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JR新長田駅界隈がずいぶんと変わりました。
阪神淡路大震災後の再開発で、高層のビル街になってしまいました。
まだ、計画中の建物もあるみたいで、庶民のバタ臭い町並みは、思い出の中でしか味わえません。
そんな思いを巡らせながら、国道2号線側にあります、沖縄関係の製品を販売しているお店に出向きました。
もちろん、ソーキソバやラフテーといった定番の沖縄料理が食べれるお店も併設されていますので、しばし琉球ワールドが楽しめます。
ブラブラと散歩をしておりましたら、目につきましたのが「花粉症に効く?人気の泡盛」の文字。
「んん?」としばし足を止めてしまいました。
「そんなんあったのか?」と飾られている朝日新聞の切り抜きを、読んでみました。
日付は2005年2月11日付。2007年1月には、フジテレビでも大々的に宣伝されたようですが、わたしには初耳の話し。
本当に効くのなら、すでに耳にしてもよいはすではないかと思ったのですが、なにせ相手は「泡盛」です。癖のある「泡盛」ですので、はじめから毛嫌いされているからかなーと善意にも考えました。
それでも、石垣島産のこの泡盛、名前からして「請福=せいふく(征服)」ですから、語呂合わせではありませんが、花粉症を止めてくれる効き目があるような気がいたします。
まさか、酔っているうちは麻痺しているから、治ったと思うんじゃーないでしょうね。
わたしも、事務所を構えて今年20年目を迎えます。
独立当初は仕事もなく、よく散歩がてらに事務所から数分の大倉山図書館(市立中央図書館)に足を運んでおりました。
そんな事務所との往復時に、よく利用していたのが、地下鉄大倉山駅のそばにあるこの珈琲店「こらっと」です。
猫は、好きでも嫌いでもありませんが、店内はママさんの好みで猫グッズであふれています。
店名の「こらっと」も、たしかタイ原産の猫の名前だったと記憶しています。
樹齢何年ものケヤキのテーブルや柱が、自然な感じで、ゆったりと珈琲を味あわせてくれました。
自分の歩んできた時間と共に、ママさんも頑張っているんだと思いますと、店の前を通るだけで、同じ頃事業を始めた者同志として妙に元気づけられます。
定休日が月曜日というのも、図書館の定休日と重なっていて、必ず行けば開いている都合のよい珈琲店です。
一日中、雨が強い日でした。
さすがに散歩好きのわたしも、強風の中、傘を差してまで地上を歩こうとは思いませんでした。
神戸在住者ですが、普段歩くことのない、市営地下鉄海岸線の地下道を利用して、大丸側から「花時計前駅」まで歩きました。
駅の壁に、なんやらタイルがはめこまれています。
説明プレートを読みますと、「地下鉄海岸線開業の記念に、また、これからの新世紀を担っていく子どもたちの誕生を祝って、市民の皆さんと事業者の方々と行政が一体となって駅舎整備を行う”共同の駅舎づくり”の一環としておこなわれたものです」とあります。
読んでいて、意味が分かりづらいのですが(わたしだけでしょうか?)、ようするに開業した2000年と同じ年に生まれた赤ちゃんたちの「手形・足形」が、飾られておりました。
今では7・8歳になられている子供さんたちでしょう。はたして、「共同の駅舎づくり」とはどのようなことだろうと、はなはだ疑問に感じながら、鑑賞しておりました。
山手側の新開地本通を、少し上がった場所で、おっちゃんが営業されています。
この場所で、もう4年目ぐらいでしょうか。
以前は、海側の通りの下の方で、営業されていました。
一枚なんと100円。大きさは直径15センチぐらいでしょう。具をはさんで、半円形が出来上がりの形です。
卵も1個分、目玉焼き状態で、はさんであります。
自分が食べるのではなく、いつも顔出しする立ち呑み屋のおばちゃんたちへのお土産です。勤務時間は夕方4時から9時まで、まかないも順番に食べられますが、混んでいますと時間通りには食べられません。
そんなとき、簡単な虫押さえとして、役に立ってくれます。
人数分を購入いたしましても、サイフにやさしい値段です。
3月15日は、JR須磨海浜公園駅の開通日。
天気もいいので、見学と思い、山陽月見山駅を海側に下って行きましたら、なんやら行列が出来ておりました。
「Region」という看板が見えました。お昼時の時間でしたし、木製の扉の雰囲気からして、レストランかな?と思いました。
こんな時は、おばちゃんに話を聞くのが一番。
さっそく通りがかりのおばちゃんに、声をかけました。
「あれは、なんですか?」
「パン屋さんや」
「パン屋さんにしては、おそい開店ですね。もう12時ですよ」
「昔は、7時半頃からあいとったけどな、だんだん時間が遅くなってきてるねん」
「へぇ、で、今はいつ頃あくんですか?」
「そりゃ、わからんなぁ」
「!!!、じゃあみなさん、いつ開店するか分からんとまっとんですか?」
「はいな」
よほどの人気店らしく、おいしいパン屋さんであることは、理解できましたが、いつ開店するかも分からずに並んでいるとは、まいりました。
買いに来られるのは、近所の方ばかりなんでしょう。きのうは11時開店だったから、予測して今日はその時間前から並んでいるとか。
ひとりでのんびりと作られているとかで、売り切れると閉店。タイミングを逃すと、買えないそうです。
列の前を通りすぎましたが、普通なら「〇〇時開店」ぐらいの張り紙があってもよさそうですが、何もありませんでした。
おそろしき、パン屋さんです。
金曜日は家庭ごみの日。
ゴミの回収が終わる時間帯に、家を出ました。
駅に着く手前にある回収場所で、写真のような光景に出会いました。
まっさらな、子供のおもちゃです。適齢期の子供がおれば、「もらっちゃおかな?」と考えたかもしれませんんが、残念ながら利用もできません。
それよりも、「これは、ゴミなのか?」としばし考えこんでしまいました。
フゥム・・・、道端に子供が遊び忘れていたのを、親切な人が、片づけてくれたのかな?
