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台湾料理「仙草」のママさんはユリの【カサブランカ】が大好きで、いつもカウンター席の隅に飾られています。
今宵訪問して驚きました。
なんと、黄色の花の【カサブランカ】でした。
ユリ科ユリ属の多年草ですが、日本に自生する「ヤマユリ(山百合)」と「カノコユリ(鹿の子百合」等を交配して育種された品種で、<オリエンタル・ハイブリッド>と呼ばれています。
花径15~18センチと、ユリ属の中では最大の大きさを誇ります。
白色の花弁と、橙色の雄しべが対比的な色合いで、正にユリの女王と呼ぶにふさわしい花姿ですが、黄色の品種まで出てくるとは思いませんでした。
路地裏で、立派な花を付けた【アロエ・アリスタータ】を見つけました。
南アフリカの山岳地帯に自生している、アロエ(ユリ)科アロエ属の常緑多年草です。
以前にも、同じアロエ属の 「キダチアロエ」 の花を紹介しましたが、アロエの仲間はどれも個性的な花姿だと思います。
花茎を1メートルほど伸ばしていますので、地上のロゼット状に伸びる「葉」は写し込めませんでした。
「葉」は深緑色の扁平で、先端は尾状に伸び、全体に白く細い棘状の突起で覆われています。
民間薬として紀元前20~30世紀以前から薬用として使われてきていますが、日本への渡来時期を示す記録は見当たりません。
貝原益軒が、1709(宝永6)年に著した『大和草本』に掲載されていますので、江戸時代にはすでに渡来しています。
和名では、「綾錦(あやにしき)」と名付けけられているアロエです。
【ハシカンボク(波志干木)】は、「葉」の葉脈がはっきりと目立ち 「ノボタン」 とよく似た形ですが、ノボタン科ハシカンボク属の常緑小低木種です。
原産地は日本、鹿児島や沖縄県などの亜熱帯地方に多くみられますが、比較的耐寒性はあるようです。
残念ながら、まだ蕾の状態でした。開花の時期まで待てばいいのですが、機会を逃すといつまた遭遇出来るのか分かりませんので、今回は蕾でお許しを願います。
花は1~1.5センチと小さく、桃色の4弁花です。
「ノボタン」と同様に面白い2種類の「しべ」の形状を持ち、大きい方は三日月形で4~5ミリの長さ、小型のものは2.5ミリです。
花が咲いていませんと、「葉」だけでは「ノボタン」と同じように見えますが、【ハシカンボク】の「葉」は縁にギザギザがありますので、見分けがつくと思います。
南北アメリカ(メキシコ)を原産地とする、キク科ジニア属の一年草です。
和名では、「ホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)」と呼ばれ、細長い葉が特徴的です。
「リネアリス」とはラテン語で、「細い線のように」という意味です。
花姿は「百日草」に似て頭状花がこんもりとしていますが、草丈が1メートル近くになる「百日草」と違い、株は横に広がり草丈も30センチばかりと矮性です。
「百日草」と同様に花期が長く、初夏から秋にかけて花径3~4センチばかりの花を次々と咲かせてくれますし、花色も白色・黄色・橙色・赤紅色等多彩です。
以前に紹介しました 「ジニア・ザハラ」 は、この【ジニア・リネアリス】と「百日草」との交配合種です。
知らないと、昆虫に食べられたかなとおもわせる穴がある【モンステラ・フリードヒヒスタリー】です。
サトイモ科モンステラ属の常緑つる性植物で、原産地は熱帯中央アメリカ、属としては約40種ほどが分布しています。
正式名称として覚えずらく長いので閉口しますが、一般的には「マドカズラ」で流通しています。
茎はつる性で細く、ジャングルなどの大きな木にからみつくように生息していますので、直射日光は好みません。
鮮やかな緑色の葉は小型で、側脈の間に卵形の穴があいた形状が、「マドカズラ」の所以です。
昨日は朝方から雨の神戸でしたが、本日はお昼から日が射し、少し風がありますがいい小春日和です。
近所の 【ハナミズキ】 、葉の紅葉もすでに終わり枝には葉がない状態ですが、赤色の実が枝先に輝いています。
真っ青な空に映える赤色の実、鳥さんたちの眼にもよく見えていると思いますが、寄り付く気配を感じません。
落ちた実が沢山道路に散らばり、踏みつけられつぶされた無残な姿が、かわいそうでした。
気持ちよく風に揺れている【ビデンス】を見かけました。
キク科ビデンス(センダングサ)属には、233種が分類されていますが、一年草と多年草が混在しています。
日本でも、 「コセンダングサ(小栴檀草)」 を含めて6種が自生しています。
属名の【ビデンス】は、ラテン語の「2」と「歯」を意味する単語の合成語で、花後にできる実に歯のような2本の棘が出来るのが由来です。
現在栽培されているのは、主に「フェルリルフォリア種」(夏から秋に開花)と「ラヴェイス種」の2種と、その園芸品種や栽培種になります。
写真の花は、秋から冬にかけて開花する「ラヴェイス種」で、花弁は5(~8)枚で、花弁の先端が白くなる<イエローキューピット>と呼ばれる品種です。
日本では咲く季節に合わせて「ウインターコスモス」と和製英語で流通しているようですが、英名では「bur marigold(バーマリーゴールド)」でないと通じません。
和名で書けば淡い緑色になるとおもいますが、横文字で表現すれば名称通りライムグリーンとなるのでしょうねぇ。
キク科キク属の「スープレーマム(=スプレー菊)」ですが、花径10センチばかりあり、見ごたえがあります。
菊の花姿には、「大輪」・「小菊」・「ポットマム」等ありますが、「スプレーマム」は摘蕾を行わずに房咲き仕立てとした菊のことです。
1940年代にアメリカで育成されましたが、第2次世界大戦後イギリスやオランダに渡り改良され、日本には1974年頃に導入された園芸品種です。
和菊の色合いとは違う、面白い花弁(舌状花)の花姿と色合いです。
一般的に見かける 【ハナキリン(花麒麟)】 の花(苞葉)は、赤色が多いのですが、今回は白色と桃色を見かけました。
前回には、<八福神シリーズ> で、斑紋入りの花もあること知り、園芸品種の改良に驚くばかりです。
マダガスカル原産のトウダイグサ科トウダイグサ属の低木で、以前までなぜ「~キリン」と名が付く植物が、トウダイグサ属に多いのかが分かりませんでした。
その後、茎が多肉で棘が密生した形が、サボテンの「モクキリン」に似ており、花が美しいので「ハナキリン」という名称が付けられているのを知りました。
茎の先端に径1~2センチ程度の花状花の苞(=杯状花序)を、1対(2枚)で形成しています。
イエス・キリストがゴルゴダの丘で頭にかぶせられた冠はこの花だという伝説があり、英名では「Crown of thorns(茨の冠)」と呼ばれています。
キク科アスター属に分類される多年草ですが、花姿が友禅染めのように美しいので、【ユウゼンギク(友禅菊)】との名称が付いています。
名前から日本自生のキクのように思えますが、原産地は北アメリカで自生していた「アスター」が、ヨーロッパにて改良され、明治の中頃に日本にもたらされました。
八重咲きや半八重咲きもあり、また色も紫色・白色・桃色・赤色・青色と多彩です。
花径3~4センチの大きさで、密集したように花を咲かせます。
別名、「ニューヨークアスター」や「宿根アスター」、また「ミケルマスデージー」とも呼ばれています。
切り花で「アスター」として流通しているのは、一年草の「エゾギク」です。
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