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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(44)『昆虫学者はやめられない』小松貴(新潮文庫)

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今年の読書(44)『昆虫学者は...
本書は、2018年4月に『昆虫学者はやめられない 裏山の奇人 徘徊の記』に加筆・さい編集され、2022年7月1日に文庫本として発売されています。

ファーブル昆虫記ならぬ「ファルコン昆虫記(933)」を記録している昆虫好きとしては、素通りできない一冊です。

著者は、「アイヅカコオロギ」を研究されていますが、昆虫のみならず、リスやヘビ、カラスの分野まで、幅広く生物に対しての興味が綴られています。

本書は、「研究者でない、一般の人々に身近な生物の魅力を伝えるのが目的」とされていますので、自己の体験記を通しての記述が楽しめました。

また口絵のカラー写真のこんちゅうたちや、文中にも白黒写真が添付されていますので、飽きることなく楽しめる一冊だと思います。
#ブログ #文庫本 #昆虫 #生物 #読書

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ファルコン昆虫記(933)【スカシエダシャク】

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ファルコン昆虫記(933)【ス... ファルコン昆虫記(933)【ス...
ガラス窓に留まっていたチョウ目(鱗翅目)シャクガ科 エダシャク亜科の【スカシエダシャク(透枝尺蛾)】と遭遇しました。

表側の翅模様(上段)が、強すぎる光線の関係でしょうか翅の鱗粉がなく透けて見える模様が淡い黄色になっており、分かりづらいのが残念ですが、ガラス窓という利点を生かし室内側(下段)では、逆光撮影が幸いして白い透かし部分が確認できるとおもいます。

樹木などの葉に紛れ込めば、「枯れ葉」に擬態してわかりづらくなりそうです。止まるときは前翅と後翅の間にすき間を作るようで、バンザイをしているよう形が特徴的です。
 
大きさは、開張45ミリ程度、幼虫の食草はクスノキ科(クスノキ、ヤブニッケイ、シロダモなど)の葉を好み、活動時期は4~9月ごろです。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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『食草園に誘う昆虫と植物の妙』@<村田英克>監督

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『食草園に誘う昆虫と植物の妙』...
大坂・高槻市にある「JT生命誌研究館」の活動を伝えるドキュメンタリー『食草園に誘う昆虫と植物の妙』が、2022年7月23日より公開されます。

同館で行われました企画展示「食草園が誘う昆虫と植物のかけひきの妙」にまつわる日々を、館員の目線からたどっています。「JT生命誌研究館」では、人間も含めた生きものたちの「生きている」様子を見つめ、そこから「どう生きるか」を探る「生命誌」を中心に、生命科学に関する展示や研究を行っています。

同館の屋上には、チョウの成虫が蜜を吸う花と、幼虫が好んで葉を食べる植物(食草)を育てる「食草園」と呼ばれる小さな庭があります。そこには四季を通じてさまざまな虫たちが訪れ、植物と昆虫の関わり合いのドラマを繰り広げています。

映画では、そんな生きものたちの観察を通して日常とは異なる世界を浮かび上がらせ、身近な小さな疑問を探っていくことで、さまざまな生き方への共感を生み出し、豊かな自然と、その一員としての人間の存在を描きます。

また、ファーブルの『昆虫記』(1878年~1907年・全10巻)の翻訳者<奥本大三郎>氏と<永田和宏館長>、能楽囃子方<大倉源次郎師>(人間国宝)と<中村桂子名誉館長>との対話も収録され、生きものたちの間のかけひきの妙や、人と自然との営みが紡ぎ出す世界、そして日本の自然の豊かさなどが語られています。

2015年9月12日に公開されました『水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ』(監督:藤原道夫)に続く生命誌ドキュメンタリー第2弾です。
#ドキュメンタリー #ブログ #昆虫 #映画 #植物

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ファルコン昆虫記(932)【クマゼミ】の<空蝉>(7)

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ファルコン昆虫記(932)【ク...
例年より早い「梅雨明け」でしたが、ようやくカメムシ目(半翅目)セミ科の【クマゼミ】が元気よく泣き出しています。歳時記的に取り上げてきていますが、昆虫記として<空蝉>を取り上げてきませんでしたが、蝉が泣き出す周辺では、抜け殻としての<空蝉>が目立ってきました。

観察しやすい抜け殻としては、小さい部類の「ニイニイゼミ・ツクツクボウシ・ヒグラシ」の3種類、大きい部類としては「アブラゼミ・ミンミンゼミ・クマゼミ」の3種類だと思います。

写真の抜け殻は【クマゼミ】です。大きい部類で、背中が盛り上がっている感じで見分けられます。また。おなか側の真ん中にでべそのような突起がありますので見間違えることはありません。

また「ミンミンゼミ」と「アブラゼミ」は触覚の第3番目の節の長さが、2番目の節の1.5倍と長いのが、「アブラゼミ」です。これで大型のセミの抜け殻の種類が見分けられると思います。

小さいセミで「ニイニイゼミ」は抜け殻に泥が付いていますので、これまたすぐに見分けられると思います。「ヒグラシ」は背中が盛り上がり殻に艶があります。「ツクツクボウシ」は、背中が平らで、殻に艶がありません。

各セミ共通ですが、お尻の先っぽ部分の突起が一つは「オス」で、突起が縦に2個並んでいるのが「メス」です。

この時期散歩がてらに、身近な<空蝉>の観察はいかがでしょうか。
#カメムシ目 #ブログ #半翅目 #抜け殻 #昆虫

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ファルコン昆虫記(931)【クロモンウスチャヒメシャク】

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ファルコン昆虫記(931)【ク...
シャクガ科ヒメシャク亜科の【クロモンウスチャヒメシャク】は、「コベニスジヒメシャク」「キオビベニヒメシャク」などの仲間です。

