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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(1130)淡青紫色の花【フラサバソウ】(2)

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ファルコン植物記(1130)淡...
花の形は、同じオオバコ科クワガタソウ属の 「オオイヌノフグリ」 に似ている【フラサバソウ】です。

ヨーロッパ原産の野草ですが、日本では明治時代初期に長崎県で初めて確認され、ヨーロッパのモノと同じだと報告したフランスの植物学者が<フランシェ>と<サバティエ>であり、その二人の名前から和名の【フラサバソウ】が命名されています。

「オオイヌノフグリ」と見比べますと発芽時期が遅く、4弁花としての花径も4~5ミリと半分ほどの大きさで、花色も淡青紫色と薄い感じです。

茎は根元でよく分かれ、地面を這うように四方に広がり、先端は少し直立して花を咲かせ、葉と特に<蕚>には長い毛が目立ちます。 
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1129)@唇弁が特徴的【パフィオペディルム】

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ファルコン植物記(1129)@...
袋状になった<唇弁(リップ)>の形が特徴的な、不思議な花姿をしたランで、ラン科パフィオペディルム属に分類されている多年草、東南アジアを原産地としています。

多くのランは着生植物ですが、地上に根を下ろす地生蘭、もしくは半着生であり、少数派に属しています。

花は長い花茎の先に単独かもしくは少数の穂状になり、外側にある上向きの<背がく片(ドーサルセバル)>は幅広く、左右側面の<花弁(ペダル)>は細長く横に伸び、<唇弁(リップ)>の後側には<下がく片(ベントラルセバル)>を持ちます。

名称はギリシア語の「パフィオ(ヴィーナス)」と「ペディロニ(サンダル、スリッパ)」の合成語で、「女神のスリッパ」を意味し、英名でも「Ladyslipper」です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1128)白色の花【オランダミミナグサ】

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ファルコン植物記(1128)白...
路傍や空き地で見かける、野草の【オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)】です。

ナデシコ科ミミナグサ属の一年草で、原産地はヨーロッパですが帰化植物として広く分布しています。

全体的気灰黄色の軟毛と腺毛が密生しており、茎は直立し、さじ型の葉を対生させ、茎は頂部で二股分枝、先端に集散花序を構成します。
花径は7ミリ前後と小さく、柱頭は5裂、雄しべは10本あり、白色の5弁花で花弁の先端は浅く2裂しており、花柄は短く密集して咲いた感じです。

和名の(耳菜草)は、葉の形がネズミの耳に似ていることにより、英名でも「Sticky mouse-ear」と呼ばれています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1127)<オダマキ>(2)【カメオ・ブラッシュ】

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外側に見えています5枚の淡い紫色の部分は花弁ではなく、<蕚>であり、内側にある淡い黄色の部分が、花弁です。

キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性多年草で、開花時期は4~6月頃、この品種は「西洋オダマキ」としては矮性で、草丈は約20センチほどにしかなりません。

日本原産の「ミヤマオダマキ(深山苧環)」を、「西洋オダマキ」と交配させて作出された園芸品種です。

同じ「西洋オダマキ」でも、 「ビジューサフィール」 とは随分と花姿が違いますので、改めて同じ属といえども多様性があるものだと感じさせてくれました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1126)花弁に紫の筋【アリアケスミレ】

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ファルコン植物記(1126)花...
日本には50~70種の「スミレ」の仲間があり、どれも良く似ていて同定するのに困りますが、特徴ある花姿のときには気が楽になります。

本種はスミレ科スミレ属の常緑性多年草で、数枚の葉を根出状に束生させ、長さは5~8センチ、幅2センチほどの形状で、その株の姿、葉の形、花の形は「スミレ」とよく似ています。

【アリアケスミレ(有明菫)】は、 「スミレ」 のように濃い花色ではなく、基本的に花色は白っぽく唇弁と側弁に少しだけ筋が入るものから、紫の筋が目立ち、花弁そのものが紫色を帯びるものまで変異が大きい品種です。

白っぽい花弁から紫色まで変化に富む色合いを、有明海の空に見立てたのが、命名の由来です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1125)紫紅色の花【モチツツジ】<花車>

