アントシアニン」の薬理効果は完全には解明されておらず、日本ではこれを薬効成分とした医薬品は認可されていません。
花径3センチばかりのミニバラとして、人気のある【グリーン・アイス】です。
1971年アメリカにて、<ラルフ・S・ムーア>により作出されました。
蕾は淡い桃色、蕾が開きますと真っ白いポンポン咲きの花姿になり、さらに透明感のある淡い緑色へと、時間の経過と共に花色が変化するのが魅力的な<バラ>の品種です。
気温の低い時期に育つと花弁の縁に桃色が入り、時間の経過と共に淡い緑色へと変わります。
一目見たときに造花かなと思わせるほど、きれいな銀白色の「葉」を持つ【フィデンドロン・インベ】で、<シルバーメタル>という品種です。
サトイモ科フィロデンドロン属の植物ですが、属には 「クッカバラ」 や 「セローム」 などが観葉植物として人気が出ています。
名称はギリシア語の「フィロン(愛する)」と「デンドロン(樹木)」からなり、<気根>と呼ばれる根を出して他の樹木にへばりつくのが由来です。
「葉」は矢じり状の先の尖った長卵形で長さ20~30センチ、革質で光沢があり、和名では「ハゴロモカズラ(羽衣葛)」と名が付いています。
白色の花弁の縁の両側に、折れ目が目立つ【ウツギ(空木)】です。
枝の髄が空洞のために「空ろな木」が「空木」に転じた、もしくは旧暦の4月(卯月)頃に花を咲かせるので「卯木」と言われています。
ユキノシタ(アジサイ)科ウツギ属の落葉高木で、日本・中国が原産地です。
樹高2~4メートル、よく枝分かれをし、若い枝は赤褐色を帯び、星状毛が生えています。
葉の形は、卵形・楕円形・卵状披針形などと変化に富み、縁にはギザギザがあります。
花期は5~7月、枝先に円錐花序の花を多数咲かせ、花径1センチ程度、雄しべは10本あり、花糸の上部には1対の翼のような突起があるのが特徴です。
若い枝の赤褐色の皮を向き、斜め切りにした端部にその皮をリードとして茎に刺し込み、「ウツギ笛」として吹いていた時代がありました。
< 2014年4月30日 >
< 2013年12月31日 >
この4カ月の間の冬場の時期には、成長が止まっていた【ノキシノブ(軒忍)】です。
上部写真の下側二つの矢印の枯れた「葉」は撤去、先端が変色していた上部黄印の「葉」も枯れてしまいました。
4月に入り、下部写真の赤印の「葉」がこの一ヶ月で急に伸び出し、7センチばかりに成長、現在<4枚>の状態です。
観察を初めて1年3ヶ月の期間で <胞子嚢群(ソーラス)> もでき、ようやくここまで成長してきていますが、目に見えての繁殖もなく、ここは我慢して気長に見守るしかないようです。
野草として、道端や空き地などで見かけることが多い【ヤエムグラ(八重葎)】です。
アカネ科ヤエムグラ属の越年草で、史前帰化植物として、日本に広く分布しています。
茎には節があり、不仕事に狭い倒卵状の性質を持つ葉を6~8枚ほど輪生させますので「八重」と付けられ、「葎」は雑草を意味しています。
茎には下向きの棘があり、多の植物に棘をひっかけながら茎を立ち上げていきます。
花は4~6月頃に開花、花径1~2ミリと小さい4弁花で、4個の雄しべがありますが目立ちません。
果実は直径2ミリほど、2分果からなり、分果に1個の種子が入り、表面には鉤状の毛が生え、「ひっつき虫」の性質で衣服などに付いて繁殖を計ります。
以前、 「ジンジャー」 の花でお世話になったおばあちゃのお家に、【ノダフジ】が咲き出していました。
4月下旬から5月上旬に、長い房状のような花序を垂れ下げて青紫色や白いろの花を多数咲かせます。
花の房が2メートルにもなる<九尺フジ>や木立性の <一才藤> などの品種があり、日本固有種ですが世界各地に植えられています。
一般的に「フジ」といいますが、広義にはマメ科マメ属を指し、狭義にはマメ属の【ノダフジ(野田藤)】を指します。
同属には「ヤマフジ(野藤)」がありよく混同されますが、こちらは房の長さが20センチ迄と短く、蔓の巻き方が上から見て反時計回りで、【ノダフジ】は時計回りの右巻きです。
花を観賞するにはきれいな姿ですが、林業的にみれば、「スギ」や「ヒノキ」に絡みつくように立ち上がり、引き倒してしまう厄介な植物です。
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