幼虫が「シャクトリムシ」として知られるシャクガ科は、日本では約880種が分類されています。

開帳約30ミリほどの小さな「蛾」です。翅は赤味を帯びた茶褐色で、後翅の表側に白点の黒い紋が1対、明瞭な茶色の小斑点が二列あり、腹部は珍しい桃色で同じく茶斑点があるという分かりやすい特徴が見て取れます。

成虫は、6月~7月と11月~1月に見られ、本州では比較的珍しい種とされ、記録は少ないようでファルコン昆虫記に記録できたことは嬉しい限りです。幼虫が何を食べているか、わかっていません。触覚が糸状ですのでメスの個体です。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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60年ぶりに確認「キイロネクイハムシ」

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発見された「キイロネクイハムシ... 発見された「キイロネクイハムシ」(画像:京都大学の曽田貞滋教授提供)
日本では絶滅したとみられていた水生昆虫「キイロネクイハムシ」を滋賀県の琵琶湖で見つけたと、京都大学の<加藤真教授>(生態学)らが発表しています。国内での確認は約60年ぶりとなるそうです。

「キイロネクイハムシ」は一生を水中だけで過ごすのが特徴で体長約4ミリ程度。酸素濃度が高く水質の良い池などに生息します。

<加藤真教授>が別の虫の研究で琵琶湖から水生の植物を持ち帰って調べたところ、「キイロネクイハムシ」の雄1匹を今年2月に発見。その後、琵琶湖の同じ場所から採取した別の植物からも雄と雌計2匹を見つけています。

「キイロネクイハムシ」は世界で初めて神奈川県で見つかり、1885年に新種として発表されていました。
#ハムシ科 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(930)【ヒメウラナミジャノメ】(12)

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ファルコン昆虫記(930)【ヒ...
翅に金環紋を持つチョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科の【ヒメウラナミジャノメ】です。

この金環蛇の目紋の数は、後翅裏に5つありますが、まれに6つから8つほど持つ個体もあり、遭遇する機会の楽しみですが、「蝶」の撮影好機は逃しがちになりますので吸い蜜行為状態以外は、すぐに飛び去りますので、蝶の向きなどの構図を気にする余裕はなく、まずは撮影というのが失敗を重ねてきた経験則です。

斜めからの構図ですが、表翅の蛇の目紋はなんとか撮影できていますが、鱗粉が剥がれた感じで痛々しい姿です。

タテハチョウ科の蝶は前脚が退化して短くなっています。そのため見た目には脚が4本で止まっているように見えますが、頭部と前の脚(中脚)の間に小さく折り畳まれた前脚があります。この前脚は歩行や掴まるためには役立ちませんが、先端に生えた感覚毛で味を感じることができ、感覚器官としての働きに特化しています。食事や産卵の直前には餌や幼虫の食草・食樹の表面に前脚を伸ばし触れる動作を行ないます。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(930)【モンシロチョウ】(21)

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ファルコン昆虫記(930)【モ...
プランターの周辺を偵察中の【モンシロチョウ】と遭遇しました。飛び方を見ていますと、どうも止まってくれそうにもなく、ダメもとで、飛翔中の姿を狙ってみました。

飛び去る前の1回だけの撮影チャンスでしたが、運よく両翅を広げている姿を捉えることができました。

コンパクトデジカメでの撮影ですが、飛翔の姿がよくわかり、葉の上などの休息状態とはまた違った生態の記録となりました。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(929)同定できない〈迷宮の蛾〉(19)

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ファルコン昆虫記(929)同定...
目新しい昆虫との出会いは心が踊りますが、その反面に種の同定作業に困難を極める場合が多いのも現実です。

今回のチョウ目(鱗翅目)の「ガ」も時間をかけて調べましたが、同定できませんでした。

左右の上翅に1カ所、金色的な環状紋が見られ、翅の端部に白いステッチ状の模様がある特徴で、見分けられると考えていましたが、わかりませんでした。

チョウ目(鱗翅目)には約16万種が分類されており、その9割ほどが「ガ」です。その中でも、全体の特徴から「カギバガ科」の一種ではないかなとみています。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(928)【クロヤマアリ】の羽アリ(オス)

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ファルコン昆虫記(928)【ク...
ハチ目(膜翅目) アリ科 ヤマアリ属 の【クロヤマアリ】の交尾の季節が到来しているようです。有翅蟻(羽アリ)を見かける機会が多くなりました。

「蟻」といえば一生懸命働き食料を運搬しているイメージがありますが、外に出て働いている働きアリは、基本的には「メス」しかいません。

「蟻」は性別の産み分けができるので、「働きアリ」を増やす場合には「メス」の蟻を生むのです。ただ、「メス」とはいっても、「働きアリ」は子供を産むことはできません。「働きアリ」は「メス」ばかりですが、「女王アリ」はもちろん「オス」の蟻も産み出します。

春になり、新しい女王を誕生させ、新しい群れを作るときにだけ、その女王と結婚させるために既存の女王アリがオスを産み出すのです。そして、この時期に生まれるのが、いわゆる「羽アリ」と呼ばれる種類のものであり、その羽アリは巣から出て飛び立ち、他の巣のアリと結婚して、新しい群れを作ることになります。

羽のついた「蟻」を見かけましたら、それは将来の「女王アリ」候補か、それと結婚するために生み出されたオスアリです。

ただ、メスの羽アリはそれから女王アリになるという宿命を背負っていますが、オスの羽アリはその時期の交尾が終われば用済みになってしまうため、オスの羽アリは1年足らずで亡くなってしまいます。
#アリ科 #ハチ目 #ブログ #昆虫

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