《時節感慨・・今年の梅雨は。。。!》 関東地方の梅雨入り宣言があった。 梅雨ってうっとおしいのだが、今年は東海地方は早々梅雨入りした。 僕個人にとっての梅雨は、嫌いと言っては入られない。 植物観察を続けている者にとっては、梅雨期は歓迎でも在る。 この梅雨期の似合う植物と言うと、アジサイだろう。 花の開花で見ると、半世紀前ではアジサイは6月下旬から7月初めだった。 所が、今年あたりは、6月初めにはアジサイも開花していた。 気候と、植物開花。。。自然界は各所で連携している、と感慨在る。 「令和参年(皇紀2681年)6月17日、記」
《時節感慨・・呟記・・憤怒❖2021/6/16❖》 今国会の閉幕に際して、落胆・・激怒した事柄がありました。 昨今、世界の主要国は、中国の新疆ウイグル自治区等での人権侵害行為を非難。 我が日本の議会・少々動きが遅いと思っていたが、漸く動いていると感じた。 「全会一致で賛同を得ましたので、党としては明確に国会決議に対しては 断固抗議するという賛同ですね。対応していきたい」(自民党 下村博文 政調会長) 自民党の外交部会などは、新疆ウイグル自治区やチベット、内モンゴル自治区、 香港などで深刻な人権侵害が発生しているとして非難決議案を取り纏め了承した。 所が、である??? * * * (産経新聞より抜粋) 自民党は公明党と調整したうえで早い時期の採択を目指すとしていたが、 新疆ウイグル、内モンゴル両自治区などでの中国当局による 人権侵害行為の即時停止を求める国会決議案の採択は、見送った。 欧米諸国が中国の人権問題に厳しい視線を向ける中、 日本の足踏みは国際社会への誤ったメッセージとなりかねない。 全会一致を原則とする今回の決議をめぐっては、会期末が迫る中、 立憲民主党や日本維新の会、国民民主党は党内手続きを経て決議案を了承。 共産党も与党の対応を踏まえ、足並みをそろえる方向だった。 所が、所である??? 肝心の与党の調整が難航。 15日の自民、公明の会談を経ても結論には至らず、タイムリミットを迎えた。 自民党には、親中的な公明が採択に及び腰だったことが見送りの原因との声が? 一方、公明党は閉会間近まで自民から正式な交渉の呼びかけがなかったとして、 「根回し不足」(幹部)を指摘する。 13日に閉幕した先進7カ国首脳会議(G7サミット)の首脳声明では、 ウイグル自治区での人権侵害に懸念が示された。 それだけに、抑制的な内容の決議案ですら採択に持ち込めなかったという事実は今後、 与党に重くのしかかる。 秋までに行われる衆院選への影響も軽視できない。 採択見送りが、中国の強硬な振る舞いを警戒する保守層の疑念を招く可能性があるからだ。 また、与党の人権問題に関する公約が説得力を失うとの見方もある。 * * * * * 一般的に、日本では中国政府の人権侵害問題を真摯に報道している主要メディアは?? 世界のメディアや国連機関が新疆ウイグル、内モンゴル両自治区の実情を報道している。 その上で、先のG7でも中国政府に対して人権侵害を指摘していた!! これは根拠の無い、中国批判か?? そうではあるまい。確たる裏付けの上での報道と思う。 隣国のことについて、曖昧なことしか言ってこなかった日本政府・・主要報道機関。 世界中がリベラル化していると言われてる中でも、 政治思想と人権をはっきりと区別している。 是々非々の発信している国家や報道機関。対して、日本の議会や報道機関は何だ?? 拉致問題・天安門問題・慰安婦問題・徴用工問題、竹島問題・尖閣列島問題・・・。 これ等を真摯に、而して日本の立場を国内外に発信しているか、と申したい。 儒教思想に感化されていると思える隣国の人々と対峙するには、その思想を理解しないと!! 甘受したうえで、日本的 “和の文化・思想” をもっと強く主張スべきだ!?! 思想的信条よりも・・・真実に基づいた理路整然とした主張が大切であります。 ウソも1000回言い続けると真実らしく錯覚を持ってしまう。 異国に向けた我が国の態度が“憲法”である。その基本法が70年間も修正していない。 国としての“哲理”に悖ると断言しても良いと確信している。 かつて“仏教”という哲理を共有していた隣国だが、根本的にたもとを分けた現在。 我が国の態度・主張は、はっきりと主張スべきだ。 この度の“中国の新疆ウイグル自治区等での人権侵害行為”を懸念する表明!?! 国として鮮明に表明することに反対したのは、自民党の幹部であったことが報道されていない。 中国よりと言われた自民党幹事長でさえもが、批難声明に賛同していたらしい。 