『サルでもできる弁護士業』西田研志(幻冬社)
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長年対抗馬の出ない選挙で、大きな争点もなく会長が選ばれてきているようですが、今回は決選投票での当選ということもあり、印象に残りました。
弁護士と聞けば、一般的には難しい司法試験を合格してきたエリートというイメージでしょうか。
裁判所の仕事に絡んでいますので、多くの弁護士(代理人)を見てきましたが、正直「正義の味方」というイメージからは程遠い感があります。
最近は、電車の広告やラジオのCMに弁護士事務所の宣伝が行われていますが、広告解禁や報酬自由化の先駆けとして行動されているのが、この西田氏です。
ようやく貸金業法の改正で、金利のグレーゾーンが無くなりました。国民が多重債務で苦しんでいるときに、報酬の少ない仕事に見向きもしない弁護士たちを西田氏は、弁護士会の組織共々批判されています。
時期会長の宇都宮氏も、多重債務者問題で庶民派として活躍された方です。
法科大学院の問題を含め、弁護士会としての課題は多そうですが、報酬額の多寡で仕事を選ぶような組織にだけはなってほしくないと願うばかりです。
Posted at 2010-03-24 11:14
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Posted at 2010-03-25 01:36
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Posted at 2010-03-24 15:56
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Posted at 2010-03-25 01:39
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