『秒速5センチメートル』@<奥山由之>監督
Sep
25
<新海誠>監督が手がけ、2007年に公開されました劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を原作とした実写映画の制作が決定、公開は2025年秋を予定しています。
<新海誠>の監督作『すずめの戸締まり』(2022年)にも参加した<松村北斗>(SixTONES)が映画初単独主演を務めます。
劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(2007年)は、『ほしのこえ』(2002年)・『雲のむこう、約束の場所』(2004年)に続く<新海誠>にとって3作目の商業公開作品で、〈新海ワールドの原点〉とされる作品です。これまで<新海誠>のアニメーションの実写映像化作品が公開されたことはなく、今回が初めてとなります。
物語の主人公は「遠野貴樹」です。小学生の頃に出会った転校生「篠原明里」と心を通わせた瑞々しい日々、小学校の卒業と同時に離ればなれになり種子島で過ごした高校生活、東京でシステムエンジニアとして働きながら漠然とした閉塞感と焦燥感を抱え過ごす30歳を手前にした青年期の、18年間にわたる人生の旅が描かれます。原作アニメーションは主人公の小中学生時代、高校生時代、会社員時代を3つの連作短編で描写した63分の作品ですが、実写映画は、約2時間の長編映画として制作されます。
実写映画の監督を務めるのは、映像監督・写真家として活動する<奥山由之>です。監督を務めたオムニバス長編映画『アット・ザ・ベンチ』の公開を、2024年11月15日に控えています。脚本は、映画『愛に乱暴』・『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』やドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の<鈴木史子>が担当しています。