『カメラを止めるな!』の<しゅはまはるみ>らによって結成された自主映画ユニット「ルネシネマ」の第4作目『瞬きまで』が、2023年8月5日より公開されます。
小説家の仕事場に持ち込まれた望遠鏡と、そこに映った向かいのマンションの光景をめぐり、小説家と望遠鏡を持ち込んだ男がそれぞれ抱える家族の問題が浮き彫りになっていくさまを描いています。
母親から虐待を受けた少女の物語『雪月花』がベストセラーとなった小説家の「朱鷺田亜美」は、ひとり息子の親権をめぐって離婚調停中でした。ある日、彼女が仕事場にしているマンションに、夜の間だけ部屋を貸してほしいという「久米山」という男が現れます。興味本位で男に部屋を貸すことにした「亜美」でした。「久米山」は夜の間、向かいのマンションを望遠鏡で覗いているようでした。そして、その望遠鏡で覗いている向かいのマンションの一室では、幼児虐待が行われていました。
「朱鷺田亜美」役に「ルネシネマ」メンバーで映画
『有り、触れた、未来』などに出演した<舞木ひと美>、望遠鏡を持ち込む男「久米山」役にインディーズから商業作品まで多数の作品で活躍する<池田良>。監督も「ルネシネマ」メンバーで第2作目の
『あらののはて』の<長谷川朋史>が務めています。