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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『リチャード・ジュエル』@<クリント・イーストウッド>監督

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巨匠<クリント・イーストウッド>(89)が、1996年のアトランタ爆破テロ事件の真実を描いたサスペンスドラマ『リチャード・ジュエル』が、2020年1月17日(金)から全国で公開されます。

1996年、五輪開催中のアトランタで、警備員の「リチャード・ジュエル」が、公園で不審なバッグを発見する。その中身は、無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾でした。多くの人々の命を救い一時は英雄視される「ジュエル」でしたが、その裏でFBIは「ジュエル」を第一容疑者として捜査を開始。それを現地の新聞社とテレビ局が実名報道したことで、「ジュエル」を取り巻く状況は一転します。

FBIは徹底的な捜査を行い、メディアによる連日の加熱報道で、「ジュエル」の人格は全国民の前で貶められていきます。そんな状況に異を唱えるべく、「ジュエル」と旧知の弁護士「ブライアント」が立ち上がります。「ジュエル」の母「ボビ」も息子の無実を訴え続けますが。

主人公「リチャード・ジュエル」を『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017年・監督:クレイグ・ガレスピー)の<ポール・ウォルター・ハウザー>(33)、母「ボビ」を『ミザリー』(1990年・監督 ロブ・ライナー)の<キャシー・ベイツ>(71)、弁護士「ブライアント」を 『スリー・ビルボード』 (2017年・監督:マーティン・マクドナー)の<サム・ロックウェル>(51)がそれぞれ演じています。
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『デビルズ・ソナタ』@<アンドリュー・デズモンド>監督

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非業の死を遂げた作曲家が遺した楽譜の謎に挑む女性音楽家の運命を描いたゴシックホラー映画『デビルズ・ソナタ』が、ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品として2020年1月3日に公開されます。

若き天才バイオリニスト、「ローズ」のもとに、幼い頃に生き別れた父の訃報が届きます。「ローズ」は自分の父がかつて一斉を風靡しながら突如として姿を消した作曲家「マーロウ」だと知り、遺産を整理するためフランスの田舎町へと向かいます。

古めかしい屋敷には、父が死ぬ間際に作曲していた「バイオリンソナタ作品54」という題の楽譜が残されていました。しかし楽譜には謎のシンボルがいくつも記されており、「ローズ」は屋敷の中で「何か」の存在を感じるようになります。
マネージャーの「チャールズ」と共に楽譜の謎を解き明かしていく「ローズ」でしたが、そこには血塗られた秘密が隠されていました。

ミュージカル映画 『ジャージー・ボーイズ』 (2014年・監督クリント・イーストウッド )の「フランシーヌ・ヴァリ」(17歳)役の<フレイヤ・ティングリー>(25)が「ローズ」役の主演を務め、『ブレードランナー』(1982年・監督:リドリー・スコット)の「ロイ・バッティ」役で出演、7月19日に75歳で死去した<ルトガー・ハウアー>が謎めいた作曲家「マーロウ」を演じています。

共演は『リベンジ・ガン』(2014年・監督:キース・パーマー)の<フレイヤ・ティングリー>、『スクランブル』 (2017年・監督:アントニオ・ネグレ)の<シモン・アブカリアン>、『アトミック・ブロンド』 (2017年・監督:デヴィッド・リーチ)の<ジェームズ・フォークナー>。監督は、本作が長編デビューとなる<アンドリュー・デズモンド>が務めています。
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『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』

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<エミール・クストリッツァ>が監督したドキュメンタリー『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』が、2020年3月27日(金)に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで公開されます。

南米ウルグアイの第40代大統領(2010年3月1日より2015年2月末まで)<ホセ・ムヒカ>(1935年5月20日~)を追った本作。まん丸な体と優しい瞳を持ち、収入の大半を貧しい人々に寄付した彼は、質素でありながらも心豊かな暮らしを実践して国民に愛されました。そんな<ムヒカ>を「世界でただ1人腐敗していない政治家だ」と直感した<クストリッツァ>は、2014年から<ムヒカ>の撮影を開始。大統領の任期満了までの瞬間をカメラに収めています。

