ファルコン植物記(1059)白色の花<アマリリス>(5)【スノークイーン】
Feb
8
一瞬花姿を見て「ん?」と感じましたが、花粉で汚れる防止策として、「ユリ」のように<蕊>が切り取られているからだと分かりました。
<アマリリス>は以前まで「アマリリス属」に分類されていたのですが、現在では「ヒッペアストルム属」に入れられており、ギリシャ語の「hippeos(騎士)」または 「hippos(馬)」と「astrom(星、似る)」の合成語ですが、由来は定かではないようです。
語源的に考えますと、茎先の花径20センチもある大輪を咲かせますので、<馬のように大きい星型の花>という意味かなと解釈しています。
俳句の世界では夏の季語ですが、いまや一年中見かける時代になりました。
< 雪降るも 負けずに咲くは アマリリス > (安庵)