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初夏から秋にかけて、花期の長い【アンゲロニア】です。
メキシコ~ブラジル、西インド諸島にかけて約30種が自生しています、ゴマノハグサ科アンゲロニア属の常緑多年草ですが、日本では越冬が難しく一年草扱いにされています。
ゴマノハグサ科独特の花姿で穂状に花を咲かせ、花色も、白色・紫色・青色・橙色等多彩です。
日本で流通している多くは、「アンンゲロニア:アングスティフォリア」と「アンゲロニア:サリカリフォリア」の園芸品種です。
写真の花は、この時期まで咲いていますのでやや耐寒性が強い「A:アングスティフォリア」系だと感じたのですが、自信はありません。
花の咲く種類が減る11~12月にかけて咲き出します【ヤツデ(八つ手)】の花です。
ウコギ科ヤツデ属の常緑低木として、庭木などによく使われています。
学名の<Fatsia japonica>からも分かりますが、日本原産の植物です。
葉の形が文字通り掌状ですが、7~9(奇数)に裂けていて、「8つ」に裂けることはありません。
どうして「八」になったのかは、前出の<Fatsia>の発音が、日本の古語の「八」=「ふぁち」・「ふぁつ」等に発音が似ているからとも、数が多い意味での「八」だともいわれています。
花は花径5ミリと小さく、球状の散形花序がさらに集まって大きな円錐花序を形成しています。
子供の頃は、細い竹筒に合わせて鉄の棒を仕込み、「空気鉄砲」の玉としてよくこの【ヤツデ】の実を取りに出かけたものです。
見るからに熱帯地方の花だと分かります【プロテア:マディバレッド】です。
ヤマモガシ科プロテア属の植物で、南アフリカを中心に約115種が分布しています。
南アフリカ共和国のシンボル的な植物で、国花にも指定されています。
品種名に付けられています「マディバ」というのは、マンデラ元大統領の愛称です。
また「プロテア」は、ギリシャ神話に登場する自分の意志で自由に姿を変えることできる神「プロテウス」に由来しています。
常緑の低木で、花は枝の先につきますが、総苞状に包まれたキク科の植物に見かけが似ている頭状花序で、花序自体はそれ程存在感がありませんが、赤色の総苞片が鮮やかな色彩で目を引きます。
種子から実生で育てて、開花するまで5年以上かかりますが、花径20センチを超える大きさに育ちますので、世話のやりがいがある花だと思います。
以前紹介しました 【ユートマス(トルコギキョウ)】 は、一重の花姿でした。
リンドウ科ユートマス属に分類され、1年草もしくは2年草です。
今回は、きれいな紫色の覆輪を持つ花弁で八重咲きの「海ほのか」と呼ばれている品種です。
花径7~8センチはある中大輪の大きさですが、二色の色合いが名は体を表すという言葉通りで、余分な説明は必要もなく、豪華さが見てとれます。
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大切にされているのでしょうか、陽のあたる場所に置かれた立派な大きさの【クローンコエ】の鉢植えを見つけました。
ベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物で、マダガスカル・アフリカ熱帯が原産地です。
非常に面白い形態を持つ植物で、葉の縁にレース飾りのように子芽がきれいに並びます。
この小さな子芽が地面に落ちますと、そこからまた芽が成長して大きな葉になっていきます。
別名、「子宝草」や「コダカラベンケイ」、「マザーリーフ」と呼ばれる所以です。
クーロン状態でどんどん増え、葉の肉厚な感じが「カランコエ(紅弁慶)」に似ているところから、【クローンコエ】と名がついています。
子芽が出来る仲間として、「シロベンケイソウ」や「セイロンベンケイソウ」があり、「ベンケイソウ(弁慶)」の(弁慶)は、生命力が強いところから名付けられています。
台湾料理「仙草」のママさんはユリの【カサブランカ】が大好きで、いつもカウンター席の隅に飾られています。
今宵訪問して驚きました。
なんと、黄色の花の【カサブランカ】でした。
ユリ科ユリ属の多年草ですが、日本に自生する「ヤマユリ(山百合)」と「カノコユリ(鹿の子百合」等を交配して育種された品種で、<オリエンタル・ハイブリッド>と呼ばれています。
花径15~18センチと、ユリ属の中では最大の大きさを誇ります。
白色の花弁と、橙色の雄しべが対比的な色合いで、正にユリの女王と呼ぶにふさわしい花姿ですが、黄色の品種まで出てくるとは思いませんでした。
路地裏で、立派な花を付けた【アロエ・アリスタータ】を見つけました。
南アフリカの山岳地帯に自生している、アロエ(ユリ)科アロエ属の常緑多年草です。
以前にも、同じアロエ属の 「キダチアロエ」 の花を紹介しましたが、アロエの仲間はどれも個性的な花姿だと思います。
花茎を1メートルほど伸ばしていますので、地上のロゼット状に伸びる「葉」は写し込めませんでした。
「葉」は深緑色の扁平で、先端は尾状に伸び、全体に白く細い棘状の突起で覆われています。
民間薬として紀元前20~30世紀以前から薬用として使われてきていますが、日本への渡来時期を示す記録は見当たりません。
貝原益軒が、1709(宝永6)年に著した『大和草本』に掲載されていますので、江戸時代にはすでに渡来しています。
和名では、「綾錦(あやにしき)」と名付けけられているアロエです。
【ハシカンボク(波志干木)】は、「葉」の葉脈がはっきりと目立ち 「ノボタン」 とよく似た形ですが、ノボタン科ハシカンボク属の常緑小低木種です。
原産地は日本、鹿児島や沖縄県などの亜熱帯地方に多くみられますが、比較的耐寒性はあるようです。
残念ながら、まだ蕾の状態でした。開花の時期まで待てばいいのですが、機会を逃すといつまた遭遇出来るのか分かりませんので、今回は蕾でお許しを願います。
花は1~1.5センチと小さく、桃色の4弁花です。
「ノボタン」と同様に面白い2種類の「しべ」の形状を持ち、大きい方は三日月形で4~5ミリの長さ、小型のものは2.5ミリです。
花が咲いていませんと、「葉」だけでは「ノボタン」と同じように見えますが、【ハシカンボク】の「葉」は縁にギザギザがありますので、見分けがつくと思います。
南北アメリカ(メキシコ)を原産地とする、キク科ジニア属の一年草です。
和名では、「ホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)」と呼ばれ、細長い葉が特徴的です。
「リネアリス」とはラテン語で、「細い線のように」という意味です。
花姿は「百日草」に似て頭状花がこんもりとしていますが、草丈が1メートル近くになる「百日草」と違い、株は横に広がり草丈も30センチばかりと矮性です。
「百日草」と同様に花期が長く、初夏から秋にかけて花径3~4センチばかりの花を次々と咲かせてくれますし、花色も白色・黄色・橙色・赤紅色等多彩です。
以前に紹介しました 「ジニア・ザハラ」 は、この【ジニア・リネアリス】と「百日草」との交配合種です。
知らないと、昆虫に食べられたかなとおもわせる穴がある【モンステラ・フリードヒヒスタリー】です。
サトイモ科モンステラ属の常緑つる性植物で、原産地は熱帯中央アメリカ、属としては約40種ほどが分布しています。
正式名称として覚えずらく長いので閉口しますが、一般的には「マドカズラ」で流通しています。
茎はつる性で細く、ジャングルなどの大きな木にからみつくように生息していますので、直射日光は好みません。
鮮やかな緑色の葉は小型で、側脈の間に卵形の穴があいた形状が、「マドカズラ」の所以です。
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