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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(1080-2)ど根性な(25-2)【キバナマーガレット】

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ファルコン植物記(1080-2...
まだ花が咲いていない時、倒れ込んだ鉢植えから伸びた茎が、折れ曲がり垂直に伸びているのが気になり ど根性な植物(25)<キク科の花> で紹介しました。

久し振りに鉢植えの置かれている場所を通りますと、キレイナ黄色の花を咲かせていました。
花径5センチばかりの【キバナマーガレット(黄花マーガレット)】で、原種の「マーガレット」をフランスにて改良された品種です。
「マーガレット」はギリシア語で「真珠」を意味する「マルガリーテス」に由来していますが、野生原種は白色の花姿です。

キク科モクシュンギク属の多年草で、原産地はカナリア諸島、地面に近い茎は木のようになり、草丈は1メートル程に成長します。

自らの鉢植えが倒れながらも、隣の白い植木鉢に支えてもらいながら元気に咲き出していましたので、見ているこちらとしても嬉しくなりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1116)<ダリア>(6)【ダリーナマキシ】

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ひとくちに<ダリア>と言っても、木のように大きく育つ「皇帝ダリア」もありますし、チョコレートの香りのする「香りダリア」もあり、これが<ダリア>だという範疇で括るのは難しそうです。

キク科ダリア属の多年草で、多くの園芸品種の基となる野生種は、メキシコ~グアテマラ原産で高地に自生していますので暑さに弱いです。

写真の<ダリア>は、【ダリーナマキシ】と呼ばれる品種で花弁数が多く、花弁(舌状花)の縁が白くなる見栄えのする大輪ダリアです。

草丈の高くならない矮性品種ですので、適温環境の温度であれば一年中花を咲かせますので、室内に置く鉢花として重宝しそうです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1115)赤桃色の花【エピデンドラム】(3)

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ファルコン植物記(1115)赤...
中南米を原産地として広く分布していますが、野生種は1~数メートルにもなる細長い茎を持ち、その頂部に半ボール状に小輪の花を多数咲かせる【エピデンドラム】です。

ラン科エピデンドラム属で約1000種ほどが分類され、「カトレア」に近い仲間です。

学名の【エピデンドラム】は、ギリシア語の「エピ(上に)」と「デンドラム(樹)」を表す言葉の合成語で、「樹上」すなわち着生する種が多いところにちなんでいます。

花径2センチ前後、花弁は肉質で唇弁(リップ)は3裂し、中央裂片はさらに2裂して、中心に小突起があります。
本来の花色は橙色ですが、品種改良が進むにつれて多彩な花色が楽しめ、半球形状の花姿と共に別名「虹手毬」とも呼ばれています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1114)白色の花【ワサビ】

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ファルコン植物記(1114)白...
香辛料として使用される【ワサビ(山葵)】の根茎は土の中ですので、直接生育している所を見ることはできませんが、八百屋の店先で今が旬の「花ワサビ」を見つけました。

アブラナ科ワサビ属の日本原産の植物で、すりおろした根茎は強い刺激性のある独特の香味があり、多数の品種が栽培されています。

「花ワサビ」は、花を咲かせる前の蕾の状態の若い花芽を収穫したもので、春の訪れを告げる食材のひとつです。
【ワサビ】は、軸となる根茎の先から次々と新しい葉を出し、古い葉を落として成長します。

八百屋さんの店先の「花ワサビ」の蕾、少しばかり開花して来ている状態で、もうすぐアブラナ科らしい十字の4弁花に広がりそうでした。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1113)斑入りの葉<タイム>(2)【ハイランドクリーム】

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ファルコン植物記(1113)斑...
先日も匍匐性の<タイム>である 「ロンギガウリス」 を取り上げましたが、今回は【ハイランドクリーム】です。

シソ科イブキジャコウソウ属の耐寒性多年草で、地中海沿岸が原産地です。

香りよいレモンタイムの斑入り品種で、草丈5センチ前後、他の<タイム>比べて小さく細やかな長さ6ミリほどの葉を、ふんわりと密に茂らせます。

<タイム>は常緑低木種になっていますが、茎を伸ばし小さな葉が地面を這う姿の【ハイランドクリーム】を見ていますと、木性とは信じられません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1112)白色の花【スモモ】

