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昨日は朝方から雨の神戸でしたが、本日はお昼から日が射し、少し風がありますがいい小春日和です。
近所の 【ハナミズキ】 、葉の紅葉もすでに終わり枝には葉がない状態ですが、赤色の実が枝先に輝いています。
真っ青な空に映える赤色の実、鳥さんたちの眼にもよく見えていると思いますが、寄り付く気配を感じません。
落ちた実が沢山道路に散らばり、踏みつけられつぶされた無残な姿が、かわいそうでした。
気持ちよく風に揺れている【ビデンス】を見かけました。
キク科ビデンス(センダングサ)属には、233種が分類されていますが、一年草と多年草が混在しています。
日本でも、 「コセンダングサ(小栴檀草)」 を含めて6種が自生しています。
属名の【ビデンス】は、ラテン語の「2」と「歯」を意味する単語の合成語で、花後にできる実に歯のような2本の棘が出来るのが由来です。
現在栽培されているのは、主に「フェルリルフォリア種」(夏から秋に開花)と「ラヴェイス種」の2種と、その園芸品種や栽培種になります。
写真の花は、秋から冬にかけて開花する「ラヴェイス種」で、花弁は5(~8)枚で、花弁の先端が白くなる<イエローキューピット>と呼ばれる品種です。
日本では咲く季節に合わせて「ウインターコスモス」と和製英語で流通しているようですが、英名では「bur marigold(バーマリーゴールド)」でないと通じません。
和名で書けば淡い緑色になるとおもいますが、横文字で表現すれば名称通りライムグリーンとなるのでしょうねぇ。
キク科キク属の「スープレーマム(=スプレー菊)」ですが、花径10センチばかりあり、見ごたえがあります。
菊の花姿には、「大輪」・「小菊」・「ポットマム」等ありますが、「スプレーマム」は摘蕾を行わずに房咲き仕立てとした菊のことです。
1940年代にアメリカで育成されましたが、第2次世界大戦後イギリスやオランダに渡り改良され、日本には1974年頃に導入された園芸品種です。
和菊の色合いとは違う、面白い花弁(舌状花)の花姿と色合いです。
一般的に見かける 【ハナキリン(花麒麟)】 の花(苞葉)は、赤色が多いのですが、今回は白色と桃色を見かけました。
前回には、<八福神シリーズ> で、斑紋入りの花もあること知り、園芸品種の改良に驚くばかりです。
マダガスカル原産のトウダイグサ科トウダイグサ属の低木で、以前までなぜ「~キリン」と名が付く植物が、トウダイグサ属に多いのかが分かりませんでした。
その後、茎が多肉で棘が密生した形が、サボテンの「モクキリン」に似ており、花が美しいので「ハナキリン」という名称が付けられているのを知りました。
茎の先端に径1~2センチ程度の花状花の苞(=杯状花序)を、1対(2枚)で形成しています。
イエス・キリストがゴルゴダの丘で頭にかぶせられた冠はこの花だという伝説があり、英名では「Crown of thorns(茨の冠)」と呼ばれています。
キク科アスター属に分類される多年草ですが、花姿が友禅染めのように美しいので、【ユウゼンギク(友禅菊)】との名称が付いています。
名前から日本自生のキクのように思えますが、原産地は北アメリカで自生していた「アスター」が、ヨーロッパにて改良され、明治の中頃に日本にもたらされました。
八重咲きや半八重咲きもあり、また色も紫色・白色・桃色・赤色・青色と多彩です。
花径3~4センチの大きさで、密集したように花を咲かせます。
別名、「ニューヨークアスター」や「宿根アスター」、また「ミケルマスデージー」とも呼ばれています。
切り花で「アスター」として流通しているのは、一年草の「エゾギク」です。
一杯呑んだ帰り道、暗闇のなかに鮮やかな赤紅色の菊の花が目につきました。
キク科キク属の多年草、【アカバナサツマノギク】です。
名称通り、鹿児島県や熊本県、屋久島に分布する「サツマノギク」の園芸品種です。
この時期、キクの愛好家さんたちが丹精を込めて作られたそれぞれご自慢のキクの鉢を並べられる、楽しみな季節になりました。
咲く前は濃いえんじ色をしていますが、開花しますと薄い赤紅色に変化します。
花径は5センチ程度の大きさですが、赤紅色の舌状花と黄色の頭花との色合いが、華やかな花姿だと思います。
鮮やかな赤色の実の【トキワサンザシ(常盤山櫨子)】が、たわわに実っていました。
バラ科トキワサンザシ属の常緑低木で、ヨーロッパ東南部が原産地です。庭木や生け垣として、よく用いられています。
花としては初夏の5~6月頃に5弁科の白い花を、散房花序で密集させて咲きますが、花よりは秋になるこの赤い実が目立つ植物だと思います。
一般的には、中国原産の橙色の実を付ける「タチバナモドキ(橘擬)」と「ヒマラヤトキワサンザシ」を含めて<ピラカンサ>と呼んでいるのが一般的になりました。
餌の少なくなる冬期に向かい、鳥たちの絶好の餌なのですが、都会では啄ばむ姿を見る機会がないのが、残念です。
湊川公園の花壇等の植え込みでは、ボランティアの方々が、季節ごとに花の植え替えのお世話をされています。
鉢植えではよく見かけます 【観賞用トウガラシ】 が地植えされており、様々な実の色と共に、かわいい5弁の白い花が咲いていました。
【観賞用トウガラシ】は、ナス科トウガラシ属の一年草として日本では扱われてる園芸品種です。
花後に出来る実の色は、白・赤・黄・紫など多彩で、形も丸い実や細長く尖った実など変化に富んでいます。
2000年以上前から栽培され、コロンブスがスペインに伝えたことで有名ですが、日本では最も一般的な<タカノツメ>が、1500年代には栽培されています。
日本の唐辛子は、食用・観賞用を問わず<アンヌム種>を母体として、多種な園芸品種が育成されてきています。
【モミジバゼラニウム】という名称からは、花の形が「モミジの葉」に似ているのかと思えそうですが、「葉」の形が「モミジの葉」に似ているので名付けられています。
フウロウソウ科ペラゴニウム属の半耐寒性常緑多年草で、原産地は南アフリカです。
赤紅色のかわいらしい花を咲かせますが、一般の「ゼラニウム」のような派手さはなく、もともとこの植物は「花」よりも「葉」を観賞する目的で栽培されているようです。
「モミジ」に似た掌状の「葉」は、真ん中が紅葉した感じの色合いを持ち、黄緑色の<覆輪>があります。
名前からは秋の開花時期かなとも思えますが、春先から秋にかけて咲き、「モミジ(カエデ)」との関連でしょうか、別名「バンクーバー」とも呼ばれています。
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住宅街の路地裏で、りっぱな【ウィリンキー(ナガバナビカクシダ)】を見つけました。
枯れ木に寄生している姿で、たくさん茂らせていますので、住人さんにかわいがられているんだと眺めておりました。
ウラボシ科ビカクシダ属の常緑性多年草です。
以前には鉢植えでしたが、同じ仲間の 「コウモリラン」 を紹介しています。
画面を大きくしますと分かりやすいのですが、緑色の葉の基部には<外套葉>と呼ばれる茶色の基部でへばりついているのが分かると思います。
「ナガバナビカクシダ(長鼻麋角羊歯)」との和名通り、切れ込んだ葉の形が、トナカイの角を連想させます。
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