本日のお茶菓子は、「宗家 源吉兆庵」(東京都中央区銀座7丁目)の3種類ありました「あんとろり」シリーズとして、「彩苺」 ・ 「あんとろり」 に続き最後の「栗かのこ」です。
「とろりあん」と同じ大きさの容器のなかに、<栗>のうまみを生かした「栗餡」の中に、刻まれた「栗の甘露煮」が入っていました。
名称に使用されている「かのこ」は、鹿の子は生後2年くらいの間,赤みがかったくり色の体に白い斑点が多くできます。これは保護色の意味もあるようですが、このようなまだらな現象を呈したものを一般に「鹿の子」と呼んでいますが、「栗餡」に垣間見れる<栗>の色合いを見立てての名称だと思います。
「あんとろり」のように柔らかい「こしあん」ではなく、それこそ「羊羹」に近い硬さがあり、まさに「栗羊羹」といった趣で、おいしくいただきました。
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