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原産地はトルコのアナトリア地方とされている<チューリップ>ですが、これまた園芸品種の多い植物として有名です。
日本には江戸時代後期の渡来ですが、当時はあまり人気がなく、大正時代に入り新潟市で本格的に球根栽培が行われ、今では新潟県と富山県で国内シェアーの98%を占めています。
本種はレンブラント咲き の<チューリップ>ですが、普通種(ダーウィン系)または(トライアンフ系)と呼ばれるカップ咲きの花の系統で、縞模様や絞り模様のある<チューリップ>を指します。
写真の【フレミングフィラッグ】は、白地の花弁に紫色の絞り模様の入る二色咲きで、優雅なふっくらとした花姿をしており、香りがする(トライアンフ系)の品種です。
意外なことに<生け花>などにもよく目にする<カーネーション>ですが、今迄取り上げていませんでした。
ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、南ヨーロッパおよび地中海沿岸が原産地といわれています。
古くから園芸品として扱われ、17世紀にはイギリスやオランダで品種改良が進み、日本には江戸時代初期に渡来、19世紀には現在の系統になる品種が生み出されています。
<カーネーション>の語源は諸説あり、ラテン語の「カルニス=肉色」に由来している、また、イギリスで冠を飾る花として用いられたことにより戴冠式(コロネーション)による説が有力です。
今はハウス栽培で一年を通じて供給されていますが、やはり<カーネーション>は5月の第2日曜日の「母の日」の前が、出荷の最盛期です。
昨日は、魅惑的な<ラナンキュラス>の 「マコン」 をアップしましたが、それにも劣らないゴージャスなハイブリットティーの<バラ>、【イブピアッツェ】です。
赤桃色(ローズピンク)らしく見えますが、やや紫がかった色合いが奥深さを感じさせてくれます。
1982年バガルデ国際コンクール芳香カップ賞、ジュネーブ国際コンクール金賞および芳香賞を受賞をしており、非常に濃い香りを漂わせます。
華やかさがある色合いとして、ウエディングブーケの素材としてよく使われている<バラ>です。
紙のような薄い花弁が、八重に万重に重なり合う姿が、とてもきれいな<ラナンキュラス>です。
キンポウゲ科キンポウゲ属に分類され、西アジア~ヨロッパ東南部が原産地、十字軍によりヨーロッパに持ち帰られ品種改良が進み、現代の系統は主にオランダで改良されています。
和名としては「ハナキンポウゲ(花金鳳花)」と名付けられていますが、園芸業界では一般的に<ラナンキュラス>として流通しています。
花の色は白色・赤色・黄色・桃色を主流に、紫色や緑色も見かけますが、写真の品種【マコン】のように、なんとも魅惑的な色合いに驚いてしまいます。
【ギリア】として流通しているモノには、いくつかの品種があります。
写真のように小さな5弁花の花がたくさん集まって球状になる<レプタンサ>、<レプタンサ>によく似た花の小さな<カピタータ>、一重の青紫色の5弁花に、花芯の部分が黒く目立つ<トリコロール>の3種が一般的です。
ハナシノブ科ギリア属の一年草で、北米西部・カリフォルニアやオレゴンを中心に約30種ほどが分布しています。
どれも花茎が長く伸び、切れ込みのある柔らかい印象の葉が印象的です。
独特の樹形とハート型の大きな葉が、特徴的な【フィカス・ウンベラータ】です。
熱帯アフリカ原産の常緑低木で、「インドゴムノキ」などと同じクワ科フィカス(イチジク)属に属しています。
新しい葉は色が赤みがかっており、大きく育ちますと薄緑色に変化します。
種名の「Umbellata」はラテン語で、「Umbella=日傘」を意味し、葉の広がった樹形が傘に似ていることにより、英名でも「Umbellata」です。
<松田聖子>が唄う『赤いスイートピー』が出た1982年には、赤色の<スイートピー>は存在しませんでしたが、この歌の影響でしょうか、その後園芸品種として育生されています。
マメ科レンリンソウ(ラティルス)属のつる性植物として、大きな蝶形の花をつける<スイートピー>ですが、原産地はイタリア・シシリー島です。
17世紀に発見されたときの原種は青紫色と赤紫色でしたが、ヨーロッパにおいて品種改良が進み、白色から桃色系の花弁がよく見かける色になりました。
写真の【シャーリップル】は、赤紫色の斑が入り、なんとも悩ましげな花弁の趣きです。
前日は、細い葉が掌状に伸びる<オキザリス> 「ゴールドアイランド」 を紹介しましたが、今回も一般的な三等分の葉の形ではなく、片側半分に3枚の化が付く【桃の輝き】という園芸品種です。
カタバミ科カタバミ(オキザリス)属に分類され、原産地は南アフリカです。
品種名の通り、赤紅色の花をこぼれるように咲かせ、寒さにも強く、開花時期も11~3月と長く楽しめる品種です。
花姿は、花径2センチばかりで、少し花弁が重なり合い風車のような5弁花です。
太陽が当たると花を開き、日が落ちたり雨や曇りの日には花弁を閉じる性質を持っています。
南アフリカ産の植物に多く見られる性質で、 「ベニジューム」 ・ 「ガザニア」 ・ 「マツバギク」 ・ 「デモルフォセカ」 なども同じ特性を持っています。
19世紀初頭にベルギーを中心としたヨーロッパで、室内観賞用に品種改良された常緑性「ツツジ」の総称が、【アザレア】です。
別名、「西洋ツツジ」や「オランダツツジ」と呼ばれています。
ツツジ科ツツジ属に分類され、交配親となった「ヤマツツジ」の仲間は日本を含む東アジアに約95種が自生、日本には15種が確認されています。
性質や花姿は「ツツジ」によく似ていますが、花が豪華でやや耐寒性に劣ります。
寒いこの時期鉢植えモノでよく見かけますが、促成栽培されたモノで、本来は春から初夏にかけてが開花時期に当たります。
花は一重から八重咲きまであり、花色は赤色~桃色・白色が中心です。
花が咲いていないときに初めてこの「葉」と遭遇、当初は観葉植物のひとつかなと考えていたのですが、「オキザリス」の仲間だと知り驚きました。
カタバミ科オキザリス属の多年草で、南アフリカを中心に約500種ほどが知られ、日本では約100種ほどが流通していますので、わからなくても当然かもしれません。
オキザリスの多くは、 「白詰草(クローバー)」 のように、普通は3枚の葉で構成されています。
細く伸びた葉の数も5~7枚あるようで、秋から早春にかけて黄色の花を咲かせます。
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