それを阻止したのが側近の議員であったと聞いた?? はっきりとマスコミ人たちがその点を追求しないのは、おかしくないかって疑問を持つ。 二階氏側近の林幹雄幹事長代理の行動に大いなる疑問を持つ。 而して公明党代表の 山口 那津男氏や執行部の態度に不明瞭さを持ち失望する。 こうした面々が画策する政治ありきの態度は、法治国家感覚に乖離している。 日本の伝統的精神に悖るものだ。マスメディアの報道姿勢にも不満を持つ。 人権人権って日頃より云っている人々が何も言わない・・・??不思議なことだ。 日本の伝統・・・神仏混淆的精神を今一度考えて見るべきだ(仔細は略)。 支離滅裂な文面になってしまったが、政治家不信は、大きくなるばかりだ。 「令和参年(皇紀2681年)6月16日、記」
《“面白い水辺の草!?!”❖2021/06/12❖》 ハエドクソウ(蠅毒草); 昔、褐色の粘着液を塗ったハエ取り紙というのが売られていたのを思い出す。 その粘着液が、ハエドクソウの根から取れたと聞いている。林床の暗い所で育つ野草。 和名の由来は、このような過去・歴史の上にある。今でも売っているかは??? 日本のハエドクソウはアメリカハエトリソウ の亜種(又は変種)として2品種ある。 茎高50㎝前後。葉は対生、広卵形~楕円形で基部は切形~心形、縁に粗い鋸歯がある。 枝先(茎頂)に穂状花序を出し白色~淡紅色で約6㎜の唇形花を下から順に咲かせる。 上唇は短く先が2裂し、両側がやや広く肩状になり、下唇は長くて3裂する。 萼は筒状で5歯があり背側の3歯は紅色。萼の下部に苞1個と、小苞2個がある。 ナガバハエドクソウは葉が長卵形~長惰円形、基部が楔形、葉裏の細脈が不明瞭。 花冠は、上唇が狭く、両側が肩状にならないことが多い。花期が1カ月早い。 「令和参年(皇紀2681年)6月15日、記」
《“面白い水辺の草!?!”❖2021/06/12❖》 サンカクイ(三角藺) ; サンカクイは、池沼、河岸に生える草で茎を水中泥土を横に這い節から上に花茎を伸ばす。 茎は三角形で、茎の先に長さ2~5㎝の苞が1個直立し、その脇から2~3個ずつ枝を出す。 その先端に2~3個ずつ茶褐色で卵形の小穂を付ける。 「令和参年(皇紀2681年)6月14日、記」
《“食べられない葡萄の実・・・!?!”❖2021/06/12❖》 ノブドウ(野葡萄); ノブドウは、山野に映える蔓性木本。2分岐した巻きひげで他物にからみつく。 茎は、暗紫褐色、毎年枯れるが、節の部分が膨れ基部は木質化して直径4cm位になる。 枝ははじめ粗い毛が密生するが、のちに無毛。円形の皮目が多い。巻きひげは各節からでる。 葉は互生し、長さ10㎝前後で3~5裂し無毛、裏の脈にまばらに毛が生える程度。 裂片の先は尖り縁には粗く浅い鋸歯がある。基部はハート形で裏面脈腋に疎らに毛がある。 葉腋に集散花序をつけ、花は直径3~5㎜の淡黄緑色の小さな花を多数つける。 花弁は5枚。雄蕊5個で蜜腺があり、雌しべは1個。 果実はブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して虫えいを作ることが多い。 紫色や碧色などになる果実が多く正常な果実は少ない。種子(果実)は、長さ3〜5mm。 葉が深く切れ込むものをキレハノブドウとして区別されることもある。 又、海岸近くに生えるほとんど毛がないものはテリハノブドウと呼ばれている。 類似のエビヅルは葉の裏面がクモ毛に覆われ、実が黒く熟すと甘くなり、食べられる。 ヤマブドウ や エビズル と同じブドウ科のノブドウだが、とても食べられたものではない。 「令和参年(皇紀2681年)6月13日、記」
《“森の傘・・・!?!”❖2021/06/12❖》 ヤブレガサ(破れ傘); 葉の形の面白さに比べ、花は実に地味である。 モミジガサ似だが、葉がずうっと大きい。 和名は、若葉が地上に出た時に葉がすぼめた傘の様な形、破れている様に見える事から。 茎高は、1m前後。茎葉は柄があり2〜3枚が互生し、直径は、30~50㎝の円形と大きい。 葉身は掌状に7〜9裂、更に裂片は中裂している。葉柄の基部は茎を取り巻いて抱く。 茎頂に円錐花序で多数の頭花を付け、頭花は先が5裂の約10個の白色〜淡紅色の管状花。 総苞は、長さ9~10㎜で淡緑白色で筒状、総苞片は5枚。柱頭は、開花時に反曲する。 ちなみに、モミジガサは葉柄が楯状につかず、基部の裂片が小さい。 * * * * * 森(泉の森)の植物、色々みえるが地味でも魅せる植物の花は存在する。 小さな花だけではなく、地味で見向きもされない花も在る。そんな植物に出会えた!! 「令和参年(皇紀2681年)6月12日、記」
