神戸：ファルコンの散歩メモ

＜水木しげる＞原作によるアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズの前日譚となる鬼太郎の父たちの物語を描いて大ヒットを記録した長編アニメーション映画『鬼太郎誕生　ゲゲゲの謎』（２０２３年）の映像と音をクオリティアップさせた、新たな『鬼太郎誕生　ゲゲゲの謎　真生版』が、２０２４年１０月４日より公開されます。

 

３２７カットのリテイクに加えて、音も再ダビングを敢行。リテイクカットの中には絵コンテで当初想定されていた恐怖演出を復活させたものも含まれ、年齢制限も（Ｒ１５＋）指定になっています（オリジナル版はＰＧ１２）。＜古賀豪＞監督をはじめとする制作陣が本来思い描いていた恐怖の物語が劇場公開されます。

 

昭和３１年、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配する哭倉村。帝国血液銀行に勤める「水木」は、龍賀一族の当主「時貞」の死の弔いを建前に、ある密命を背負って村を訪れます。一方、後に鬼太郎の父となる男は、行方不明になった妻を捜すため村へやって来ます。「時貞」の跡継ぎを巡って醜い争いが繰り広げられるなか、神社で一族の者が惨殺される事件が発生。それは、恐ろしい怪奇の連鎖の始まりでした。

 

「鬼太郎の父（かっての目玉おやじ）」に＜関俊彦＞、「水木」に＜木内秀信＞、「龍賀沙代」に＜種崎敦美＞、「長田時弥」に＜小林由美子＞、「龍賀時貞」に＜白鳥哲＞、「目玉おやじ」に＜野沢雅子＞ほかが声を当てています。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』・『心が叫びたがってるんだ。』・『空の青さを知る人よ』の青春３部作を手がけた監督＜長井龍雪＞、脚本家＜岡田麿里＞、キャラクターデザイン＜田中将賀＞が再結集し、不思議な生き物「ふれる」の力で心がつながっている３人の青年の友情を描いたオリジナル長編アニメーション『ふれる。』が、２０２４年１０月４日より公開されます。

 

同じ島で育った幼なじみの「小野田秋」と「祖父江諒」と「井ノ原優太」でした。２０歳になっても親友同士の彼らは、東京の高田馬場で共同生活を始めます。口下手な「秋」はバーでアルバイト、体育会系の「諒」は不動産会社の営業職、コンプレックスの多い「優太」は服飾デザインの専門学校生と個性はバラバラでしたが、島から連れてきた不思議な生き物〈ふれる〉がテレパシーのような謎の力で彼らを結びつけていました。お互いの身体に触れるだけで心の声が聴こえてくるため３人の心はいつもつながっており、そんな関係がずっと続くはずでしたが、〈ふれる〉に隠されたもうひとつの力が徐々に明らかになり、３人の友情は大きく揺れ動きます。

 

＜永瀬廉＞が「小野田秋」、＜坂東龍汰＞が「祖父江諒」、＜前田拳太郎＞が「井ノ原優太」の声をそれぞれ演じ、＜坂東龍汰＞、＜前田拳太郎＞、＜白石晴香＞、＜石見舞菜香＞、＜皆川猿時＞、＜津田健次郎＞が共演しています。

 

また、青春３部作キャストの＜茅野愛衣＞、＜櫻井孝宏＞、＜田村睦心＞、＜瀬戸麻沙美＞、＜豊崎愛生＞、＜小形満＞、＜水瀬いのり＞、＜内山昂輝＞、＜若山詩音＞が出演しています。主題歌は数々のヒット曲を生み出してきた人気音楽ユニット「YOASOBI」が担当しています。

：２０２４年１０月８日よりテレビアニメ 第七期の放送（テレビ東京系列ほか）を記念してでしょうか、今夜＜１９：００＞より「ＢＳ１２トゥエルビ」にて、２０１８年９月２９日より公開されました長編アニメーション『劇場版　夏目友人帳　うつせみに結ぶ』の放送があります。

 

＜緑川ゆき＞の人気コミックを原作とするテレビアニメ『夏目友人帳』の劇場版になります。テレビ版第１～４期の監督を務めました＜大森貴弘＞を総監督に、原作者監修によるオリジナルエピソードを描いています。

 

小さい頃から他の人には見えない〈妖〉を見ることができた＜夏目貴志＞は、亡き祖母「レイコ」が〈妖〉たちとの勝負に勝って書かせた契約書の束「友人帳」を継いで以来、自称用心棒の「ニャンコ先生」と共に、〈妖〉たちに名を返す日々を送っていました。

 