<ホセ・ムヒカ>前大統領は、その質素な暮らしぶりから「世界でいちばん貧しい大統領」として知られ、2012年にブラジルのリオで行われた国連会議でのスピーチでは「世界が抱える諸問題の根源は、我々の生き方そのものにある」と説いて、世界にその名が知られるようになりました。

また、書籍『ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領』(2014年3月・角川文庫)の発売を記念して、大統領退任後の2016年4月5日から4月12日にかけて日本を訪問し、4月7日には東京外国語大学(東京都府中市)で講演会を行っています。
#ドキュメンタリー #ブログ #映画

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『虐待の証明』@<イ・ジウォン>監督

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実在の児童虐待事件をもとに、憎悪と悲哀の連鎖を壮絶な描写で描いた『虐待の照明』が、2020年1月3日より全国で公開されます。

母親から虐待を受け施設で育った「ペク・サンア」は、心に傷を抱えたまま生きていました。レイプ事件に巻き込まれた際は犯人の父親が有力者だったため、逆に彼女が刑に服すことになってしまいます。

刑事「ジャンソプ」は「サンア」を常に気にかけていましたが、彼女は出所後も荒んだ生活を続けていました。

ある日、「サンア」は夜の街の片隅で震えている少女「ジウン」と出会います。お腹を空かせた「ジウン」の身体は痣だらけで、誰かに虐待を受けているのは明らかでした。そんな「ジウン」の姿に過去の自分を重ね合わせた「サンア」は、彼女に手を差し伸べようとします。

『密偵』の<ハン・ジミン>が心に傷を負った主人公「ペク・サンア」を体当たりで演じ、第38回韓国映画評論家協会賞で主演女優賞を受賞。
『1987、ある闘いの真実』の<イ・ヒジュン>、『金子文子と朴烈』の<ペク・スジャン>、『国際市場で逢いましょう』の、チャン・ヨンナム>が共演しています。監督:は、<イ・ジウォン
>が務めています。

2018年・第31回東京国際映画祭「アジアの未来」部門では「原題:Miss Baek/ミス・ペク」のタイトルで上映されています。
#ブログ #映画 #韓国

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『フォードvsフェラーリ』@<ジェームズ・マンゴールド>監督

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、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1998年)でアカデミー脚本賞を受賞した<マット・デイモン>(49)と『ザ・ファイター』(2010年・監督:デヴィッド・O・ラッセル)でゴールデングローブ賞・ 助演男優賞アカデミー助演男優賞の<クリスチャン・ベール>(45)が初共演でダブル主演を務め、1966年の「ル・マン24時間耐久レース」で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたドラマ『フォードvsフェラーリ』が、2020年1月10日(金)に全国でロードショー公開されます。

「世界三大レース」のひとつである「ル・マン24時間耐久レース」での勝利を目指すフォード・モーター社から依頼を受けた、元レーサーのカーデザイナー「キャロル・シェルビー」は、常勝チームのフェラーリ社に勝つため、フェラーリを超える新しい車の開発と優秀なドライバーの獲得を必要としていました。

「シェルビー」は、破天荒なイギリス人レーサーの「ケン・マイルズ」に目をつけ、一部上層部からの反発を受けながらも「マイルズ」をチームに引き入れます。限られた資金と時間の中、「シェルビー」と「マイルズ」は力を合わせて数々の困難を乗り越えていきます。

熾烈な戦いが行われましたが、その後2社ともに撤退、現在フェラーリは「LM-GTE」(「ル・マン」耐久グランドツーリングカー) に参戦するプライベートチームへのマシンの提供という形で、フォードは「LM-GTE」にワークスとして復帰していますが、2019年で撤退しています。

