- Hashtag "#花" returned 2107 results.
我が家の庭は通路のような広さしかありませんが、それでも色々な植物が競い合うように根づいており、以前まで見かけなかった【ウラジロチチコグサ(裏白父子草)】が、何本か顔を出していました。
キク科ウスベニチチコグサ属の多年草で、南アメリカが原産地、昭和初期に渡来した比較的に新しい帰化植物です。
へら形の葉は濃い緑色で、表面には艶があり、葉の縁が波打つ特徴があります。
葉の裏側は、白毛が密生していますので白く見え、草姿が「チチコグサ」に似ているのが名称の由来です。
花は茎の上部に集まり花径4ミリと小さく、総蕚片は光沢のある黄緑色をしており、花が咲き終わったあとの頭花は壺形をしています。
タンポポと同じ<冠毛>で風に乗り新天地に根付きますので、我が家の【ウラジロチチコグサ】も、どこからか舞い降りてきたようです。
先だっては、 「ロベリア ホット」 の花を敷き詰めて 花の絨毯 を作られているお家に足がとましたが、今回も、多彩な【ニューギニア インパチェンス】の鉢をきれいに並べられているお家があり、様々な花色が楽しめました。
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の多年草で、温度が10度以上あれば越冬する丈夫な花です。
名称通り、ニューギニア島の亜熱帯に自生している 「インパチェンス」 の園芸品種で、本種は花径が50~70ミリと大型です。
「インパチェンス」は花壇用に良く利用されていますが、この【ニューギニア インパチェンス】は鉢物で出回るのが多いようですが、温暖地域なら地植えしても越冬出来るのではないかと見ています。
三四日前迄は、一輪だけ顔を出していた【マツバギク(松葉菊)】でしたが、今朝がた確認しますと、花径50ミリほどの大きな花が多数咲いていました。
ハマミズナ科マツバギク属の多年草の総称で、南アフリカが原産地です。
葉は断面がやや三角形になった棒状の多肉植物で松葉に似ており、咲きだす花が菊に似ている所から、【マツバギク】と名付けられています。
学名の<メセンブリアンセマム>は、ギリシャ語の「mesembria(正午) + anthemun(花)」が語源で、花は日中だけ花弁を広げて咲き、夜間には閉じてしまいます。
冬咲きの品種もあるようですが、春から夏にかけて長期間咲き続け、高温・高湿に葉非常に強い花として花色も多彩で、どの色の花もやや光沢感がある花弁をしています。
【ハルジオン】 と 【ヒメジョオン】 はともにキク科ムカシヨモギ属の草花ですので、花の形はとても良く似ており、花だけを拡大して撮影しますと、どちらがどちらなのか分からなくなります。
ブログルを見ていてくれる方から、「茎を抱くとはどういうことか、分かりやすく説明してほしい」との依頼がきました。
それぞれのコメントのときに、違いは書いていますが、まとめてみました。
標準的に【ヒメジョオン】の方が草丈は高く、花は小さく数が多く咲いています。
一番分かりやすいのは茎を折ることですが、かわいそうでお勧めしたくはありませんが、【ヒメジョオン】は茎の内部に空洞がなく、【ハルジオン】は茎の内部が空洞です。
そして茎からでる葉が【ヒメジョオン】はすぐに取りついていますが、【ハルジオン】は茎を取り込むよう(茎を抱くよう)にして葉が付いています。
ということで、同じように見える花姿の写真を左右に並べていますが、左側が【ハルジオン】で、右側が【ヒメジョオン】です。
近所では、【ドクダミ(蕺草)】が咲きだしていましたが、どうせ載せるなら我が家の庭に咲く花をと、開花するのを待っていました。
半日陰を好む傾向にありますので、我が家の庭でも、北側に生い茂っています。
ドクダミ科ドクダミ属の多年草として毎年律義に花を咲かせ、旺盛な繁殖力とイタチゴッコで、数年前より草むしりは諦めました。
開花時期は5~7月頃で、茎頂に4枚の白い花弁に似た<総苞>を広げ、棒状の花序に淡黄色の小花を密集させています。
昨日アップしました 「カシワバアジサイ」 は、<蕚>が花弁に見えて、雌しべも雄しべもない<装飾花>でしたが、この【ドクダミ】は、花弁も蕚もなく、雌しべと雄しべしかありません。