そんなある日、「夏目」はかつての同級生「結城」との再会をきっかけに、〈妖〉にまつわる苦い記憶を思い出します。時を同じくして、「夏目」は名前を返した〈妖〉の記憶に出てきた女性「津村容莉枝」とその息子「椋雄」と知り合います。母子の住む街に謎の〈妖〉が潜んでいると聞いた「夏目」は、「ニャンコ先生」と共に調べに向かいます。

 

「夏目 貴志」に＜神谷浩史＞、「ニャンコ先生（ニャンコせんせい） / 斑（まだら） 」に＜井上和彦＞、「夏目 レイコ」に＜小林沙苗＞、「田沼 要」に＜堀江一眞＞、「多軌 透」に＜佐藤利奈＞、「名取 周一」に＜石田彰＞、「的場 静司」に＜諏訪部順一＞が声を当てています。

＜ポール・マッカートニー＆ウイングス＞が１９７４年にアビイ・ロード・スタジオで敢行したレコーディングセッション『ワン・ハンド・クラッピング』を記録した音楽ドキュメンタリー『ポール・マッカートニー＆ウイングス　ワン・ハンド・クラッピング』が、２０２４年１０月４日より公開されます。

 

１９７３年リリースのアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』を大成功させ、新メンバーにギタリストの＜ジミー・マカロック＞とドラマーの＜ジェフ・ブリトン＞を迎え入れた＜ウイングス＞です。シングル『ジュニアズ・ファーム』のレコーディングを終えてナッシュビルからイギリスへ戻ったばかりの彼らが、名曲の数々をスタジオライブ形式で演奏していきます。

 

２０２４年の劇場公開では＜デビッド・リッチフィールド＞監督による映画本編に加え、＜ポール・マッカートニー＞がアコースティックギターで演奏した未発表のバックヤードセッションをフル収録。さらに、劇場公開のために撮りおろされました＜ポール・マッカートニー＞本人によるイントロダクションや、レコーディングセッションの未公開ポラロイド写真も初公開されます。

『エクス・マキナ』の＜アレックス・ガーランド＞が監督・脚本を手がけ、内戦の勃発により戦場と化した近未来のアメリカを舞台に、最前線を取材するジャーナリストたちを主人公に圧倒的没入感で描いた『シビル・ウォー　アメリカ最後の日』が、２０２４年１０月４日より公開されます。

 

連邦政府から１９の州が離脱したアメリカでは、テキサス州とカリフォルニア州の同盟からなる「西部勢力」と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていました。就任３期目に突入した権威主義的な大統領は勝利が近いことをテレビ演説で力強く訴えますが、ワシントンD．C．の陥落は目前に迫っていました。戦場カメラマンの「リー」をはじめとする４人のジャーナリストは、１４カ月にわたって一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うべく、ニューヨークからホワイトハウスを目指して旅に出ます。彼らは戦場と化した道を進むなかで、内戦の恐怖と狂気を目の当たりにしていきます。

 

出演は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の＜キルステン・ダンスト＞、テレビドラマ『ナルコス』の＜ワグネル・モウラ＞、『DUNE デューン　砂の惑星』の＜スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン＞、『プリシラ』の＜ケイリー・スピーニー＞ほかが出演しています。

今夜＜２１：００＞より「カンテレ」にて、１９９８年１０月２７日より公開されました『踊る大捜査線 THE MOVIE』（副題は、『湾岸署史上最悪の3日間!』）の放送があります。

 

＜織田裕二＞主演の人気テレビドラマ『踊る大捜査線』の劇場版第１作になります。

 

湾岸署管轄の境界線を流れる川で、腹部に熊のぬいぐるみを詰められた水死体が発見されました。時を同じくして、署内では刑事課のデスクから領収書や小銭入れが盗まれる窃盗事件が発生します。さらに、管轄内に住む警視庁副総監が身代金目的で誘拐され湾岸署に捜査本部が設置されますが、本部は極秘捜査を進めるばかりで所轄の刑事たちに協力を求めようとしません。

 

そんな彼らに怒りを募らせながらも、水死体事件の捜査に奔走する「青島」たちでした。やがて、副総監の身代金受け渡しに失敗した捜査本部が、ついに公開捜査に踏み切ることになります。

 

「青島俊作（湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長）」に＜織田裕二＞、「室井慎次（警視庁刑事部参事官・警視正）」に＜ 柳葉敏郎＞、「恩田すみれ（湾岸署刑事課盗犯係・巡査部長） 」に＜深津絵里＞、「柏木雪乃（湾岸署刑事課強行犯係・巡査）」に＜ 水野美紀＞、「真下正義（湾岸署刑事課強行犯係長・警部補）」に＜ユースケ・サンタマリア＞、「中西修（湾岸署刑事課盗犯係長・警部補）」に＜小林すすむ＞、「魚住二郎（湾岸署刑事課強行犯係長代理・警部補）」に＜佐戸井けん太＞、「新城賢太郎（警視庁刑事部捜査第一課管理官・警視）」に＜筧利夫＞、「日向真奈美」に＜小泉今日子＞、「和久平八郎」に＜いかりや長介＞ほかが出演、監督はテレビ版の＜本広克行＞が務めています。