「シェルビー」を<マット・デイモン>、「マイルズ」を<クリスチャン・ベール>がそれぞれ演じています。監督は、第90回アカデミー賞脚色賞ノミネート作品 『LOGAN ローガン』 (2017年)やカントリー・ミュージシャンの<ジョニー・キャッシュ>の伝記映画『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』(2005年)の<ジェームズ・マンゴールド>(56)が務めています。
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『続・荒野の用心棒』デジタルリマスター版公開

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『続・荒野の用心棒』デジタルリ...
『続・荒野の用心棒』(伊1966年4月6日公開)を4Kスキャンレストアしたデジタルリマスター版が、2020年1月31日より、東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開されます。

1966年9月23日に日本公開された『続・荒野の用心棒』は、<セルジオ・レオーネ>とともにマカロニウエスタンを牽引した<セルジオ・コルブッチ>の監督作。棺桶を引きずって歩く謎に満ちた流れ者のガンマン「ジャンゴ」の死闘が描かれました。

なお<クエンティン・タランティーノ>監督・脚本の『ジャンゴ 繋がれざる者』「2012年)は、第85回アカデミー賞で作品賞ほか5部門にノミネートされ、助演男優賞(クリストフ・ワルツ)と脚本賞を受賞しており、本作にオマージュを捧げています。

また『続・荒野の用心棒』で「ジャンゴ」を演じた<フランコ・ネロ>は『ジャンゴ 繋がれざる者』に「アメリゴ・バセッピィ」という端役で出演していました。
#ブログ #映画

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『音楽』@<岩井澤健治>監督

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『音楽』@<岩井澤健治>監督
『シティライツ』(2010年~2012年、モーニング・ツー、講談社、全3巻)・ 『太郎は水になりたかった』(2015年、トーチweb、リイド社、連載中)の<大橋裕之>(39)のマンガを原作とする、第43回オタワ国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ受賞のアニメ『音楽』が、2020年1月11日より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されます。

<松江哲明>(42)がプロデューサーを務めた本作は、楽器を触ったこともない不良学生たちが思い付きでバンドを組むところから始まる「ロック奇譚」。監督の<岩井澤健治>が40,000枚以上もの作画を手描きし、7年以上かけほぼ独力で制作した自主制作アニメとして完成させています。

バンド「古武術」を結成する「研二」たちの声を<坂本慎太郎>、<前野朋哉>、<芹澤興人>が担当。「研二」の同級生「亜矢」には<駒井蓮>が声を当てています。そのほか<平岩紙>、<竹中直人>、<岡村靖幸>らが声優として参加しています。

また、本作の主題歌が「ドレスコーズ」のこの映画のために書き下ろされた楽曲『ピーター・アイヴァース』が使用され、レコーディングには<志磨遼平>(37)のほか<リンダ&マーヤ>が参加しています。
#アニメ #ブログ #映画

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『眉村ちあきのすべて(仮)』公開日決定@<松浦本>

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『眉村ちあきのすべて(仮)』公...
自称「弾き語りトラックメイカーアイドル」の<眉村ちあき>(23)に密着した映画『眉村ちあきのすべて(仮)』」の劇場公開が決定しています。4月4日(土)から10日(金)にかけて東京・WHITE CINE QUINTOでレイトショー公開。全国でも順次公開されます。

『ゴッドタン』などのバラエティ番組で即興ソングが話題となり、型破りな個性で人気を博している<眉村ちあき>です。本作は、そんな彼女が出演・音楽・エグゼクティブプロデューサーを兼任したカテゴライズ不可能な映画となっています。

映画監督とミュージシャンがコラボして映画を制作する祭典、MOOSIC LAB 2019では審査員特別賞、観客賞、ベストミュージシャン賞、女優賞の4部門で受賞。また、映画『フラガール』・『春との旅』の<徳永えり>(31)、<品田誠>(27)、連続テレビ小説『まんぷく』の「立花幸 」役の<小川紗良>(23)らが出演していることも明らかになっています。

