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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(162)ボール状の花【イベリス】

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ファルコン植物記(162)ボー...
アブラナ科の花で、原産地は地中海沿岸です。
【イベリス】はスペインのイベリア半島から命名されていす。
一つの花の大きさは1センチと小さいのですが、1カ所にまとまって咲きボール状になる特徴がありますので、白・ピンク・赤・紫と多色がありますが、見分けやすい花だと思います。

もう一つの特徴は、4枚の花弁のうち、外側の2枚は大きくて、内側の花弁はその三分の一程度の大きさしかありません。

英名では「キャンディタフト」(お菓子の花)と呼ばれ、甘い香りがする特徴も持っています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(161)黒褐色の花<ダリア>【黒蝶】

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ファルコン植物記(161)黒褐...
遠目では花が黒紫か黒色に見え、茎も長く風に揺れている姿で、 「チョコレートコスモス」 かなと思いました。 近づいてみますと、花弁も鮮やかな【ダリア】でした。
「チョコレートコスモス」もそうですが、写真に撮りますと、目で見た色合いより花弁の色が明るくなってしまうのが、残念です。

気品ある 房咲水仙の「ガリル」 と比べて、妖艶な色合いの<ダリア>で、【黒蝶】という品種です。

花弁の形はキク科らしく、スウェーデンの植物学者リネンの弟子であるアンデルス・ダールにちなんで<ダリア>と名付けられ、原産地であるメキシコの国花でもあります。

バラやチューリップと同様園芸品種が多様で、アネモネ咲・コラット咲等16種類の咲き方に分類され、色と形に富んだ花の代表格です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(160)筒状の白い<ユリ>【タカサゴユリ】

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ファルコン植物記(160)筒状...
<ユリ>は、花弁の豪華な品種「カサブランカ」をはじめ、「ヤマユリ」・「オニユリ」・「ササユリ」等、割と身近にある花だと思います。

遠目には筒状の部分が長いので「テッポウユリ」かと思いましたが、近づきますと薄い紫褐色の筋がありましたので、【タカサゴユリ(高砂百合)】だと判別できました。

花咲きは6枚の花弁に見えますが、根元はつながった筒状の花で、ユリ科共通の形状です。

園芸品の<ユリ>は切り花としては一年中咲いているようですが、【タカサゴユリ】は台湾固有種で日本の帰化植物ですが、本来は7~8月頃の夏に開花の花です。
この寒い時期に、鉢植えで咲いているのには驚きました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(159)一重咲きと二重咲きの花<クレマチス>(3)

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ファルコン植物記(159)一重...
花の咲き方には、「一重咲き」「二重咲き」「八重咲き」と色々とありますが、同じ枝から「一重咲き」と「二重咲き」が咲いている<クレマチス>を見かけました。

突然変異での花弁(正確には蕚)の変化だと思いますが、珍しい現象だと、眺めておりました。

このまま大事に育てていけば、「八重咲き」まで出来るのではかなと、期待しています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(158)白色の花<水仙>【ガリル】

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ファルコン植物記(158)白色...
祝日改正法に慣れない者としては、成人式は「1月15日」という感覚が薄れません。
「品格」という言葉がはやりましたが、成人される方々には「気品」を持たれるよう、ぴったりだと感じる<白い水仙>を贈りたいと思います。

ヒガンバナ科スイセン属に分類され、スペイン・ポルトガルを中心とした地中海沿岸、アフリカ北部が原産地ですが、今や園芸品種が1万種を超えています。

一般的には 「ニホンスイセン(日本水仙)」 や「ラッパスイセン」を多く見かけますが、写真の房咲水仙【ガリル】という品種、とても気品ある姿です。

6枚の花弁に見えていますが、外側の3枚は「蕚」であり、内側の3枚が花弁です。 中心にある筒状部分を副花冠といい、この花弁と副花冠の色と形の組み合わせで1万種以上の分類がなされています。

水仙の群生地として地元兵庫県では、淡路島の「灘黒岩水仙郷(南あわじ市)」・「立川水仙郷(洲本市)」が有名で、どちらも市花として制定されています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(157)小粒の花【カルーナ・ブルガリス】

