- Hashtag "#文化" returned 506 results.
ガラスのショーケースの限られた空間の中で活けるという制約がありますが、いつもながら今回も見事な佐々木房甫先生の<生け花>です。
高さの違う3種類の花器を配置、使用している植物は黄色い花を咲かせている 「サンシュユ」 の枝木一種類のみです。
自分が気にいる角度で写そうとすれはガラスに光が反射してしまい、いつもうまく取り込めないのが歯痒いのですが、これだけは仕方ありません。
先生の意図が少しでも伝わればいいのですが、ひとつの素材を生かしきる空間構成には、言葉が出ません。
中央区栄町通2丁目にあります、PHOTO GALLERY【TANTO TEMPO】にて、4月13日(土)~5月12日(日)までの期間(月・水・祝休み)、写真家<名古根美津子>さんの写真展が開催されています。
近年力を入れて制作を続けているセルフレポート作品「NEW SELF,NEW TO SELF」を中心に、新作を含めた作品が展示されていました。
作者曰く、<セルフポートレイトの中の自分から「自分とは何か」という壮大な問題の答えは本当にみつけられるのでしょうか。
自分とは、意味を求め続けるよりも、自分の意思によって想像するものだとおもいます。
その想像は、不要な自己分析や迷走から自分を解放し、可能性を広げ、「新しい自分」を見出します>
自虐的なセルフレポート、「目玉焼き=目玉」のパロディーには、笑わせていただきました。
「パンリアル美術協会」主催の展覧会で、案内はがきの事務局の住所は、愛知県豊橋市になっていました。 <in神戸>となっていますので、各地を巡っているのかもしれません。
非常にレベルの高い絵画展で、表現の多様性を感じさせてくれる作品が展示されています。
電車内の座席に座る人や出入り口に佇む乗客を描写した『日常のこと』(藤井人史)は、キャンパスではなく「発砲スチロール」が下地で、ガラスの部分はくり抜かれ、スチロールの断面が垣間見れて立体感を感じました。
金箔の太陽と月を空に配置し、山の樹木とっして頭が丸い金色の虫ピンをちりばめた『日月山水』(藤森哲朗)は、水墨の濃淡で表す山水と比べて対照的なきらびやかさで表現されています。
キャンパスだけでなく、立体的なオブジェ、組紐のバランス、ロール紙の紙遣い等、斬新な作品に見とれておりました。
府道30号線、谷町筋に面した【Nano Gallery】で、第4回目の企画展として、オリジナルのエコバックを展示する「エコバックの森」が開催されていました。
アクリル絵具、蛍光ペンなどで絵を描いたものから、アイロンプリントや刺繍など、参加アーティストの得意な手法でエコバッグに意匠を表現しています。
ギャラリー内は、森をイメージしてか大きな木を据え付け、枝にエコバッグを吊り下げるように飾られていました。
余分な飾りつけをせず、布生地のまま使用するのが本来の<エコ>ではないのかなと感じながら、描かれた図柄を眺めておりました。
前回 は、限られた展示ケースの空間を最大限に利用して、横に広がりを求める枝先の活け方でしたが、今回は垂直性を持たせた枝先のあしらいでした。
使用されている材料も、「ネコヤナギ」 ・ 「ハラン」、そして桃色の房状の花は「ネメシア」だとおもいますが、見事な均衡を保ちながら、伸びやかな空間を感じさせてくれています。
三種類と少ない材料ながら、上下左右に広がりを感じさせてくれる大きな姿に、見とれてしまいます。
神戸ハーバーランドのモザイクを会場として、「モザイカルチャー」としての動物たちがあちらこちらに置かれていました。
「モザイカルチャー」というのは、フランスの花壇づくりの伝統から発達した造園技術で、植物をデザインに従って緻密に植え込み、立体花壇を作り上げることです。
会場で見つけましたのは、<犬・熊・ライオン・カメ>さんたちです。
特に<カメ>さんの背中には、「ベンケイソウ科」の多肉植物がびっしりと植え込まれ、ここまで植え込む作業は大変だと感心してしまいました。
モザイクで開催されている屋外展示物ですので、当初は説明文を「モザイクカルチャー」かなと勘違いして読んでしまいました。
どうもフランスと結びつかずに疑問に感じておりましたら、「モザイ」だと気が付き、苦笑いです。
この<生け花>を生けられている佐々木房甫先生、最近は精力的に生け替えられているようで、新しい作品を次々と鑑賞できるのが楽しみです。
丈の長い青色の花器が使われ、「雪柳」の枝を巧みに伸ばした中心部に、黄色い「フリージア」が配置されていました。
「雪柳」の枝も、手で曲げられて加工されているとおもいますが、曲げる方向性の微妙な形で空間の広がりを感じさせる手法は、どうやら房甫先生のお得意技かなと拝見しておりました。
昨日20日(水・祝)から3月24日(日)と、会期期間は短いのですが、【神戸アートビレッジセンター】にて「素朴な立場展」(吉村宗浩絵画教室合同展)が開催されています。
案内文には、<そこに今、見えるものをただ描くだけのことなのに、なぜ、人はそこに魅かれるのだろう? それぞれの捉え方で、素直に対象と向き合うことを志した、4つの絵画教室の合同展示会です>とありました。
それぞれ年齢も職業も違うかたが、絵画教室に通われていることだとおもいますが、自由な立場での作品が会場いっぱいに展示されていました。
<西垣迪世>さんは、仕事の過労から鬱病になり亡くなられた息子さんの顔を描かれていて、たとえ裁判で労災だと認定されても、息子は戻ってこれるわけがない苦悩をにじませるタッチで、三点の肖像画を出されていました。
<石川勝孫>さんの「人生」は、階段の一段一段が虹のように塗り分けられ、人生のその時々の感情を色で表示、登り切った階段の上には寺院がそびえ建つ構図、まさに「人生」の縮図を垣間見させていただきました。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account