フゥム・・・、片付けるにしても場所が場所だよなぁ。
夜、同じ道を通って帰宅する頃には、おもちゃはありませんでした。
さて、あのおもちゃの運命やいかに?
来る4月5日は、明石海峡大橋が開通して、はや10年目を迎えます。
花時計も、それに合わせて模様が変わりました。
題名は「明石海峡大橋の美しい夕日」です。
橋と「10」の文字がシロタヤギク、そのほかはパンジーで構成されています。
題名を聞いて、黄色のが夕日だと分かりました。
明石海峡での、船舶3隻の衝突事故から、一週間が経ちました。沈没した貨物船からは、油の流出があり、養殖中のノリの全面廃棄が行われつつあります。
イカナゴのシンコ漁も、沈没付近での操業を控えているようですが、風評被害が心配です。
さてこの時期、100円ショップや雑貨屋さんでは、タッパーが山積みにされています。
もちろん、たくさん炊いたくぎ煮のおすそ分け用です。
阪神間の春の風物詩ですので、近所の方々にも分けますが、何と言っても全国にいる知人たちに郵送する人が結構おられます。
そんな人たちの為に、このような阪神間限定シールが用意されております。郵便局のテーブルに積み上げられた封筒に、皆さん黙々とシール貼りの作業されております。
受け取られた方は、一目で中身が分かります。
なかなかいいサービスだと思いますが、皆さんには、届いておりますでしょうか?
絶望的な歌詞や独創的な曲調で1970年代末のUKロック・シーンに衝撃を与えたポスト・パンク・バンド、「ジョイ・ディヴィジョン」。そのボーカリストとして絶頂期にありながら、23歳という若さで自ら命を絶った<イアン・カーティス>の半生を、これまで多くのミュージシャンを撮り続けてきた写真家<アントン・コービン>が、2007年イギリス・アメリカ・オーストラリア・日本合作製作として映画化した『コントロール』が、2008年3月15日より全国で公開されます。
主人公「イアン・カーティス」役には、自身もバンド活動を行う若手俳優<サム・ライリー>が抜擢され扮しています。
生家から徒歩2分で、平野市場に行けました。子供の頃は「上の市場」と呼び、神戸市民の台所である東山商店街は、徒歩で20分程かかりますが、「下の市場」と呼んでいました。
祖母が「下の市場」に買い物に行く時には、よく付いて行きました。
帰りがけに「あめ湯」や「豆乳」を買ってくれるからです。
その東山商店街に、この椿油の屋台(リヤカー)が止まっています。
お父さんの商売を継がれた2代目さんですが、もう50余年の営業になります。
祖母がこのお店で、椿油の瓶詰を良く買っておりました。明治生まれの祖母としては、唯一の化粧品だったとおもいます。
圧搾機のレバーを引きますと、トボトボと薄黄色の液体が出てきます。面白がって、よく眺めていました。機械で絞れば早いのでしょうが、ツバキの状態を見て力加減を考えながらの作業は、職人技です。
おじさんの年齢も70なかば、週に2回ほどしか屋台を出しておりませんが、運よく元気なお顔が見れました。100グラム1500円、一本いかがでしょうか。
以前にはありませんでしたが、屋台の前に額入りの切り絵が、誇らしく飾ってありました。神戸市出身の切り絵作家<成田一徹>さんが、この屋台を題材にされた作品です。
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