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ヨーロッパから西アジアにかけて分布する「アップルミント」の交雑種が、【パイナップルミント】です。
シソ科ハッカ属の常緑多年草で、草丈30~60センチに育ちます。
他のミント類と交配しやすく、こぼれダネから翌年新しい芽が生えてくると、性質がまちまちになりますので、他のミント類とはできるだけ離しておくのが肝要です。
葉は卵形で、白色またはクリーム色の<斑入り>になり、「アップルミント(丸葉薄荷)」には<斑入り>の葉はありません。
7~9月頃、茎の先端に穂状の花序を出し、4弁科の小さな白い花を密集させて咲かせます。
パイナップルの香りがあり、ハーブティーやサラダ、魚料理などに利用されている<ハーブ>です。
「アスパラガス」のような細い葉がある茎の先端に、きれいな花を房状に咲かせます【ジョーイセルリア】です。
プロティア科セルリア属で、南アフリカ原産の常緑低木種です。
故ダイアナ元妃が、1981年7月29日セントポール大聖堂で挙式された際、結婚式のブーケとして用いられて有名になりました。
そのとき手にされていたのは、白色の「ブラッシング・ブライト(ほほを染める花嫁)」という花でしたが、写真は「カルメン」という比較的新しい品種です。
名称通りジプシー<カルメン>が、赤いドレスの裾を激しく動かしながら踊る姿を、彷彿させる花姿です。
<ツル>でフェンスなどに巻きついて成長するタイプではなく、吸盤で吸いついて<気根>を出して這い上りますので、塀や壁面などに向いている「蔦」です。
ブドウ科パルテノキッスス(ツタ)属の落葉つる性植物で、中国が原産、マイナス15℃までの耐寒性がありますので育てやすい植物です。
葉は掌状に深く5つに裂け、互生で互い違いに生えています。
小葉の形は卵形で、新葉は赤色、成長と共に銀白色の葉脈の模様が入った緑色になり、秋には紅葉となり落葉します。
7月頃に淡い黄色~黄緑色のあまり目立たない花を咲かせ、花後には球形の黒紫色の実(液果)が熟し、表面には白い粉がふいています。
葉は針葉樹の「ヒバ」のように、細かく分かれて伸びてゆく【セラギネラ】ですが、原種の葉は濃い緑色をしていますが、黄緑色の品種もあります。
イワヒバ科イワヒバ属の常緑多年草で、東南アジアが原産地ですが、ヨーロッパで品種改良された「洋種イワヒバ」を、【セラギネラ】と呼んでいます。
一見「コケ(苔)=(モス)」のような容姿をしていますので、「クッションモス」という園芸名で流通しているのを見かけますが、「コケ」ではなくイワヒバの一種で、シダ植物になります。
日本でも「イワヒバ」や「クラマゴケ」が自生していますが、イワヒバ属の同じ仲間です。
路傍や空き地に生える野草の【コメツブツメクサ(米粒詰草)】は、マメ科シャジクソウ属の1年草でヨーロッパ~西アジアが原産地、日本では1930年代に帰化植物として確認されています。
名称は白い花の 「シロツメクサ」 に似ており、花が小さいことに由来、別名として「コゴメツメクサ(小米詰草)」や「キバナツメクサ(黄花詰草)」と呼ばれています。
葉は3出複葉で、属名の「Trifulium」はラテン語の「treis(=三)」と「folium(=葉)」の合成語です。
開花期は5~9月、茎はよく分枝し花は黄色の蝶形花を数個~数十個程度が集まった球形で、約6ミリほどの大きさしかありません。
本来は秋に熟す【クランベリー】だとおもいますが、鑑賞用の鉢植えだからでしょうか、すでに熟しているのを見つけました。
ツツジ科スノキ属ツルコケモモ亜属に属する常緑低木の総称として使われており、原産地は北アメリカ、ネイティブ・アメリカンは整腸薬や壊血病の民間薬として用いてきたと言います。
