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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(968)【キリウジガガンボ】(3)

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ファルコン昆虫記(968)【キ...
そろそろ今年の昆虫記も終わりの時期だと思います。昨日の神戸は、最低気温「13.0度」、最高気温は「18.5度」でした。

網戸の上方に体長20ミリほどのハエ目(双翅目)ガガンボ科【キリウジガガンボ(切蛆蚊姥)】がいました。後ろ側からの撮影になりましたが、左側の前脚が欠損しているようです。

灰褐色で、翅の前縁の色が濃いガガンボで、都市周辺でも普通に見られ、水田や畑の周辺に多く分布しています。幼虫は、腐った植物や、植物の芽・若い根などを食べるので、イネ・ムギの害虫とされており、成虫は水や花の蜜を餌としています。
幼虫が腹部の途中で切ったような形をしていることから「切りウジ」の名がついています。

発生時期は年2回のようで、3月~6月と9月~11月ということで、機会があればまた遭遇できそうです。
#ハエ目 #ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(967)【セスジツユムシ】(4)

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ファルコン昆虫記(967)【セ...
ガラス窓に【セスジツユムシ】が止まっていたのですが、異常な状態でしばし観察しておりました。

白い透明の糊上の分泌物が腹部に付けています。

もしかして「産卵」状態なのかなとも思いましたが、初めて遭遇する状態で、正確な生態分析はお手上げです。

「産卵」は、枯れた気の樹皮などで行われると思うのですが、急に産気づいたのでしょうか、病気やけがでなければいいなと、判断のつかない光景に戸惑っておりました。
#バッタ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(967)【サクラアリ】

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ファルコン昆虫記(967)【サ...
白壁に留まっていました羽アリを見つけました。日本で280種以上のアリが確認されていますが、羽アリの形態はどの種もよく似ていますので種の同定は困難ですが、10月に発生ということでハチ目・アリ上科・アリ科の【サクラアリ】だと同定しました。

【サクラアリ】は体長2~5ミリほどのほかのアリに比べて小さなクロアリの仲間です。その色は全体に茶色をしていて、腹部はより淡い茶色をしています。翅はやや透明で、翅脈は褐色です。

アリは一般的にコロニー(集団)の中から一部が結婚飛行(巣別れ)、つまり繁殖のために翅を生やし巣から飛び立ちます。
中でも【サクラアリ】は、在来種である他のアリ(春~秋:種によって時期は様々)と比べ最も遅い秋から冬にかけ結婚飛行を行う種の1つです。時間帯としては午前中にみられることが多いようです。
#ハチ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(966)【イボバッタ】

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ファルコン昆虫記(966)【イ...
【セスジツユムシ】を見つけた「オクラ」の葉の上でバッタ目バッタ科の【イボバッタ(疣飛蝗)】を見つけました。和名は、前胸背面にイボ状の突起が2つあることから名づけられています。

真上から撮影しようとしたのですが、敏感に危険感じ取ったのか、強い跳躍力で飛び跳ねられ逃げられてしまいました。体色が土の色に似ているため、再度の発見はできませんでしたが、横側からの撮影はできました。

平地から山地の日当たりの良い半裸地などに生息しています。特に土が露出した場所を好むようです。体色は褐色のみで、緑色の個体は見つかっていません。

トノサマバッタ類の中では、最小の大きさで、オスで18~234ミリ、メスで28~35ミリほどです。卵で越冬、5~6月頃にかけて孵化し、約2か月の幼虫期間を経て成虫となります。
#バッタ目 #ブログ #昆虫

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今年の読書(63)『昆虫学者、奇蹟の図鑑を作る』丸山宗利(幻冬舎新書)

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今年の読書(63)『昆虫学者、...
昆虫好きとしては、名称を同定するには必携の昆虫図鑑ですが、学研から新版として『学研の図鑑LIVE昆虫 新版』の昆虫図鑑の依頼を受けた著者<丸山宗利>の依頼から図鑑完成までの奮闘が、図鑑に採用されたカラー写真と共に7章でまとめられたのが本書『昆虫学者、奇蹟の図鑑を作る』で、2022年9月30日に発行されています。

「子供たちのために死んだ虫(標本)の写真ではなく、生きたままの虫を撮って載せたい」そんな学習図鑑は今までありませんでした。目標2千種、期限は1年、撮影はプロではなく全国の昆虫愛好家が結集、しかも〈白バック〉での撮影という最高難度のプロジェクトでした。

相次ぐ問題、積み重なる疲労、ピリつく人間関係を乗り越え、ついに日本全国7千種の生体を撮影、学習図鑑史上最大となる2800種掲載の奇跡の図鑑ができあがりました。これは無謀な挑戦に命を燃やした虫好きたちの、全記録で、ワクワクしながら読み終えました。

わたしの〈ファルコン昆虫記〉は記録としてあるがままの状態で撮影していますが、飛び回る・素早く動き回る被写体に対して、生きた状態での〈白バック〉撮影は想像を超える苦労だったとおもいますが、図鑑を見る側の同定作業には素晴らしい力を発揮してくれそうです。

昆虫採集や撮影に参加した人たちのコラム欄も挿入されていて、一層の臨場感を感じさせてくれる一冊でした。

今年は『昆虫学者はやめられない』(小松貴・新潮文庫)の発行もあり、自然分野に目が向けられているのを喜んでいます。
#ブログ #図鑑 #新書 #昆虫 #読書

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ファルコン昆虫記(965)【チョウセンカマキリ】(9)