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ファルコン植物記(1125)紫...
花径は4~5センチほどの大きさで、【モチツツジ(黐躑躅)】の園芸品種<花車>です。
江戸時代からの改良品種で、花弁が細長い特徴があり、風車の姿に似ているところから、<花車>と名付けられたのではないでしょうか。

ツツジ科ツツジ属の落葉低木で、葉は秋になると紅葉し、芽を囲む一部を除き、大きく成長した葉は落葉します。

花弁は5枚あり漏斗型、明るい紫紅色の花弁に濃い紅色の斑点が上部の裂片に見られます。

花の<蕚・葉柄・葉の両面>などに腺毛が多く生えており、底から分泌される液滴によって粘着性があり、花粉媒介をする昆虫以外を捕殺し、花への害を守っており、この粘りが「鳥もち」などと似ていることが、名称の由来になっています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1123)赤紅色の花【シバザクラ】

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ファルコン植物記(1123)赤...
地面を這うように株が広がります【シバザクラ(芝桜)】ですが、「サクラ」と名が付きながら、バラ科サクラ属の「サクラ」の仲間ではありません。

ハナシノブ科フロックス属の多年草で、アメリカ北西部が原産地、別名「ハナツメクサ(花詰草・花爪草)」と呼ばれています。

4~5月頃に「サクラ」に似た形の花径2センチばかりの5弁花を咲かせ、花色は淡桃・紅赤・薄紫・白などがあります。
葉は1センチと小さくて披針形で硬く、よく枝分かれして草丈10センチばかりで地面を覆うように密生していきます。

学名の「フロックス・スプラータ」の「スプラータ」は「針形の」という意味で、針状の<蕚>を付ける事に由来しており、「フロックス」は花色が「phlogus(炎)」に似ていることから来ています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1122)黄色の花【エリシマム】

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ファルコン植物記(1122)黄...
花の大きさは2センチばかりで、4枚の花弁が十字架状に開く一重咲き(八重咲きもある)の【エリシマム】です。

アブラナ科エリシマム属に分類される、原産地はピレーネ・アルプス・バルカンなどを中心とした南ヨーロッパで、花のの名は、<ヒポクラテス>が用いた古ギリシア名の「erysimon」にちなんでいます。

日本で主に栽培されているのは「ウォールフラワー」を元に改良された品種で、園芸業界では旧属名の「チェイランサス」で流通しているかもしれません。

和名としては「ニオイアラセイトウ」で、その名の通り花は変わった甘い香りがします。
「アラセイトウ」は「葉ラセイタ」を語源とし、ポルトガル語の「ラセイタ(羅背板)」は「ラシャ(羅紗)」に似た布のことで、毛で覆われた葉が似ていることによります。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1121)白色の花【アレナリア・モンタナ】

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ファルコン植物記(1121)白...
「アレナリア」は、北半球の高山・亜高山帯を中心として約150種が分布している、一年草もしくは多年草です。

ナデシコ科アレナリア属の草本で、草丈は5~10センチとあまり高くならず、花色は白色が中心ですが、桃紫色の種もあります。

この【アレナリア・モンタナ】は、ピレーネ山脈を原産地とし、花径は2センチほどの白色の5弁花を茎先に咲かせます。
葉は披針形で、向かい合って映える<対生>で、葉は艶を帯びています。

名称は、属名の「アレナリア」は「砂」や「砂地」という意味で、礫地や砂質の土壌に自生するところから、種の「モンタナ」は「山の」という意味に由来しています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1120)菫色の花【スミレ】

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ファルコン植物記(1120)菫...
植物記として(1100)を超える植物を記録してきていますが、最近みかけることが多い「スミレ」は 「ニオイスミレ」 で、ようやくスミレ科スミレ属の1種である「 Viola mandshurica 」という、和名での【スミレ(菫)】と遭遇いたしました。

春になると道端に花を咲かせる野草で、5枚の花弁は大きさが同じではなく、下側の1枚が大きいので、花の形は左右対称形になります。

「ニオイスミレ」や「タチツボスミレ」の葉は丸いですが、本種はすべて根出しで、細長い矛形をしていますので区別は容易です。

ラッパ型の花姿が大工道具の「墨入れ(墨つぼ)」の形に似ているということで、「すみいれ」が転じて「すみれ」というのが名称の由来です。
#園芸 #花

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