- Hashtag "#花" returned 2107 results.
一目見たときには、 「ブラシノキ」 (フトモモ科ブラシノキ属)の色違い品種かと思いましたが、よく見ると穂の形状が違います。
原産地はオーストラリア東部で、ヤマモモガ科バンクシア属の植物です。
オーストラリア特有の植物で約80種ほどが分布しており、現地では誰もが知る植物のひとつです。
属名の「バンクシア」は、キャプテンクックに同行した18世紀の植物学者ジョセフ・バンクスに因んで名づけられました。
筒のような形状の部分は、数百から数千に及ぶ花の集合体で、普段は「ブラシノキ」と同様、種子はこのままの状態ですが、山火事により温度が高温になった時に種子を弾き飛ばす生態を持ちます。
かわいがられている持ち主から、種子を採集する<裏技>を教えていただきました。
なんと「オーブン」で穂を焼いて、火事場の状況と勘違いさせるそうです。
名前の通り、【フランネルフラワー】の細かい毛が密生する花の手触りは、まさしく軽やかな毛織物のフランネルの感触に似ています。
セリ科アクチノータス属の常緑多年草で、原産地のオーストラリアを中心に15種ほどあります。
現在の日本で流通しているのは、<ヘリアンティ種>のみで、花弁の鼻先に淡緑色の色がある白い花を咲かせます。
灰緑色の葉も、趣きがある色合いで、楽しませてくれます。
原種は草丈が70センチ程度になり、鉢植えにはむかずに切り花として使われていたようですが、最近は草丈のあまり高くならない矮性の改良品種「フェラリーホワイト」が出回り、街中でもよく見かけるようになりました。
もう<ツツジ>の季節も終わりでしょうか、花が散り出してきています。
なんとかもうひと組み、 <ツツジ>(2) に続いて絞り模様の白色の花を集めることができました。
今回は、少し似た右上の位置に絞り模様が出ているようですが、その場所が細胞分裂がしやすいのかもしれません。
どの時点で、遺伝子情報の<トランスポゾン>がはずれるのか、はずれやすいのか、興味があるところですが、素人の世界では追求できない分野のようです。
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の植物で、原産地はアフリカのタンザニア~モザンビークにかけて海抜1800メートル以上の高山地帯にかけて分布しています。
別名、原産地により「アフリカホウセンンカ」と呼ばれています。
ラテン後の「impatient=我慢できない」が語源ですが、種子が熟しますと勢いよくはじき飛ぶ姿から名づけられました。
パステルカラーの淡い色合いの花を咲かせ、花の開花時期が長いので好まれている品種です。
葉の色合いも独特で色濃く、よく枝分かれして茂り、枝先に次々と咲かせるパステルカラーの花弁との対比が楽しめます。
舗道の植え込みに、【モモイロヒルザキツキミソウ】が密集して咲いていました。
アカバナ科マツヨイグサ属の花で、大正時代に渡来、北アメリカ原産の帰化植物です。
当初は観賞用でしたが、強い生命力で野生化しているようです。
「ヒルザキツキミソウ」は白色の花弁で、しぼむと桃色になりますが、咲いているときから桃色をしているのが、この花です。
また、「ツキミソウ」は昼間しぼむのに対して、昼間に咲いているのが「ヒルザキツキミソウ」で、色と開花時間からこの長い名称が付けられています。
花径は2センチ程度で花弁の基部は黄色く、雄しべは8本、雌しべの先端は4つに分かれています。
蕾のときには垂れた形ですが、開花前になりますと、花の後ろに見えていますように蕾を立ち上げる、面白い形態を見せてくれます。
四季咲き性の【ゼラニューム】ですので、日当たりが良ければ冬場でも花を咲かせています。
原産地は南アフリカ、フウロウソウ科テンジクアオイ属の常緑多年草です。
ヨーロッパでは一般的な花として親しまれ、「右手にパンを持ったら、左手にはゼラニューム」という諺があるようで、ゼラニュームは心の糧、もしくは愛する人への愛情を表しています。
和名では、「テンジクアオイ(天竺葵)」と呼ばれ、江戸時代にオランダから渡来しました。
イスラム教では、預言者マホメットの得を讃えるために、アラーの神が創造したと言われている花です。
イギリスの19世紀、ビクトリア朝時代に庭園の主役として人気があり、大論から小輪、極小輪、バラに似た八重咲きと花姿も多様で、葉自体も丸く個性的ですが、斑入りや模様が入る楽しみがあります。
<アベニーダ>、桃色の地に鮮やかな赤色の斑模様が入り、目を楽しませてくれる品種だと思います。
よく見かける 【タツナミソウ(立浪草)】 は「淡紫~青色」ですが、路傍に咲く「白色」の【タツナミソウ】を見つけました。
シソ科特有の口唇形をした花が、逆立つ白波の波頭のように見えますが、「紫色」と「白色」とでは、随分とイメージが違うようです。
草丈も低く、気にされない場所での開花ですが、日の当たる方向に向かって咲いている姿は、かわいい花だと思います。
赤紅色の 「ボロニア:オージースター」 を紹介しましたが、赤紅色とは対照的な白色の清楚な【ボロニア:ホワイトドレス】を見つけました。
花径1センチばかりですが、咲き誇る姿は、見ていて飽きません。
ミカン科ボロニア属の植物ですが、ミカン科らしく、葉をさわりますと、ミカンの香りが漂います。
開花する前の、丸いつぼみも、かわいらしい花です。
日本原産の耐寒性落葉低木種の「ウツギ」は、ユキノシタ科ウツギ属の植物です。
伸びた茎の先に白い清楚な花を穂状に咲かせます。
花径も数ミリと小さいので、本来の「ウツギ」に対して、【ヒメウツギ(姫空木)】と言われる所以です。
低木ですので、樹高は高くても1メートル程度にしかなりません。
雄しべは10本あり、花糸には角状の翼を持つ特徴がみれます。
茎が中空のために「空木(ウツギ)」と呼ばれ、「卯の花」は、「ウ(=ウツギ)の花」の略称名ですあり、また旧暦の卯月(4月)に咲き出しますから、「卯の花」とも呼ばれているようです。
鉢植えで咲いておりましたが、こんもりとした株姿で、白い小さな花が一杯でした。
原産地のチリに約10種程度が分布する、ナス科シザンサス属の植物です。
葉は羽根状に細かく裂けて、ニンジンの葉を思わせる形をしています。
花径は3センチ前後で花弁は縁からいくつかに裂け、たくさんの花が咲き誇る姿は、蝶が群れているようで、別名「コチョウソウ(胡蝶草)」と呼ばれています。
花序は円錐形で総状に花を付けていき、花の色も赤・紫・白・藤色等多彩で、花の中心に黄色や茶色の虎斑模様や斑点がはいる品種が多く、色合い豊かな表情の花だと思います。
属名のシザンサスは、ギリシャ語の「スキゾ=裂ける」と「アンサス=花」からなり、花弁の縁がさけることに因んでいます。
英名も「バタフライ・フラワー」で、納得でき覚えやすい名称です。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account