アトサヌプリ (硫黄山)
Aug
31
朝5時を過ぎたころ、そのカルデラへ続く長いワインディングをリズミカルに登ると、アトサヌプリ方向の視界が開けた。
下界は霧のような低い雲に覆われている。
山の頂は美しく顔をだし、雲の切れ間からは下界の青々とした牧草が見える。
アトサヌプリ:日本名=硫黄山。
北海道弟子屈町川湯温泉駅近くにある活火山。
激しく蒸気を吹き上げている山だ。
周囲には硫黄臭が立ち込めている。
アトサヌプリとは、アトゥサatusa(裸である)」と「ヌプリnupuri(山)」に由来するアイヌ語で「裸の山」を意味する。