樹高10~20センチの矮小な低木で、枝は細く小さな常緑の光沢のある葉をつけ、花は枝先に総状花序を出し、暗桃色で反り返った花弁の花を6~8月頃に咲かせます。
果実は熟すと桃色から深紅色に色付きますが、非常に酸味が強くて生食には適さず、ジャムやお菓子、ジュースなどに利用されます。
【クランベリー】が、「鶴(Crane)」の好物である(Berry)であることが名前の由来と言われていますが、花が咲く前の茎、蕚、花弁が、「鶴」の首、頭、くちばしに似ているからという説もあるようです。
「ヒメ(姫)」と名が付くように、花径15ミリほどの小さな花を咲かせる【ヒメフウロ(姫風露)】です。
フロソウ科フウロソウ属の一年草または越年草で、匂いが塩を焼いたときに似ているので別名「シオヤキソウ(塩焼草)」と呼ばれています。
草丈は40センチほど、葉は対生し深く3~5裂に切れ込み、茎と葉の端が赤茶色を帯び、葉の脇から伸びた花柄の先に花を1~2個咲かせます。
開花時期は5~8月、赤桃色の5弁花で、壁には赤紫色の筋が2本入ります。花の柄や蕚には毛が生えており、雄しべは5本雌しべは1本です。
昔から「医者いらず」の薬草として知られ、肌に炎症をおこす<トリプターゼ>という酵素を抑制する作用があることが確認されており、<プリンセスケア>と呼ばれる成分が化粧品に利用されています。
よく手入れされた植え込みの中に、【ヘンルーダ】を見つけました。
ミカン科ヘンルーダ属の多年生常緑低木で、原産地は南ヨーロッパになります。
「ハーブ」として、葉には山椒に似た強い匂いがあり、江戸時代に渡来、料理の香り付けに使われました。
樹高は50センチから1メートルほど、葉は青灰色を帯びたものと黄色みの強いモノ、斑入りのモノなどがありますが、対生して二回羽状複葉の形状です。
夏に茎頂に散房花序をつけ、黄色の5弁花を咲かせます。
虫除けの「ハーブ」として、「キイチゴ」やバラ科植物のそばに植えますと匂いで害虫の「コガネムシ」を遠ざけると言われていますが、「アゲハチョウ」の幼虫はミカン科の葉ということで大好物で、一長一短です。
アメリカ人の少女<アンナ・ジャービス>が、亡き母のために「白いカーネーション」を贈ったことをきっかけに、5月の第2日曜日を「母の日」として制定したのは<ウィルソン大統領>の時代で1914(大正3)年、今年でちょうど100年目になります。
日本では、昭和初期の時代から<香淳皇后>のお誕生日である3月6日を「母の日」としていましたが、戦後アメリカと同様に5月の第2日曜日になりました。
わたしが子供の頃の<カーネーション>は、赤色か白色ぐらいでしたが、最近では多彩な色合いと形状があり、贈り物としても楽しめる時代です。
ちなみに、(1)「アンティグア」・(2)「フーガ」・(3)「レイブ」・(4)「レージュ」という品種です。
黄色の<カーネーション>の花言葉は「軽蔑」・「嫉妬」ということもあり、最近はあまり見かけなくなりました。
花径2~3センチのミニバラの【八女津姫(ヤメツヒメ)】ですが、この花を見た某県知事が「レンゲに似ているね」と感想を漏らしたことから、園芸業界では「レンゲローズ」で流通しています。
細い茎に房状に咲いた花は「レンゲ草」に似た花姿で、挿し木で増殖させた株が「レンゲローズ」として流通しています。
花色は桃色で花芯部は白色、花弁数は10枚ほどです。
この【八女津姫】は、1961(昭和36)年、伊丹荒牧バラ園の<辺春佳四郎>さんが作出された品種で、外国産のDNAは混じっていません。
【八女津姫】は、日本書紀に出てくる福岡県八女地方の山の女神の名前です。
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