<眉村>本人は、「この映画はドキュメンタリーなんですが、きっと『眉村ちあきにしかない秘密を世に公開する』という大規模なプロジェクトなのかもしれないです」と本作を表現。

メガホンを取った<松浦本(はじめ)>は「内容は少しずつ形を変え、密着映像に飽き足らず様々なジャンルを取り込み、もし無事完成したら観客は『今自分は何を見せられているのか……?』と戸惑うような不思議なスケールのシナリオになっていきました」と制作過程を振り返っています。

#ドキュメンタリー #ブログ #映画

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『ジョジョ・ラビット』@<タイカ・ワイティティ>監督

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『ジョジョ・ラビット』@<タイ...
『マイティ・ソー バトルロイヤル』 (2017年)の<タイカ・ワイティティ>監督が第2次世界大戦時のドイツに生きる人びとの姿を、ユーモアを交えて描き、第44回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞した人間ドラマ『ジョジョ・ラビット』が、2020年1月17日(金)に全国で公開されます。

第2次世界大戦下のドイツに暮らす10歳の「ジョジョ」は、空想上の友だちである「アドルフ」の助けを借りながら、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で、立派な兵士になるために奮闘する毎日を送っていました。

しかし、訓練でウサギを殺すことができなかった「ジョジョ」は、教官から「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかいの対象となってしまいます。母親とふたりで暮らす「ジョジョ」は、ある日家の片隅に隠された小さな部屋に誰かがいることに気づいてしまいます。それは母親がこっそりと匿っていたユダヤ人の少女「エルサ」でした。

主人公の「ジョジョ」役を<ローマン・グリフィン・デイビス>、母親役を<スカーレット・ヨハンソン>、教官の「クレツェンドルフ」大尉役を<サム・ロックウェル>、少女「エルサ」を<トーマシン・マッケンジー>がそれぞれ演じ、俳優でもある<ワイティティ>監督が、「ジョジョ」の空想の友だちである「アドルフ・ヒトラー」に扮しています。
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ご冥福を祈ります<スー・リオン>さん

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ご冥福を祈ります<スー・リオン...
<スー・リオン>さんがアメリカ現地時間12月26日にロサンゼルスで死去したと『The New York Times』ほかが報じています。死因は明らかにされていません。73歳でした。

正確には「スー・ライオン(ライアン)」と発音しますが、「ライオン」だと小悪魔的で妖しい魅力(ニンフェット・妖精)のイメージに合わないため、日本ではフランス語読みの「リオン」としていました。この事を来日(1962年)した本人に確認すると「リオンでも悪くないわね」との事だったのでそのまま定着したといいます。

1946年7月10日にアメリカ・アイオワ州で生まれた<スー・リオン>は、1962年に<ウラジーミル・ナボコフ>の同名小説を<スタンリー・キューブリック>が映画化した『ロリータ』でデビュー。およそ800人の応募者の中から演技経験のなかった当時14歳の彼女を<キューブリック>が抜擢しました。<リオン>は『ロリータ』での演技が高く評価され、1963年にゴールデングローブ賞新人女優賞に輝いています。

その後は『イグアナの夜』(1964年)・『荒野の女たち』(1966年)・)、『恋とペテンと青空と』(1967年)、『トニー・ローム/殺しの追跡』(1967年)、『キャプテン・アメリカ 』(1971年)、『サイキック・マーダー/透明殺人鬼の復讐』(1976年)、『激突39台!史上最大の自動車事故/ハイウェイ・パニック』(1976年)、『クラッシュ! 』(1977年)、『エンド・オブ・ザ・ワールド/死を呼ぶエイリアン脱出計画 』(1977年)、などに出演、1980年に公開された『アリゲーター』で「NBC女性記者」役を務めたのを最後に、女優業からは遠ざかっていました。
#ブログ #女優 #映画 #訃報

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