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家人の方は食べられないのか、赤く熟した実が地面に落ちているともったいなぁと見ていました【スモモ(李)】の花が、満開です。

「梅」が終わって「桜」が咲き出す寸前が開花時期だとよく言われています。
白色の5弁花を咲かせますが、【スモモ】は自分の花粉では結実しない<自家不和合性>ですので、同じバラ科サクラ属の<梅・杏・桃>の花粉を利用して授粉させなければいけません。

果実の味が「桃」に比べて酸味がるということが、和名の由来になります。

原産地は中国で、果実に関しては「李下に冠を正さず」という言葉に登場していますし、万葉集では<大伴家持>が「わが園の 李の花が 庭に散る はだれのいまだ 残りたるかも」と花を詠んでいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1111)黄色の花【オニタビラコ】(3)

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ファルコン植物記(1111)黄...
春の日差しを浴び、黄色い花を咲かせています【オニタビラコ(鬼田平子)】です。

仲間の「コオニタビラコ」よりも草丈が20~100センチ程と大きいので【オニタビラコ】との名がつけられていますが、花自体はこちらの方が小さく、まぎらわしい感じがしています。

キク科オニタビラコ属の越年草で、道端や空き地などで自生しており、わずかな隙間があれば <ど根性な植物> の本領発揮でけなげに花を咲かせています。

茎の上部が枝分かれして複散房状に分枝、花径7ミリ前後の多数の花を、春から秋にかけて咲かせますが、温暖地域では周年咲いています。
花は舌状花のみで数は18~30枚程度あり、舌状花の先は5つに裂けています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1110)<タイム>【ロンギガウリス】

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<タイム>には立性もありますが、昨日の 「ヒメイワダレソウ」 と同じく、地面を這いように四方に茎を伸ばしてゆく匍匐性(クリーピング)の品種【ロンギガウリス】です。

シソ科イブキジャコウソウ属で、地中海沿岸が原産地、耐寒性と耐暑性があり、日当たりと水はけのよい場所でよく育ちます。

花期以外は3センチ程度の草丈で這うように成長していきますが、初夏のころから5センチほどの花茎の先に桃色の花を咲かせます。

ハーブとして有名な<タイム>ですが、立性タイプはほとんどの品種が料理に利用できますが、匍匐性タイプには葉に細かい毛の生えた品種が多く、料理向きとは言えません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1109)小さな緑の葉【ヒメイワダレソウ】

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ファルコン植物記(1109)小...
葉の長さは1センチ程度でしょうか、地面を這うように株をひろげてゆく【ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)】です。

クマツヅラ科イワダレソウ属の多年生植物で、一般には東南アジアから南米にかけての亜熱帯地域に自生しており、学名は「リッピア・カネスケンス」と言いますので、別名「リッピア」でも流通しています。

花の形は同じクマツヅラ科の「ランタナ」とそっくりな花を咲かせ、白い花を咲かせるミクロネシア原産の品種と、桃色の花を咲かせるペルー原産の品種のものに区別できます。

日本には昭和初期に渡来していますが、近年屋上緑化やグランドカバーとして注目されている植物です。
#園芸 #花

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<ユリ>(15)雑考(10)

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<ユリ>(15)雑考(10)
某飲食店のトイレに飾られていた白色の<ユリ>ですが、用をたすのも忘れて眺めてしまいました。

「カサブランカ」を思い起こさせる白い大輪の<ユリ>ですが、花弁に突起状のブツブツが出ています。
これが品種改良品なのか、花に付く<虫えい(虫こぶ)>なのかと悩んでしまったからです。

<虫えい(虫こぶ>は、植物組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の突起のことで、様々な寄生生物の寄生によって、植物全体が成長することで形作られます。
また「ヌルデ」に寄生する 「ヌルデフシダニ」 のようにダニや線虫による寄生もあります。

<虫えい(虫こぶ)>は一般的に「葉」に多く見られ、藻類の「茎」や樹木の「枝」にもできますが、「花」の実物はまだ見たことが無いだけに、新しい品種なのか<虫えい(虫こぶ>ができているのか、判断が出来ませんでした。
#園芸 #花

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