今夜＜２１：００＞より「ＢＳ－ＴＢＳ」にて、１９９９年に公開され、革新的な映像技術とストーリーで社会現象を巻き起こしたＳＦアクションの金字塔『マトリックス』シリーズとして、２００３年に公開されました続編『マトリックス リローデッド』・『マトリックス レボリューションズ』で３部作完結となった同シリーズの新たな物語を描いた２０２１年アメリカ製作の『原題：The Matrix Resurrections』が、邦題『マトリックス レザレクションズ』として、２０２１年１２月１７日より公開されました１８年ぶりとなるシリーズ新章の放送があります。

 

主人公「ネオ」を演じる＜キアヌ・リーブス＞が過去作と変わらず同役を担当するほか、「トリニティー」役の＜キャリー＝アン・モス＞、「ナイオビ」役の＜ジェイダ・ピンケット・スミス＞らが続投しています。

 

「ネオ」を救世主と信じ、世界の真実を伝え、彼を導く「モーフィアス」役を『アクアマン』の「ブラックマンタ」役で知られる＜ヤーヤ・アブドゥル＝マティーン２世＞、「ネオ」の宿敵「スミス」役を＜ジョナサン・グロフ＞が新たに演じ、＜ニール・パトリック・ハリス＞、＜クリスティーナ・リッチ＞が扮する新キャラクターも登場しています。

 

シリーズの生みの親であり、過去の３作品を監督している＜ラナ・ウォシャウスキー＞が引き続き監督を務めています。

今夜＜１９：００＞より「ＢＳ１２トゥエルビ」にて、１９７１年アメリカ製作の『原題：Big Jake』が、邦題『１００万ドルの血斗』として１９７１年１１月２０日より公開されました作品の放送があります。

１９０９年のテキサス。牧場主「ジェイコブ・マッキャンドルズ」が留守の間に、凶悪な盗賊の一団に牧場が襲撃され使用人とその子供を含む家族数人が殺害され息子の１人の重傷を負った上に孫が盗賊に誘拐され、身代金として１００万ドルを要求されます。

盗賊のボスには＜リチャード・ブーン＞が扮し、存在感を発揮、＜ジョン・ウェイン＞の実の息子＜パット・ウェイン＞や、孫役の＜イーサン・ウェイン＞はじめウェイン一家総動員の作品です。 最後は孫を取り戻しハッピーエンドとなりますが冒頭の盗賊が牧場を襲うシーンでは残虐なシーンもありテレビ放送ではカットされていると思います。

牧場主「ジェイコブ・マッキャンドルズ」に＜ジョン・ウェイン＞、「マーサ・マッキャンドルズ」に＜モーリン・オハラ＞、「ジョン・フェイン」に＜リチャード・ブーン＞、「ジェームズ・マッキャンドルズ」に＜パトリック・ウェイン＞、「サム・シャープノーズ」に＜ブルース・キャボット＞、「リトル・マッキンドルズ」に＜イーサン・ウェイン＞、「ジェフ・マッキンドルズ」に＜ボビー・ヴィントン＞ほかが出演、監督は＜ジョージ・シャーマン＞が務めています。

ちなみに＜ジョン・ウェイン＞の１４７本目の出演映画です。

今夜＜１８：３０＞より「ＢＳテレ東」にて、１９８０年３月１５日より公開されました『遥かなる山の呼び声』が、４Ｋデジタル修復版にて放送されます。

 

北海道を舞台に、誤って人を殺して警察に追われる男と、牧場を経営する母子の出会いと別れを描いています。監督は『男はつらいよ』シリーズの＜山田洋次＞が務めています。

 

 

「田島耕作」に＜高倉健＞、「風見民子」に＜倍賞千恵子＞、「武志」に＜吉岡秀隆＞、「勝男（民子の従弟）」に＜武田鉄矢＞、「佳代子（勝男の新妻）」に＜木ノ葉のこ＞、「田島駿一郎（耕作の実兄）」に＜鈴木瑞穂＞、「虻田太郎（北海料理「オホーツク」社長）」に＜ハナ肇＞、「近藤（人工授精師）」に＜渥美清・特別出演＞、「獣医」に＜畑正憲＞ほかが出演しています。