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ファルコン昆虫記(965)【チ...
今年は、カマキリ目カマキリ科「カマキリ」との遭遇が少なく、【コカマキリ】だけでしたが、この時期にようやく褐色の【チョウセンカマキリ】と出会い、目線を合わせての角度からの撮影となりました。複眼では、デジカメがどのように映っているのでしょうか。

日本には、【オオカマキリ】、【チョウセンカマキリ】、【ハラビロカマキリ】、【コカマキリ】、【ウスバカマキリ】、【ヒナカマキリ】、【ヒメカマキリ】の7種が生息していますが、体色が緑色の本種が、一般的に「カマキリ」と呼ばれています。

【チョウセンカマキリ】は田畑や原っぱ、河川敷の草原など明るくて開けた環境を好み、いろいろな昆虫をとても強力な力がある鎌足で捕まえて捕食し、そして発達した大あごで食べてしまいますが、生きているものしか食べません。

なぜ褐色になるのか、保護色だとは思いますが、諸説仮説があるようでいまだ解明されていないようです。それでも前翅の部分は必ず緑色になるようです。
#カミキリ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(963)【オオモンシロナガカメムシ】(2)

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ファルコン昆虫記(963)【オ...
以前に同定できない昆虫(63)として、ハエ目(双翅目)だと思っていましたが、今回は一番目の脚の太さと翅形状からカメムシ目(半翅目)ではとひらめくものがあり、カメムシ目ヒョウタンナガカメムシ科の昆虫の1つである【オオモンシロナガカメムシ(大紋白長亀虫)】にたどり着くことができました。この類で体長12ミリ程は大柄な方で、森林の地上に生息し、黒褐色の細長い体に前翅に大きな白い斑紋が1対あります。

出現時期は3~11月とほぼ通年にわたってみられます。森林の地表で見られ、行動は活発で、植物の実の落下したものや地下茎などから汁を吸います。腐った果実や落下種子を専門に食べる、との指摘もあるようで、昆虫の死骸や糞なども食べることがあるとか。

もっぱら地表を徘徊するもので、他のナガカメムシ類のように植物の上に登ることはほとんどないそうです。
#カメムシ目 #ブログ #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(962)オクラの葉に【セスジツユムシ】(3)

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ファルコン昆虫記(962)オク...
育てられている方には申し訳ないのですが、各植物の「葉」が食い荒らされているのは、なにがしかのチョウ目(鱗翅目)の幼虫(毛虫・イモムシ)か、草食性の昆虫がいる証拠です。

今回は、「オクラ」の葉の虫食い穴が目につき、保護色の体色のバッタ目キリギリス科ツユムシ亜科の【セスジツユムシ】が食事中だと遅れて捉えることができました。色だけでなく、翅の模様まで「オクラの葉」とよく似ているのに驚きます。

好む食草としてはツユムシの中でも多岐にわたり、キク科、ヒユ科、マメ科、ウリ科、シソ科、クワ科、ナス科などで、花卉ではクレオメやオシロイバナをよく食べています。こう見ると、「オクラ」はアオイ科トロロアオイ属ですが、家庭菜園では、結構好物にありつけそうです。
#バッタ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(961)【ヤブキリ】(11)

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ファルコン昆虫記(961)【ヤ...
一時は、林の近くの藪をよく通り、【ヤブキリ】の幼虫などの観察の機会が多くありましたが、足を悪くしてからは通る道でもなくなり、久しぶりに、バッタ目(直翅目)キリギリス科のオスの【ヤブキリ】と遭遇しました。

【ヤブキリ】の体長(頭部より羽の先まで)は、45-55ミリ前後。体色は緑が普通です。まれに全身が黒褐色になるものもいます。羽は腹端より僅かに出ています。頭頂から羽の先まで背面を貫くように褐色の筋が入ります。

一見キリギリスに似ていますが、羽をのぞいた体長はより小さめ、後肢も短めで、樹上生活に適応したコンパクトな体型をしています。反面顎や脚の棘はキリギリスより長く、より捕食に特化し、趺節も発達しています。

また夜の活動がメインとなるため触角が長いです。羽は腹部より短くなることはなく、また特に目だった模様もありません。メスの産卵管は長めで、腹部と胸部を足したぐらいの長さ。キリギリスと異なりまっすぐに伸びています。
#バッタ目 #ブログ #昆虫 #直翅目

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ファルコン昆虫記(960)【クサカゲロウ】

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ファルコン昆虫記(960)【ク...
体長10ミリほどの小さな昆虫ですが、特徴ある翅と黄緑色の体色が目立ちましたアミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科【クサカゲロウ(草蜉蝣)】です。

【ウスバカゲロウ】のように記録として2方向からの撮影を試みましたが、立体的な撮影はできませんでした。

成虫の体長は10 - 30ミリほどで、触角は糸状で体は前後に細長く、翅は水滴型で、翅脈が細かい網目状に走っており、一部の種を除き斑紋はなく透明です。前翅より後翅のほうが小さい。

主に夜行性で、灯火に集まります。【クサカゲロウ】の名については、その草色の体色や、臭いのためである(「くさ(い)」カゲロウ)とする説がありますが、成虫がくさい匂いを出すのは、日本では【ヨツボシクサカゲロウ】をはじめとするクサカゲロウ属の数種と【シロスジクサカゲロウ】および【キントキクサカゲロウ】だけであり、多くの種の成虫は悪臭は出しません。
#アミメカゲロウ目 #ブログ #昆虫 #脈翅目

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