《“モジズリ(捩摺)”という草花(花暦・_・私心)》 ネジバナ(捩花)の異名“モジズリ(捩摺)”とは不思議な呼び方だ。 芝生を好む草と思っていたのだが、今年は芝地に現れずプランターに!?! 長いこと放置してきた地表から20cmも上に茎を見せた。 亡き母が園芸種を植え、楽しんでいた場所。 両親は、色々なところより植物を移植していた。おまけに土ごと移植。 それゆえ、時折、此処に咲こうはずがない植物が姿を見せる。 “モジズリ(捩摺)”と母は呼んでいた。ネジバナという表現は、植物検索で知った。 茎が、螺旋状に 左巻き、右巻き、途中でねじれ方が変わるもの等、色々ある由。 近くで見ると、ランの花姿だ。モズジリは捩れ模様をすり付けた布の事に由。 忍草の葉を布帛に摺りつけて、もじれ乱れたような模様を染め出したもの。 また、ねじれ乱れたような模様のある石に布をあてて摺りこんで染めたものともいう。 古来、陸奥国(福島県)信夫郡から産出する絹織物の模様として知られていた由。 しのぶもじずり、しのぶずり・・・言葉は、文化だ。大切に後世に伝わってほしく希す。 * * * * * 平成十六年六月二十日に天星した母は、捩花が好きで芝地を丁寧に手入れしていた。 その後、野放図にしていた猫額庭だが、去年・今年と捩花が姿を見せた!?! 母の祥月命日の10日前に・・・!! 何か・・頭を叩かれているような、少々後ろめたい。 「令和参年(皇紀2681年)6月11日、記」
《“森の白花・・・!?!”❖2021/06/06❖》 マテバシイ(全手葉椎・・馬刀葉椎) ; ドングリの仲間だが クリ に似た花。ドングリが出来るのはカシの仲間とブナ科の仲間。 日本には17種ある由。ブナ科は落葉するものが多いが、このマテバシイは常緑。 6月に開花して翌年の秋に実が熟す。なんとも面白い生育である。 実は渋みなく、炒って食べるとスダジイ、ツブラジイと同様に食べられる(味は淡白)。 又、葉が厚く防風防火に適しよく育ち剪定にも強く神社・工場の緑化にも使われている。 幹は15m、直径60cmほどになる。樹皮は灰黒色でなめらかで縦に白い筋が入る。 春の終わりに一斉に新しい芽を伸ばす。展葉と同時に新葉の葉腋に花序をつける。 全ての頂芽から新枝葉を伸ばし花を付けるので、樹冠が一瞬で膨張した様に見える。 葉は互生し、らせん状に並び、枝先に集まる傾向がある。葉は、光沢があり厚い革質。 葉身は15cm前後、幅5cm前後の卵状楕円形、先端は短くとがり基部はくさび形で全縁。 葉柄は長さ1〜2.5cm。托葉は長さ5mmの線形で、開葉後まもなく落ちる。 雌雄同株で中央の一本に雌花だけが付き、周りを雄花の花枝が取り囲む。 6月に樹全体が黄色く見える様に花をつけ、雄花序は穂状で新枝の葉腋から上向きにつく。 雌花序は雄花序より上部の葉腋につくか、上部の雄花序の基部に雌花が付くこともある。 実はドングリ(堅果)で、長さが2~3cm、殻斗(帽子)は総苞片が瓦状(ツブツブ状)に並ぶ。 マテバシイはコナラ属と異なり一つの花軸に多くの雌花を付けるので、ドングリも穂状。 「令和参年(皇紀2681年)6月10日、記」
《“森の白花・・・!?!”❖2021/06/06❖》 クマノミズキ(熊野水木); ミズキの花とそっくりなクマノミズキ。和名由来は、三重県熊野地方に因んだもの。 幹は灰白色~灰褐色で樹高10m直径30cmほどになり、樹皮に浅い裂け目が縦に入る。 ミズキ科特有の枝の張り方で、放射状に張り出し斜上するが、新枝には稜がある。 (ミズキは枝が水平に広がり、階段状になる。また、新枝には稜がない。) 葉は対生し、枝先に集まってつく。葉身は長さ6~15㎝、幅3~7㎝の卵状長楕円形。 先は尾状に尖り、基部は広い楔形で全縁。葉の両面にT字形の伏した毛状突起がある。 葉の両面に白く短い伏毛がある。葉柄は長さ1~3㎝。 枝先に葉より高く上向きに散房花序を出し、小さな黄白色の花を密につける。 花弁は黄白色、4個つき、長さ4~5㎜。雄蕊4個、花糸は太くほとんど曲がらず花柱1個。 萼筒には白色の伏毛が密生し黄白色。花期がミズキより1か月ほど早い。 「令和参年(皇紀2681年)6月09日、記」
《“森の白花・・・!?!”❖2021/06/06❖》 シロバナシモツケ(白花下野); バラ科のシモツケの白色種。シモツケは変異種が多々ありよくわからない。 鎌倉東慶寺境内にあるシモツケには、混雜種か、花弁半分が赤の花を見たことがある。 白花種仲間にマルバシモツケ、イワシモツケ がある。シモツケは、暫く前に記した。 「令和参年(皇紀2681年)6月08日、記」