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今宵のビールの肴は、「肉野菜炒め」(300円)を選びました。
一般的に豚肉や鶏肉を焼きますと細菌は死滅しますが、遺伝毒性や発がん性物質の可能性がある<変異原>と呼ばれる有毒物質が増えてしまいます。
しかし豚肉に加熱した人参・モヤシ・キャベツなどを加え、コショウなどを添加することにより<変異原>は数十パーセント抑制されることが、『日本調理学会誌』にて報告がなされています。
野菜炒めは、豚肉や鶏肉を利用する理にかなった調理方法であり、簡単にできるありがたいメニューでもあります。
扉をあけますと、女性の先客さんが別々に離れて2名おられ、その間に座りました。
いつも通り「キリンビール」を頼み、ふと右側の女性を見ますと「アサヒビール」を呑んでおられました。
暫くすると、以前にもお会いした年配のご婦人が来られ、「あらっ」とお互いに挨拶、「わたしもね」と女将さんにビールの注文で、ビール党が3人並んでの食事は今回が初めての経験でした。
本日の「日替わり定食」(800円)は、<鶏のから揚げ~ネギダレかけ~>がメイン料理で、甘酢の餡がおいしくてボリュームもあり、小鉢物は<大豆とひじきと胡瓜の和え物>と<冷奴の甘味噌かけ>で、どれもビールの肴としてよく合いました。
ご馳走様のとき、「今日は女性客ばかりで、少し緊張しました」と言えば、女将さん笑っての見送りです。
配膳台に並べられた肴を眺めていますと、<えっちゃん>から「田楽があるよ」と言われ、お願いしました。
「田楽」は、白い豆腐を串に刺した形が、田植えのときに田の神を祀り方策を祈願するときに、白い袴を着け一本足の竹馬のような高足に乗って踊る『田楽法師』に似ているところから名づけられています。
「田楽」と言えば砂糖や味醂を配合し、柚子や木の芽などで香りを付けた味噌を塗って焼いた料理ですが、短気な江戸っ子は焼く時間が待てず「煮込み田楽」になり、やがてこれが「おでん」へと変化していきます。
<大根・こんにゃく・ちくわ>の「煮込み田楽」(300円)でしたが、王道の<豆腐>がないのが残念でした。
久しぶりに、【鈴ぎん:福寿】の看板商品である「出汁巻き」(250円)を頼みました。
年配客が多く、会話はどうしても健康面のことが多くなるようで、<なべさん>が 「ニラ玉」 を半分という注文をしていました。
なぜか卵は1日2個までという考え方が、普及しているようです。
コレステロール摂取量は、一日当たり100~500mgが目安だと言われているためか、卵は1個で250mgになりますので摂取量として左右する数値であるのは間違いがありません。
半面、肝臓では1000~1500mgのコレステロールが合成され、細胞膜の構成成分やホルモンの原料、神経伝達物質として使用され、コレステロール摂取量が多くなれば肝臓での合成量を減らす機能が働きます。
卵は9種類の必須アミノ酸を含んだ完全食品で、アミノ酸は体内に貯めることができませんので、大事な栄養食品です。
健康体であれば、5個や6個の卵の摂取量は気にすることはなさそうですが、そこまで食べる人も少ないかと思います。
【松屋】でのハンバーグメニューは 「鉄皿デミたまセット」 以来になりますが、お昼ご飯に「ブラウンシチューハンバーグ定食」(590円)を選びました。
大きなハンバーグで、なおかつとてもジューシー感があり、食べ応えがありました。
お皿にスプーンが添えられていましたので「ん?」とおもいましたが、このブラウンシチューの味が、これまたコクと旨みがあり、スプーンで残すことなくいただいてきました。
サラダと味噌汁がセットでの(590円)は、お得感十分の内容で、これは再訪問ありの定食です。
帰宅して、晩ご飯用にと炊飯する時間を考えますと遅くなりますので、【ほっかほっか亭】で「天丼」(390円)を買い込みました。
出来上がるまで他のメニューをチェックしていたのですが、2月3日の節分用の「恵方巻き」(400円)の予約の案内ポスターがあり、今年の恵方は「西南西」だと知りました。
廉価にもかかわらず結構天ぷらが入っており、<海老天2本・白身魚・ちくわ・いんげん>がのせられており、「天つゆ」は別についていました。
自宅で作れば(390円)では収まりそうにもなく、ありがたいメニューです。
<飲食・カラオケ「やす」>で、大好物の 「イタリアンスパゲッティ」 を肴に呑んで帰宅しようと歩いていましたら、先ほど「やす」で一緒に呑んでいた常連さんとバッタリ遭遇、「一杯おごるやん」と誘われて近くの【かよちゃん】に顔出しです。
このお店は「やす」の向かい側にあり、「やす」が満員のときに時間つぶしに利用される人が多いと聞いていたのですが、入るのは初めてでした。
見るからに居酒屋の店構えで、【かよちゃん】という店名からてっきり女将さんは年配の方かなと思っていましたが、かわいい女将さんに驚きました。
予定外の飲食でしたので、肴は大鉢に盛られていた「鶏のから揚げ」を1個だけ注文、会話も面白く明るい女将さんでしたので、「やす」の常連さんが顔出しするのも納得です。
カウンター席に座りますと、運よく目の前の大鉢が大好きな「イタリアンスパゲッティ」でしたので、「これ!!」と注文です。
<康江ママ>さん、わたしの好物だとよく御存じですので、大盛りで出してくれました。
柔らかく茹でられた麺がケチャップソースとよく絡み、ソーセージもたっぷりと入っています。
前回は2か月ぶりでしたが、今回は 半年ぶり に巡り合った「イタリアンスパゲッティ」ですので、味わいながらおいしくいただいておりました。
本日の【吉珍】の「吉珍おまかせ定食」(600円:ドリンク付き)は、<鶏肉の塩焼き>がメイン料理でした。
小鉢物は、<玉ねぎと人参のキムチ汁漬け>・<もやしの煮付け>・<切り干し大根>です。
<もやしの煮付け>が、ほんのりとした出汁の素朴な味が、意外と上品で驚きました。
<切り干し大根>は、さすが女将さんらしい家庭の味でいい塩梅でした。
食後は女将さんが、「寒いのにねぇ~」といいながら「アイスコーヒー」を出してくれました。
気にはしていませんでしたが、 <鰯と根野菜の煮物> 以来、久しぶりに「魚料理」に出会いました。
本日の「日替わり定食」(800円)は、「鯖の味噌煮」がメインで、炊き合わせの大根がいい塩梅でした。
本好きの女将さんは、図書館で一度に10冊ほど借りてくるそうです。
最近読んでいる作家を訊きますと<西加奈子>さんの名前が上がり、そういえば先週、第152回の直木賞を『サラバー』で受賞されていましたので、先見の明に感心しておりました。
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