- Hashtag "#花" returned 2109 results.
日本や中国産の「ツユクサ」は花弁が2枚ですが、【ムラサキツユクサ(紫露草)】は北アメリカ原産で、花弁は3枚です。
花としては寿命の短い<一日花>ですが、蕾が多数つき、次々と開花していきますので、あまり気が付きません。
ツユクサ科ムラサキツユクサ属に分類、属には 「トキワツユクサ」 や 「ムラサキゴテン」 、縦に縞の入る葉を持つ「シマムラサキツユクサ」などが仲間としています。
花期時期は6月頃から9月頃で、過去に2回ほどアップしていますが、いずれも6月でした。
浸透圧や減数分裂の観察などに利用される理科実験の素材で、葯の基部からは単細胞列の毛がたくさん生えており、細胞内部が紫色の色素を含んだ液胞で満たされていますので、顕微鏡でかんさつすると美しい世界が楽しめます。
バラ科サクラ属の果樹である「ミザクラ(実桜)」の果実を【サクランボ】と呼んでいます。
花を観賞する品種の<桜>では実は大きくなりませんが、果樹である「ミザクラ」は大きく東洋系とヨーロッパ系に分かれ、日本で栽培されている大半はヨーロッパ系で、その数は1000種を超えています。
「サクランボ」や「りんご」・「洋梨」などが日本に導入されたのは1869(明治2)年で、ドイツ人貿易商<R・ガルトネル>により、北海道七重村(現:七飯町)に植えられたのが最初です。
常緑樹で樹高も4~5メートルで納まり、枝葉が良く茂り、完熟バナナをスッキリとさせた芳香がある【カラタネオガタマ(唐種招霊)】の花です。
モクレン科オガタマ属、中国南部原産で江戸時代に渡来、庭木や生け垣に利用されてきました。
開花時期は、同じモクレン科の 「モクレン」が咲き終わり、「タイサンボク」 が開花する手前頃に咲き出します。
葉や葉柄に褐色の毛が密生、花径3センチ前後、花弁は厚く黄白色でフチや雌しべが淡い紫色を帯びています。
花の寿命は1~2日と短命ですが、次々と花が開花、2週間弱の期間楽しめます。
昭和初期に園芸品種として導入された【トキワツユクサ(常盤露草)】ですが、今では帰化植物として繁殖、写真の花も路傍に咲いていました。
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草で、日本のツユクサ科には、古代から自生しているツユクサ属の 「ツユクサ」 をはじめ、ムラサキツユクサ属( ムラサキツユクサ )・イボクサ属・ヤブミョウガ属の4属8種ばかりが分類されています。
「ツユクサ」は夏の終わりごろに咲き出しますが、本種は初夏に咲き出し、白い花弁の三角形の花を咲かせ、雄しべは6本、毛が多数生えています。
2005年6月に施行された「外来生物法」により、要注意外来生物に指定されていますが、そんなにあちらこちらで見かけるほど繁殖しているようには思えません。
開花時期としては4月頃で、葉に先立ち花を咲かせますので、残念ながら咲き終わったあとの【ネクンドカエデ・フラミンゴ】です。
カエデ科カエデ属の中高木種、原産地は北アメリカです。
日本には明治初期に渡来、当時は野球のバットを作る「トリネコ」の葉に似ているということで「トリネコバのカエデ(トリネコ葉の楓)」と呼ばれ、また「西洋カエデ」との別名もあります。
雌雄異株で、黄緑色をした花弁のない花を垂らすように咲かせますが、観賞の対象ではありません。
葉は奇数羽状複葉で日本の「カエデ」とは趣が異なり、本種は白い覆輪が美しく、また春先の新葉は淡い白黄色や、まだほんのりと色が残っていますが淡い紅色を呈し、まさに鳥の「フラミンゴ」の色合いが楽しめます。
先週 「ヘラオオバコ」 をアップしていますが、オオバコ科オオバコ属の代表としてよく見かける「オオバコ」を採集していないのに気が付き、それではと路傍や空き地など注意して観察しているのですが、こんな時に限ってなかなか見つけることができないものです。
その代わり、なんと空き地で育つ【オオムギ(大麦)】を見つけました。
イネ目イネ科オオムギ属に分類され、中央アジア原産、日本には中国大陸を経て弥生時代の3世紀ごろに伝来、奈良時代には広く栽培されている作物です。
ビール党として忘れてならないのは、「二条オオムギ」は主に「ビール」生産用に栽培され、ヨーロッパの【オオムギ】栽培はほとんどが二条種です。
1561年にバイエルン公<ヴィルヘルム4世>は「ビール純粋令」を出し、「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」と制定、現在まで頑なに守られていますが、日本では「米・コーン・スターチ」などの副材が使用され、ドイツではビールとして認められません。
<クレマチス>は、キンポウゲ科センニン属の蔓性多年草のうち、花が大きくて園芸的に観賞価値が高い品種の総称として使われています。
その中でも花弁(蕚)が6枚のモノを「テッセン(鉄線)」、8枚のモノを「カザグルマ(風車)」と呼び分けています。
いつも玄関先にきれいな花鉢を置かれているお家ですが、今朝方はバイカラーの<クレマチス>の鉢が置かれていました。品種は「マラヤガーネット」かなと見たのですが、同定に自信がありません。
というのも、写真の中央に大きく写した花は「八重咲き」の花姿ですが、先祖帰りが起きているのか、他の花を見ますと花弁(蕚)は「一重咲き」の7枚で、なんとも面白い株の構成に悩んでしまいました。
5月半ばごろから、漏斗状の花が咲き出す【ハコネウツギ(箱根空木)】です。
スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木で、名称の(箱根)から箱根地域に多く分布していると考えますが、実際は「ニシキウツギ(二色空木)」の方が多く、名称の由来は不明です。
花の色は蕾のときは白く、咲き出しますと淡い紅色から紅色へと変化していきます。
葉は対生で葉姿は広楕円形~広倒卵形で先端は尖り、「ニシキウツギ」と比べて無毛でやや光沢があります。
雌雄同株、両性花で花後には<蒴果>ができるはずですが、また注意して見守りたいと考えています。
青系の<クレマチス>として代表的な【H.F.ヤング】が、きれいに咲き出していました。
早咲き大輪系(パテンス&ラヌギノーサ系)として、花径15~20センチになり、日本の原種である「カザグルマ」(英名:パテンス)と、中国浙江省穂首に自生している「ランギノーサ」を交配させ、1954年イギリスにて作出されています。
キンポウゲ科の花の特徴として花弁はなく、花弁に見える<蕚>中央に筋が入り、咲き進みますと、中央部に現れる白色との対比がきれいな花姿を見せてくれます。
四季咲き性ですが、ようやく【万葉】の花が開花し始めています。
中輪系の<バラ>としてはやや大きめの花径10センチばかり、きれいな橙色の波打つ花弁を持つ【万葉】です。
1988(昭和63)年、千葉県八千代市にある<京成バラ園>にて作出された品種で、強靭で耐病性に優れています。
「ボタン」のような和風の雰囲気を持つ花姿で、最盛期には株全体を覆うように咲き、花持ちも良く、[Ambassador] と [Gold Bunny] を掛け合わせた品種です。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account