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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(562)赤紅色の花【モミジバゼラニウム】

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【モミジバゼラニウム】という名称からは、花の形が「モミジの葉」に似ているのかと思えそうですが、「葉」の形が「モミジの葉」に似ているので名付けられています。

フウロウソウ科ペラゴニウム属の半耐寒性常緑多年草で、原産地は南アフリカです。
赤紅色のかわいらしい花を咲かせますが、一般の「ゼラニウム」のような派手さはなく、もともとこの植物は「花」よりも「葉」を観賞する目的で栽培されているようです。

「モミジ」に似た掌状の「葉」は、真ん中が紅葉した感じの色合いを持ち、黄緑色の<覆輪>があります。

名前からは秋の開花時期かなとも思えますが、春先から秋にかけて咲き、「モミジ(カエデ)」との関連でしょうか、別名「バンクーバー」とも呼ばれています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(561)面白い形の葉【ウィリンキー】

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            < 写真をクリックしますと、大きな画面になります >

住宅街の路地裏で、りっぱな【ウィリンキー(ナガバナビカクシダ)】を見つけました。
枯れ木に寄生している姿で、たくさん茂らせていますので、住人さんにかわいがられているんだと眺めておりました。

ウラボシ科ビカクシダ属の常緑性多年草です。
以前には鉢植えでしたが、同じ仲間の 「コウモリラン」 を紹介しています。

画面を大きくしますと分かりやすいのですが、緑色の葉の基部には<外套葉>と呼ばれる茶色の基部でへばりついているのが分かると思います。

「ナガバナビカクシダ(長鼻麋角羊歯)」との和名通り、切れ込んだ葉の形が、トナカイの角を連想させます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(560)赤色の実【トベラ】(2)

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2週間ほど前に、まだ青々とした 【トベラ】 の実を見つけました。
秋晴れのいいお天気の中、同じ植え込みの前を取りますと、1個だけですが朔果がはじけて、赤い実が顔を出していました。

【トベラ】特有のネバネバとした液が絡み付いていますが、芳香性のある花に比べて、実のほうには匂いがありません。

雌雄異株ですので、雄株は花が咲き散ればただ葉だけの姿になりますが、雌株は花後のあとに実をつけ、赤色の実で楽しませてくれます。

地面から20センチほどの位置に実がなっていますので、ヒヨドリが近寄り餌として啄ばむのは、難しい場所かなと眺めておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(559)赤色の<苞>が美しい【グズマニア・マグニヒカ】

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黄色い<苞>が美しい 「アフェンドラ・ダニア」 という観葉植物と同様に、赤色の<苞>が見所の【グズマニア・マグニヒカ】です。

パイナップル科グズマニア属の常緑多年草で、熱帯アメリカ原産種を改良した園芸品種です。

グスマニア属は中型のアナナス(パイナップルの仲間の総称)で、中でもリングラータ系の園芸種(マグニヒカ)は、星状に開いた赤色の<苞>が美しい代表的な種です。
品種改良が進み、<苞>の色も赤紫色や黄色など多彩になってきています。

花は白色または黄色で、開花の寿命は短いですが、観賞部分の<苞>は数カ月は色褪せませんので、観葉植物としての楽しみは持続できます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(558)赤紫色の小さな花【千日小坊】

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初秋から初冬にかけて、花が少ない時期に咲く【千日小坊】です。
赤紫色の花序は1センチほどしかなく、草丈は60~80センチ程度です。

この花は、ヒユ科アルテルナンテラ属の常緑多年草(半耐寒性亜低木)種の「アルテルナンテラ・ポリゲンス」というペルー、エクアドルに原産する品種を改良して作られた園芸品種です。

交配合で作出したのは、愛知県一宮市の<角田ナーセリー>さんで、【千日小坊】というのは登録商標名であり、当然日本産の花ということで、英名はありません。

同じヒユ科の仲間として、 「センニチコウ(千日紅)」 や 「ストロベリー・フィールズ(いちご草)」 がありますが、似た趣きの花姿です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(557)角がある実【ツノナス】

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独特な形の果実を実らせる【ツノナス(角茄子)】は、ほとんど観賞用としての飾り付けか、生け花の材料としての切り花使いしか見たことがありませんでした。
今回、珍しく鉢植えで見かけました。

