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安寧な一年でありますように<バラ>の 「ピース」 で幕を開けた<ファルコンン植物記>でしたが、二日目は<シンビジューム>の 「福だるま」 で開運を願いました。
お正月三が日目は、その名も<サクラ>の【ショウガツザクラ(正月桜)】です。
「ソメイヨシノ」のように一斉に花が咲かないため、全体的にチラホラと咲いていますが、樹高も5メートル程度とあまり大きくなりません。
「エドヒガンザクラ」と「マメザクラ」の自然交配種である「コヒガンザクラ(小彼岸桜)」の園芸品種に当たり、10月から4月にかけて開花します。花は白色~淡い紅色の八重咲きで寒さが厳しくなると花はなくなりますが、3月頃から再び花を咲かせます。
昨日は安寧な一年を願って<バラ>の 「ピース」 を選びましたが、三が日の二日目ということで、<シンビジューム>の縁起の良い名称の【福だるま(ラッキーグロリア)】です。
赤系の花弁でふっくらとした感じがだるまさんを連想せせるようで、1990(平成2)年の徳島県美馬市の<河野メリクロン>が作出、2002(平成14)年11月14日に第10842号の品種登録を受けています。
作出してから、株として安定するまでに12年間を要しているのに、品種改良の苦労が忍ばれる作品です。
【福だるま】は、「ラッキーレインボー」と「レッドグロリア」を交配させ、セバル・ペタルが赤桃色の地に紫赤色のぼかしや条線が入り、リップは円形で赤桃色の地に濃い紅色の楔が入ります。
今年最初の<ファルコン植物記>は、安寧な一年を願って「世界ばら会連合世界会議」で殿堂入りした最初の<バラ>【ピース】です。
世界的な名花として、ドイルでは「グロリア・ディ」、フランスでは「マダム・アントワーヌ・メイアン」、イタリアでは「ジョイア」と呼ばれ親しまれています。
本来は黄色い花弁に桃色の覆輪が入りますが、気温や日照条件などによって濃淡が変化します。
1945年に発表された<バラ>で、作出は<フランシス・メイアン>ですが、母に捧げたことにより彼の母親の名が冠されました。
第二次世界大戦の戦火により作出国のフランスでは苗がなくなり、アメリカに保存されていた苗を、<コーナンドパイル社>により平和の尊さ、平和への願いを込めて【ピース】と命名されて販売されました。
< 2014年11月30日 >
< 2014年12月31日 >
11月末に【ノキシノブ(軒忍)】の成長観察記録を掲載してから、また1カ月が過ぎました。
残念なことに11月にありました<赤矢印>の葉が、12月半ばに根元より枯れて一枚なくなってしまいました。
初期の頃の長さ5~6センチの葉は、<赤矢印>の上側にある葉のみになってしまいましたが、これも他の大きな葉を成長させるための間引き行為なのかもしれません。
一枚は枯れてしまいましたが、今月は<黄矢印>の葉が大きく成長してくれています。
気温の低い時期だけに、<黄矢印>の成長は、嬉しい誤算でしたが、新しい芽が出てこないのも少しばかり心配になります。
今年も残り少なくなりましたが、植物も少なくなり、採集するのもままならない時期です。
一年の締めくくりとして、寒い時期でも鮮やかな色合いを保ち、楽しい雰囲気を醸し出してくれている<バラ>として、【ブラスバンド】を選んでみました。。
気温の低いときの一番花は温かい橙色で、高温になる二番花は杏子色に変化する微妙なグラデーションが楽しめ、また、丸弁のカップ咲きから平咲きへと形を変え、花径10センチ前後の中輪で、花弁数は30~40枚です。
アメリカにて、1993年に<Jack E.Christensen>によって作出され、1995年の「オールアメリカンローズセレクション(AARS)」を受賞している品種です。
2009年、札幌市厚別区にある<雪印種苗開発>が販売している大輪系F1(一代交配)種の【あげは】シリーズのひとつで、「ソフトピンクウィズアイ」と呼ばれている品種です。
【あげは】シリーズは、「ホワイト」・「ホワイトダブル」・「カトレアピンク」・「ホワイトウィズアイ」などがあり、どれも蝶が優雅に舞っているような大輪の花が咲く姿は見事です。
本種は、白い花弁の中央に紅く染まった「目」がかわいらしく、凛とした清楚な雰囲気を漂わせている花姿と色合いです。
6~7月頃に強い芳香を漂わせて咲いている【クチナシ】ですが、赤黄色の実を実らせていました。
アカネ科クチナシ属の常緑低木で、花弁は基部が筒状で、先端が大きく6裂に切れ込んだ 「一重咲き」 が一般的ですが、最近は品種改良により、果実は実りませんが 「八重咲き」 の花姿も良く見かけます。
花後は秋になりますと果実を実らせますが、果実の先端に<萼片>の名残が6本、針状に飛び出した形が特徴的です。
果実は<山梔子(さんしし)>と呼ばれ漢方薬として利用され、また染料の材料や、無毒ということで「きんとん」や「たくわん」の着色剤として使われています。
【ノジギク(野路菊)】は、咲き始めのころは 白色 の<舌状花>ですが、咲き終わりには写真のように淡い赤紅色を帯びてきます。
<舌状花>の形や枚数は、個体によってかなり差がみられる品種です。
そんなこともあり、咲いている場面に遭遇しますとどうしても花の観察をしてしまいますが、花の中心にある<筒状花>の部分から<舌状花>が飛び出している変異体を見つけました。
「ヒマワリ」や「ガーベラ」なども中心部に<筒状花>を密集させていますので、またそれらの花にも見つけることができるのか、興味がわきます。
野に咲く「ボロギク」の意が和名の【ノボロギク(野襤褸菊)】で、かわいそうな名称を付けられていますが、「ボロギク」とは「サクギク」を指しています。
キク科キオン属の一年草扱いで原産地はヨーロッパ、日本では明治時代初期に渡来した帰化植物です。
茎は中空で草丈20~40センチ程度、多数分枝して株を形成、気候が合えば一年中開花していますので、「ネンガラグサ」の別名があります。
花は頭状花だけで、黄色い筒状花だけの長さ8~10ミリほどの花を多数咲かせます。
クリスマスに時期になりますと、赤色の「ポインセチア」と並んでよく目にするのが【ジャコバサボテン(蝦蛄葉サボテン)】です。
茎の節ごとに一対の突起があり、これが「シャコ(蝦蛄)」の形を連想させることが、和名の由来になっています。
サボテン科スクルンベルゲラ属の園芸品種として、ブラジルの高山に自生する原種を改良しています。
冬に咲く品種を「クリスマス・カクタス」、またデンマークで改良された大輪の花付きの良い品種群を「デンマーク・カクタス」と呼びこともあります。
写真の【ジャコバサボテン】は、① アリス ② カミーラ ③ サイバーダンサー ④ ホワイトベル という名の品種たちです。
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