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アカシアと名のつく仲間は、南半球の熱帯から亜熱帯に多数分布しています。
この【ギンヨウアカシア】は、オーストラリア南東部原産で、マメ科(ネムノキ科)アカシア属に分類されている、常緑性小高木種です。
駅までの途中のお家で、ブロック塀からはみ出した枝が、小さな黄色い花を密集させる総状花序で、枝垂れ咲いていました。
銀色がかった色の葉をしていますので、「銀葉アカシア」と呼ばれる所以です。
別名、「ミモザアカシア」とも呼ばれています。<ミモザ>にはふたつあり、ひとつは学名そのものの「ミモザ」と称するブラジル原産の「オジギソウ」とか「ネムリソウ」とか言われている植物で、夏から秋のか開花で、俳句の季語として「夏」です。
春の花の盛りには、木々全体が真っ黄色くなりますので、壮観な眺めを見せてくれます。
よく似た花に「房アカシア」がありますが、こちらの方が「葉」の長さが長いとこいうことでしか、見分ける方法がないようです。
神戸ハーバーランドにあります「キャナルガーデン」の大きな植木鉢に、【ナスタチューム(キンレンカ)】が植え込まれていました。
6~7センチほどある大きな花径ですし、面白い特徴の花弁ですので、良く目立ちます。
原産地は南アメリカのペルーで、イギリスに渡り、日本には江戸末期に渡来しています。
ノウゼンハレン科キンレンカ属に分類され、和名では花が黄金色で、葉がハスの葉に似ているので「金蓮花」と表示されています。
花は黄色以外にも、橙色・赤色・白色・サーモンピンク等あり、八重咲・万重咲きもあるようですが、花弁が枝状に分散しているこの一重咲きの形が一番面白いと思います。
ハーブとして、花や葉にはビタミンCや鉄分が多く、観賞用としてだけではなく、クレソンに似た辛味のある味が好まれています。
果実も、すりおろして薬味として使われている優れ物ですが、枯れてしぼんだ花は、みすぼらしくて残念です。
「ツタバウンラン」 や 「キンギョソウ」 と同じゴマノハグサ科の耐寒多年草で、南アフリカ原産の花です。
ビビットとな色合いを見せてくれます一年草の 「ネメシア」 とは対照的に、多年草(宿根ネメシア)は、淡い色合いの花弁が人気の園芸品種です。
丈夫な花で、うまく切り戻しをすれば年中かわいい花が楽しめますので、園芸好きな人には嬉しい花だと思います。
朝方シャワーを浴びていますと、開けた窓を通して、ようやく我が家の庭の【ツルニチニチソウ(蔓日々草)】が、咲きだしているのに気がつきました。
北側に植えておりますが、日陰にも強く耐寒性があり、毎年たくさんの花で楽しませてくれています。
原産地は地中海沿岸、キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の常緑つる性低木種です。
花の形が「ニチニチソウ」に似ていますが、花は青紫色で筒状をしています。筒の先端が割けていますので、上からだけを見ますと5弁花と見間違えてしまいます。
花の中心には五角形の突起物があり、その内側には毛が生えている面白い形状を持っています。
我が家の【ツルニチニチソウ】は、「緑葉」ですが、最近の園芸店では「斑入り葉」の方が多く見受けられます。花付きは、「緑葉」の方が数多く咲くようです。
近所にありましたゴルフの打ちっぱなし練習場の周りに咲いていて、通勤時に楽しんでおりました。数年前、分譲住宅に替わる造成工事の際、二株ほど持ち帰り庭の隅に植えました。
以後蔓が伸び繁殖を続け、我が家の小さな庭を、占領し始めています。
月曜日に続き、本日も「二級・木造建築士試験」の受験申込受付審査を担当します。
受付会場はJR元町駅山側にあります「私学会館」ですが、1階に欧風料理 「ハナワグリル」 があります。お店の玄関の前で、<ハーブ>を育てられています。
【ローズマリー】が、きれいな花を咲かせていました。
パセリやタイム、コリアンダー、レモングラス等のハーブ類が、丁寧に植えられています。
お店の料理用に育てられているのか、レストランらしさを出すために飾られているのか、どちらとは分かりませんが、面白い演出です。
原産地は地中海沿岸、シソ科マンネンロウ属の常緑性低木です。
