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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(92)『妖怪アパートの幽雅な日常 ⑦』香月日輪(講談社文庫)

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今年の読書(92)『妖怪アパー...
書店の棚にポツリとシリーズ「⑦」が、一冊だけありました。
講談社文庫でシリーズ7冊目だとは、それなりに人気があるのだと感じ、①~⑥は読んでいませんが、手にしてみました。

主人公は、条東商業高校2年生の<稲葉夕士>です。
両親を亡くし、一人住まいとして住んでいるアパートは「寿荘」と言いますが、別名「妖怪アパート」の名の通り、本物の妖怪や幽霊が住んでいるという設定でした。

彼は、ひょんなことから22匹の妖かしを封じた『小(プチ)ヒエロゾイコン』なる魔道書の主に選ばれ、魔術や妖魔を操る「魔書使い(ブックマスター)」という身分を持ちます。

高校生ということで、学園物の内容を絡めながら、奇妙な妖怪たちとの心温まる生活が描かれており、肩を張らずに読み終えれました。

文章中、「手首」だけの料理上手な妖怪<るり子>さんがたびたび登場、作る料理がバラエティーに富んでいておいしそうなのが気になりましたが、単行本として『妖怪アパートの幽霊な食卓 るり子さんおお料理日記』が出ているようで、そうだろうなと納得です。

全10巻のシリーズのようですが、機会があればまた続きを読んでみたいと思います。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
Commented by エメラルド
Posted at 2012-07-25 00:06

妖怪と幽霊は苦手ですが、この本の妖怪たちは怖くなさそうなので一度読んでみたいです。(^▽^)

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2012-07-26 02:44

はい、ぜんぜん怖くないですね。
主人公と同じ高校生ぐらいの子が読めば、楽しいのではないかと思いました。

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