最近では八重咲きの【ドクダミ】や、葉に斑入りのあるモノが園芸品種としてあるようですが、まだ未確認です。
本日6月2日は、ブログル仲間の<地鶏屋の親父&ママ>さんのお店、地鶏屋「待久寿(まっくす)」さんが、開店7周年を迎えられます。
折角の節目でご無沙汰しておりますので、何かお祝い品をと考え、花屋さんに来ています。
財布の中身と相談しなければいけませんが、今の所<カトレア>の鉢が第一候補です。
洋ランの女王ともいわれる<カトレア>は、ラン科カトレア属の総称として、交配品種を含めて一群の植物を指していますが、花の大きさや色はかなり多彩です。
<カトレア>の名称は、この属の採集者であり最初に栽培に成功した<William Cattley>に由来しており、中南米が原産地です。
日本では、植物学者の牧野富太郎が「ヒノデラン」と命名していますが、あまり耳にすることはありません。
「ミニコチョウラン」も良さそうで目移りしてしまいますが、もうしばらく考慮して「待久寿」さんに顔出しです。
玄関脇の【イボタノキ(水蝋樹)】の花が、咲きだしています。
モクセイ科イボタノキ属の落葉低木で、冬には葉を落としてしまいますので、寂しげな玄関周りになります。
葉は対生、長さ2~5センチの楕円形をしており、枝はあまり分枝しません。
花期は5~6月、先の四裂した小さな白色の筒状の花を、総状の小枝の先に密集して咲かせ先端が垂れ下がります。
晩秋には、直径6ミリほどの楕円形で黒紫色の果実を実らせます。
イボタノキ属には7種ばかりが属し、「ネズミモチ」や「トウネズミモチ」などが同じ仲間です。
本種には「イボタロウムシ」という虫がつき、オスは白いロウ(蝋)を分泌し、このロウを熱してイボに付けるとイボが取れるということで、「疣取りの木」が転じて【イボタノキ】となったようですが、効用を確かめたことはありません。
花(蕚)は、円錐状あるいはピラミッド状につく独特な咲き方を見せてくれる【カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)】ですが、花房としては真っ直ぐの姿はあまり見受けられず、自重で枝ごとうつむいて横向きになる姿を良く見かけます。
アジサイ(ユキノシタ)科アジサイ属に分類され、原産地は北アメリカ東南部です。
葉の形が「カシワ」の葉に似ている所が名称の由来で、切り込みがあり、秋になると赤く紅葉して葉を落とす落葉低木です。
5~7月にかけて、最初は淡黄緑色から白色の花弁(蕚)になり、古くなると桃色に変化してゆきます。
<装飾花>として、花弁(蕚)だけで雄しべも雌しべもなく、八重咲きの園芸品種「スノーフレーク」や一重咲きの「スノークイン」などが、園芸品種として流通しています。
<エリカ>は、ツツジ科エリカ属として、南アフリカを中心として、ヨーロッパを含めて700種以上が分布し、園芸品種も400種を超えていますので、残念ながらこの<エリカ>の品種の特定は出来ませんでした。
葉は針葉樹のように細いのですが、その葉が見えないほど筒状の花が密集した姿です。
<エリカ>の花姿は、卵型やつぼ型、写真のような筒状型と形態は様々です。
( 興味を持たれた方は、右蘭のキーワードで <エリカ> と検索してみてください )
英語では「ヒース」、ドイツ語では「ハイデ」、日本では学名の「エリーカ」から<エリカ>と呼ばれています。
クリスマスツリーのように紡錘形の形がひと株の根元から何本か出ているようで、見事な姿に見とれておりました。
今年1月の観察当初にありました2枚の葉は、1枚目の葉が先月枯れてしまい、今月なかばには2枚目の葉も枯れてしまいました。
3枚目の葉(一番奥)と4枚目の葉(写真右側で傾いています)は、それぞれ17ミリと23ミリで、先月から成長が見られず今月も同じ葉長のままです。
今月当初に芽吹いた5枚目の葉が、葉長35ミリと急に大きく伸びてきています。
一番手前が新しい6枚目の葉に当たります。
この調子で順調に成長してくれればいいのですが、古い葉は新しい葉のために枯れてゆく運命なのかなと、心配事はつきません。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account