カレーやポトフのスパイスとして利用されますが、集中力・記憶力を高めるハーブとしてもよく知られており、花言葉も「記憶」です。
株も、立性と横に広がるほふく性があり、青~紫色の花がほとんどですが、白色や桃色の花も見受けられます。
花も食用にできますが、食べると記憶力がよくなるかどうか、試してみたくなる色合いです。
別名は「マンネンロウ」で、漢字表記は「迷迭香」と書き、これは中国語の表記と同じです。
JR元町駅山側、鯉川筋にベルギー料理店があり、その店先に置かれているコンテナガーデンに植え込まれていました。
キク科キク属の耐寒性多年草ですが、名の通りドイツで開発された花径4~5センチの小菊で、非常に丈夫で育てやすい品種です。
白色や黄色の清楚な菊のイメージを覆すような深紅色の花輪、小菊といえども、貫禄十分な姿を見せてくれています。
兵庫区新開地5丁目に「神戸アートビレッジセンター」という、<ホール・シアター・ギャラリー>等を兼ね備えた複合施設があり、たまに展覧会等に出向きます。
玄関の自動扉の横に、みごとな赤色と赤桃色の<球根ベゴニア>が二鉢置かれていました。
<球根ベゴニア>は、「木立性ベゴニア」「根茎性ベゴニア」「レックスベゴニア」等に分類されているひとつとして、アンデス高原地帯に分布する植物の交配種です。
現在の品種は、ほとんどが日照時間に関係なく咲き出す「ノン・ストップ形」と呼ばれるものです。
写真の<球根ベゴニア>、花径の大きさが縦25センチはあろうかという大きさで、驚きました。
「ボタン」や 「アマリリス」 にも勝るとも劣らない豪華さに、しばし見とれておりました。
花径1センチにも満たない繊細な花が、枝先に固まって咲いている姿は、とても可憐です。
アブラナ科特有の十字形の小さな花だけを見ていますと 「アリッサム」 にそっくりですが、切れ込んだ葉の形が特徴的で区別できます。
原産地はアルプス・ピレーネ山脈ですので耐寒性があり、元気に咲いていましたが、身近に見かけることの少ない花だとおもいます。
多くの方がアップされているのは、淡青色の【イエイオン(ハナニラ)】ですが、白色の花弁の花と並んで咲いているのを見つけましたので、先程まとめました 「スイセン」 と同様、これも記録として残しておきたいとおもいます。
原産地はメキシコ~アルゼンチン地方で、ユり(ヒガンバナ)科ハナニラ属の多年草です。
本来は秋植えの球根植物ですが、非常に繁殖力がありますので、球根を取り出さなくても数年は春になりますと花を咲かせてくれます。
群生する姿が美しいので、あえて球根を取り出す必要はありません。
ただ、地上部の葉や花の姿はこの時期だけしか見えませんので、重ね植えするときには、要注意です。
日本には明治時代に渡来、以後帰化植物として、空き地などで野草として見かけることが多くなりました。
多く見かけるのはユニフロラ種で、一般的にこの品種を「ハナニラ」と呼んでいるようです。
お花好きのブログル仲間が多くて、みなさんに先取りされてしまい、散歩中に集めた<スイセン(水仙)>も溜まってしまいました。折角ですから、写真を整理しておこうとまとめてみました。
<スイセン>は、ヒガンバナ科スイセン属の花で、スペイン・ポルトガルを中心に地中海沿岸、アフリカ北部が原産地です。
非常に園芸品種が多い花で、原種としては30種ほどですが、現在登録されている品種だけでも1万種を超えています。
あまりにも品種が多いので、1969年英国王立園芸協会(RHS)が、13の系統区分に分け、さらに花被弁(花弁部分:ベリアンス)と副花冠(ラッパ部:コロナ)の色で分類され品種登録されています。
この(RHS)の基準に従いますと、写真の左上の房咲きの「キブサスイセン(黄房水仙)」は、第8区分(タゼッタ系)で、花弁は(Y:イエロー)、副花冠は(O:オレンジ)ですので<8YーO>の表記となります。
右上の「ラッパスイセン」は、第1区分(ラッパ系水仙)で、花弁は(Y:イエロー)、副花冠も(Y:イエロー)ですので、<1Y-Y>という表記になります。
ていねいに分類された1万種類の<スイセン>の図鑑、一度見てみたいものです。
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