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この花を見て、正直ツツジ科の植物だとは思えませんでした。
仁丹よりも一回り大きい程度の花が咲いていますが、コンデジでは花の立体感、何枚か挑戦しましたが撮れませんでした。

【カルーナ】は、1属1種の植物で<ブルガリス>のみの存在ですが、変種や園芸品種が数多く作られ、どれも個性的で変化に富んでいます。

粒状の花がたくさん咲いていますが、「カルーナ」という名称はギリシャ語で「掃く」という意味に由来し、枝を箒として使用していたところから名づけられています。
「コキア(ホウキ草)」 というのもありましたが、細い枝を見ますと納得ができます。

原産地はシベリア・欧州北西部・モロッコ等で耐寒性に優れ、氷点下30度でも耐えれるのは、枝を細くして放熱を押さえているからだと想像できます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(156)紅色の花【ブーゲンビリア】

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ファルコン植物記(156)紅色...
「花」という表現を用いましたが、オシロイバナ科ですので、正確には 「オシロイバナ」 と同様に花弁がありません。

和名は「イカダカズラ(筏葛)」と呼ばれ、中南米の原産です。
「ポインセチア」と同様、色づいた花弁に見える3枚(ないし6枚)は、「苞葉」と呼ばれる部分で、3本突き出した(写真では2本が白く、赤色のままが1本見える)部分が、「蕚」と呼ばれる構成です。

原産地の中南米では、熱帯性の植物で一年中楽しめる花ですが、日本の夏は暑すぎるのか、夏場にはあまり開花しているのを見かけません。

「苞葉」の紅色色合いから、<九重葛>と呼ばれている品種です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(155)濃紅色の実【ヒメリンゴ】

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ファルコン植物記(155)濃紅...
年末に見かけと時よりも、赤みの濃さが増した感じの【ヒメリンゴ(姫林檎)】です。
盆栽仕立てで育てられていますが、高さ1メートルほどに成長しています。

バラ科リンゴ属の落葉低木ですが、「エゾノコリンゴ」と「イタリンゴ」との交配種だとか、「ズミ」と「リンゴ」の交配種だとか、諸説あるようです。

春先、桜より遅めの開花で、白い5弁の花を咲かせます。

「メギ(目木)」 と同様、この【ヒメリンゴ】も、酸味と渋みがある実ですので、「姫リンゴ酒」が作れ、また取りだした実はジャムやアップルティーにと多用途に楽しめますので、観賞するだけの実ではなく、実益のある実のようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(154)橙赤色の実【マサキ】

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ファルコン植物記(154)橙赤...
ニシキギ科の【マサキ(柾木)】は、花を楽しむというよりも、厚く皮質で強いツヤがある葉のほうに主眼が置かれていると思います。
6~7月の梅雨時期に、淡緑色の4弁の花を咲かせますが、あまり目立つ大きさではありません。

一時期、庭木や生け垣に多く見受けられましたが、ハチによく似た蛾の一種である「ミノウスバ」の幼虫がこの葉を餌として食べますので、最近はあまり人気がないのかと見ています。

小さな花に似合わず、この時期に仮種皮におおわれた種子が、4個に分裂して橙赤色の実を付けます。
道路沿いの生け垣などに、きれいに手入れされた【マサキ】が並んでいますと、この橙赤色が鮮やかで、なかなか壮観な眺めです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(153)白色の花【花かんざし】

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1センチばかりの小さな大きさの【花かんざし】はキク科の花で、英名では「ペーパーデージ」と呼ばれています。

小さい花ですが、寒さに強い可憐な花です。
白い花弁にみえるのは「蕚片」なので、開花時期が長く楽しめます。

一番外側の「蕚」だけが、写真でも分かると思いますが、ほんのりと赤紫色をしていますので、花の上から見るよりは下から見ると面白い色合いが楽しめるのですが、葉が生い茂り上手く写せませんでした。
手を触れて曲げるわけにもいきませんので、次の機会の楽しみに残しておきます。
#園芸 #花

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