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ビビットな色合いの 【ヤナギトウワタ】 もまだまだ咲き続けているようですが、秋色紫陽花と呼ばれる【グリーンアナベル(秋色紫陽花)】がきれいに咲き誇っていました。
夏から秋にかけて、最初は【アナベル】と呼ばれる「ライムグリーン」、そして「ホワイト」にかわり、最後は「グリーン」に変化して【グリーンアナベル】と呼ばれます。
密集して咲いている姿は、なんだか緑の柔らかい絨毯が敷き詰められている感じがして、見とれてしまいました。
ドライフラワーにも出来るようですが、さてこのお家の方、このあとどうされるのか気になるところです。
夏の盛りに咲いていますと、明るい日差しと共に活気を感じさせてくれる、ガガイモ科トウワタ属の【ヤナギトウワタ(柳唐綿)】ですが、秋らしくなってきますとなんんだか浮いた感じの色合いの花です。
ぱっと見ますと、赤い花と黄色い花が2段構えで咲いているように見える花です。
赤色の後方に反ったのが花冠(花弁)で、黄色い部分は副花冠と呼ばれる面白い形をしています。
和名は「宿根パンヤ」といいますが、種子の冠毛が白い綿に似ていますので<唐綿>(唐は外国から来た意味合いです)で、果実の形がパンヤノキに似ているところから和名が付けられました。
ガガイモ科フウセントウワタ属の花で、よく似た花に 【フウセントウワタ(風船唐綿)】 がありますが、こちらもタンポポの種のように綿状の種子が飛び散ります。
同種で【トウワタ(唐綿)】もありますが、名前通り【ヤナギトウワタ】は、「葉」の形状が「柳」の葉のように細長く、すぐに見分けがつくと思います。
10月も半ばになりましたが、まだまだ25度を超える夏日がある神戸です。
今朝がた、驚いたことに二度咲きしている【ハナズオウ(花蘇芳)】の花を見かけました。
しばらく寒い時期が続き、それ以降温かい日が続いていますので、春だと勘違いして咲き出したのかもしれません。
本来は <春先> に葉が出る前にきれいな花の塊を見せてくれる花です。
咲き終えた【ハナズオウ】の木には、もう茶色く変色した鞘がたくさん出来てぶら下がっています。鞘と花の同居、何とも不思議な光景です。
きれいな花で楽しめるのはいいことなのですが、来年も無事に咲いてくれるのかと心配になります。
絞り模様が面白い【オシロイバナ】、一日咲いてしぼんでしまう運命ですが、まだまだ元気なようで、1回目、2回目 に続いての登場です。
基調は「黄色」の【オシロイバナ】ですが、きれいな星型模様が、これまた面白く出ています。
毎日観察できれば、飽きることなく眺めているかもしれません。
「ムクゲ」がぽつりと咲いているなと思いながら通り過ぎようとしましたら、雌しべの形と葉の形が違うことに気が付きました。
5センチばかりのかわいい花、【ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)】でした。
5枚の花弁は白く、中心部は赤褐色ですので、見た目は「ムクゲ」の花によく似ています。
同じアオイ科の花ですので、似ていても不思議ではありません。
「ムクゲ」の葉は、葉全体が三裂に分かれていますが、この花の葉は、名前通りに矢羽に似た細長い形状をしています。
「モミジアオイ」 「シコンノボタン」 「トロロアオイ」 等を取り上げてきましたが、きれいな花が一日花と言うのは、何とも残念な感じです。
突然変異を起こしやすい【オシロイバナ】ですが、またまた面白い絞り模様を見せてくれていました。
以前 にも4種類をアップさせていただきましたが、今回も面白そうな4種類を記録として集めてみました。
同体の絞り模様がない(?)と言うのが興味深く、来年は定期的にこの場所に咲く【オシロイバナ】を観察して、絞り模様を集めてみようかなと考えています。
さりげなく咲いているきれいな絞り模様、足を止めて見る人がいないのが、残念です。
花壇の植え込みに、【キキョウ(桔梗)】と思われる花が咲いていました。
珍しく「白色」の花弁もあり、しばし眺めておりました。
でもなんだか変だなぁ~と感じ、よく見ますと「葉」が<対生葉序>で、本来の【桔梗】の「葉」は<互生葉序>のはずです。
広鐘形で五裂、雌しべ・雄しべ・花弁とも5枚あり、「葉」もギザギザの特徴があり、【キキョウ】の特性はほぼ満足しているのですが、「葉」の葉序が気になっています。
おそらく園芸品種だとおもいますが、どのような品種名なのかが、気になるところです。
山陽東須磨駅まで歩く途中の住宅で、見慣れない「青い花」を見つけていました。
写真に撮り、色々と調べてみたのですが、名前が分かりませんでした。
花の形状が独特で、釣鐘状でもなく、マメ形でもなくラン形でもありません。
たまに奥さまが庭仕事で出ている姿を見かけていますので、会えないかなぁと期待しておりましたら、本日願いが通じたのか庭に出ておられて、お声を掛けさせていただきました。
親切にも用事の手を止められ、お家に戻られて調べてくれました。
お友達から種をいただき、今年初めて蒔いてみたんですとのことで、【クリトリア・ブルージャック】という名称でした。
グーグルで検索してみましたら、和名が【チョウマメ(蝶豆)】というマメ科の花でした。
ありがたいことに、下の方の開花済みの花がすでに鞘の種が熟成しているのを、これまたおすそ分けしていただきました。
春蒔きだということですが、いただいた種、大事に育てたいと思います。
大手町の<Sさん>、今日はどうも御親切に、ありがとうございました。
【ピンクッション】とは、「針刺し」の意味ですが、まさに赤いまち針がたくさん針山に刺された感じの花です。
南アフリカが原産地のようですが、灼熱の太陽の下では、赤色がとても映えそうです。
花屋さんの前で足が止まりました。
白くて丸いお花があり、名札をみると【ピンポンギク】と書かれていました。
これは、一度見て、名前を聞くと忘れようがない花ですね。
本当に「ピンポン玉」のごとくまん丸ですが、大きさはテニスボール級です。
菊花展などで見かける大菊とは、趣が異なります。
品種改良もここまで来たのかと、驚きの菊の姿でした。
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