ナス科ナス属の非耐寒性低木種で、原産地のブラジルでは越冬するようですが、日本では一年草扱いになっているようです。

葉は心臓形で茎と共にするどい棘があり、花は紫色の5弁花星型に咲き、果実は黄色の卵形で角状の突起をもちます。

同じナス属の 「ワルナスビ」 と同様に、ソラニンなどのアルカロイドを含む毒性がありますので、大きな実は食べれません。

果実の形が「キツネの顔」に似ていますので、別名として和製英語ですが「フォックスフェイス」、また「キツネナス(狐茄子)」と呼ばれており、英名では「Nipplefuruit」です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(556)黄色の<一日花6-4>【コマツヨイグサ】

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ファルコン植物記(556)黄色...
何回か登場させています【コマツヨイグサ】ですが、<一日花>として朝方に <しぼんだ花姿> か、遅がけの帰宅でストロボ撮影した <花弁の色の飛んだ> 花姿ばかりで、本来の花弁としての黄色でのアップはできていませんでした。

アカバナ科マツヨイグサ属の越年草もしくは多年草として、初夏から夏にかけて咲く花ですが、まだ元気な姿を朝方見つけました。

原産地は北アメリカで、日本では1910年代に帰化植物として確認されており、日本に於いては自生種は存在していません。

花径2~3センチの4弁花で、雄しべは8本、花糸は葯の真ん中にT状についています。
柱頭は葯に囲まれて、先端は4列に分かれて伸びた形状を持ちます。

蕾もまだ見受けられますので、明日も早起きができれば、またきれいな花が楽しめそうです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(555)薄桃色の八重咲きの花【アザレア】

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ファルコン植物記(555)薄桃...
【アザレア】は、台湾原産の「タイワンツツジ」をベルギーのプラントハンターが自国に持ち帰り、「カラマツツジ」や「サツキ」などと交配合させて作りだした園芸品種です。
のちに日本に輸入されましたので、別名「西洋ツツジ」と呼ばれています。

ツツジ科ツツジ属に分類されていますが、【アザレア】は一般的に「ツツジ」全般を刺す言葉ですので、正確を記すなら<ベルギーアザレア>と呼ぶのが正しい呼び方です。

花は5弁の合弁花ですが、写真のように八重咲きも多く、桃色や赤色など多彩です。
開花は一般的には4~5月ですが、11月~2月の冬場にも咲き、また冷蔵処理にていつでも花を咲かせることができます。

植物全体に、「グラヤノトキシン」などの有毒物質がありますので要注意です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(554)白色の花【セイロンランティア】(2)

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本来は夏の暑い時期が開花時期だと思うのですが、純白の【セイロンランティア】の花に足が止まりました。

キョウチクトウ科ライティア属に分類され、原産地は名前からも分かるようにスリランカです。
スリランカの標高600メートル付近に自生しており、日本にはタイを経由してもたらされました。

高さ2メートルほどの低木種ですが、よく枝分かれして花径3センチ前後の純白の5弁花を咲かせます。
花弁の根本には、ビラビラとした細かいひだ状がありますが、これは<副花冠>が発達して物です。

キョウチクトウ科の植物は、蕾を上から見ますと花弁の巻き方が右巻きが多いのですが、なぜかこの【セイロンティア】は左巻きをしています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(553)赤い斑点がある葉【ヒポエステス・フィロスタキア】

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ファルコン植物記(553)赤い...
きれいな斑点模様を持つ【ヒポエステス・フィロスタキア】の鉢植えが、目に付きました。
きれいな「葉」を大きく写そうとしましたら、 「ホソヒラタアブ」 がホバリング中で、迷わずアブさんを中心に収めましたので、中途半端になりましたが、「葉」の面白さは見て取れるとおもいます。

キツネノゴマ科ヒポエステス属の常緑低木種で多年草ですが、日本では寒さに弱く一年草扱いにされています。
熱帯地域を中心として約40種が自生していますが、日本で流通しているのはマダガスカル原産の【ヒポエステス・フィロスタキア】の園芸品種です。

冬から春にかけて茎の上から花茎を伸ばして桃紫色の小さな花を咲かせますが、あくまでも観葉植物として「葉」の改良が主眼に置かれている植物です。

別名「葉」の斑点模様から、日本では「ソバカスソウ」と呼ばれ、英名でも「freckle face」(そばかす顔)と呼ばれています。
#園芸 #花

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