- Hashtag "#花" returned 2109 results.
「ツツジ」が咲き出している植え込みの中に<ジューンベリー>が植えられており、開花時期は4月上旬ごろですが、終わりかけの花を見つけることができました。
バラ科サイフリボク属の落葉低木として、属には約10種類が分類されていますが、日本では 「ザイフリボク」 が仲間として属しています。
葉が出る前から同時期に、花径2センチばかりの白い5弁花を咲かせ、芽吹いた直後の新葉は銅色をしていますが、徐々に緑色に変わっていきます。
花後に果実をつけ、6月頃に赤~紅紫色に熟しますので、<ジューンベリー>=「6月のベリー(果実)」の名称が付けられています。
【カタバミ】 は世界中に分布しているカタバミ科カタバミ属の多年草ですが、道路端や空き地などに繁殖しています。
地方名(方言)が多くあり、「かがみぐさ」 ・ 「すいば」 ・「ねこあし」 ・ 「もんかたばみ」 など、『日本方言大辞典』には180種以上が記録されています。
3枚葉の葉は、雨に当たったり夜になると閉じる性質を持っており、花も日陰では開いていません。別名に「雀の袴」がありますが、夜になると葉を小さくたたむことに因んでいます。
春から夏にかけて小さな黄色の5弁花を咲かせ、雄しべは長いモノと短いモノが5ほんずつあり、雌しべの花柱は5裂しています。
なんといっても 「ヤマトシジミ」 の幼虫の食草ですから、都会で見かけることができるのも、この【カタバミ】のおかげです。
空き地を加工フェンスの足元に、草丈60センチばかりの【ノゲシ(野芥子)】が咲いていました。
キク科ノゲシ属で、名称に「ケシ」と付いていますが、ケシ科の「ケシ」とは葉が似ているだけで別系統、ヨーロッパ原産の史前帰化植物として、空き地や道端に自生しています。
花期は春先から秋までと長く、春先に咲き出しますので別名として「ハルノノゲシ(春の野芥子)」、また「ケシアザミ(芥子薊)」とも呼ばれています。
同じ属の仲間に 「オニノゲシ(鬼野芥子)」 があり、こちらの葉の棘は痛いですが、本種の棘は柔らかくて触っても痛くありません。
道路と歩道の間にある植え込みに、きれいな【千重大紫(センエオオムラサキ)】が咲いていました。
葉がなければ「バラ」と間違えそうな花姿で、「ヒラドツツジ」の「オオムラサキ(大紫)」の八重咲き品種です。
江戸時代に貿易船と共に長崎県平戸市に沖縄の「ケラマツツジ」や中国の「タイワンヤマツツジ」などが導入され、日本産の「モチツツジ」や「キシツツジ」との間で自然交雑が起こり、多くの品種が生まれました。
その中から1951(昭和26)年以降に選抜された約300種ほどの品種を、「ヒラドツツジ(平戸躑躅)」と命名されています。
「オオムラサキ」は、「リュウキュウツツジ」と「ケラマツツジ」の交雑種と推測され、<ヒラドツツジ系>に分類されていますが、この【千重大紫】は<オオキリシマツツジ系>に分類されています。
植え込み柵を、越えるように咲いていました<フリージア>です。
アヤメ科フリージア属の多年草で、属の花の総称として<フリージア>と呼ばれています。
別名「アサギスイセン(浅黄水仙)」と呼ばれるように、一般的には 「黄色」 の花色を思い浮かべますが、白色 ・ 紫色 等多彩です。
先が尖った剣状の長い葉を数枚伸ばし、葉の間から花茎が伸び、先端では水平になり、十数輪の蕾を並ばせた穂状の先から順次花を咲かせていきます。
<フリージア>の新品種も多く出回りますが、ウイルスに弱く長続きしません。
桃色や紫色、赤色の<フリージア>を花屋さんであまり見かけないのは、この色合いの品種が特に病気に弱いため切り花生産に向かず、<生け花> 等でも「黄色」が主体となる要因になっています。
「えっ、なんでこんな場所に咲いているの?」と驚きました<イチゴ>の花です。
神戸ハーバーランドの植え込みの中にあり、葉の形態は3出複葉、白い5弁科の形状は、間違いなく<イチゴ>で、黄色い花弁の 「ヘビイチゴ」 ではないとわかるだけで、どのような品種名なのかはとても同定できません。
バラ科イチゴ属の多年草、日本では約250種の<イチゴ>の品種があり、そのうち190種が「一季成り性品種」で、60種が「四季成り性品種」です。
この250種ある<イチゴ>の元は、1899(明治32)年、<福羽逸人>が「ジェネラル・シャンジー種」の種子から実生させ、「福羽」という新品種を育成、日本の<イチゴ>の母体となりました。
人気がある<イチゴ>として、「女峰」 ・ 「あきひめ」 ・ 「あまおう」 ・ 「とよのか」 などの品種名が浮かびますが、さてこの<イチゴ>の品種名はと、気になるところです。
以前に【モミジバゼラニウム】の 「花」 を アップしていますが、今回はきれいな色合いの「葉」です。
<ゼラニウム>はフウロウソウ科テンジクアオイ属の常緑多年草で、原産地は南アフリカ、開花時期は4月~11月ですが、まだ花茎は伸びていませんでした。
この【モミジバゼラニウム】は、カナダの<イアン・ギラム>氏が、1986(昭和61)年に作出した園芸品種です。
草丈30~45センチ、<モミジ>のような暗赤色に黄緑色の覆輪が入ります。
別名「バンクーバー」という名が付けられていますが、作出されたカナダを表す地名なのか、「葉」がカナダの有名なモミジ(メイプル)に似ているからかは、知り得ていません。
湊川公園の植え込みに【ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)】の「銅葉」タイプが、きれいに咲いていました。
美しい花色をしていますので、庭木としてもよく利用されています。たまに訪れる公園なのですが、本種を見かけた記憶が無く、植え込まれて新しいのかも知れません。
マンサク科トキワマンサク属の常緑樹ですが、淡白黄色の花弁の「トキワマンサク」は落葉樹です。
リボン状の花弁は4枚、雄しべも4本ですが、枝先に6~8個密集させて花をつけますので、ひとつひとつの花形状はわかりづらいです。
「マンサク(満作)」の名の由来は、花が枝一杯に咲きますので「豊年満作」に通じる説と、早春に他の花に先駆けて咲きますので、「先ず咲く花」が転訛したという説があります。
夕方に開花、朝方にはしぼんで花弁を赤くして枯れてゆく<一日花>の【コマツヨイグサ】ですが、お昼前のこの時間に咲いているのに驚き、また開花時期も初夏の7月頃のイメージがあるのですが、少しばかり早い開花に、これまた驚いています。
アカバナ科マツヨイグサ属の中で一番小さな花を咲かせますので、【コマツヨイグサ(小待宵草)】の名称が付けられ、原産地は北アメリカ、1910年ごろに帰化植物としての確認がされています。
葉は羽根状に裂けたモノから、浅い波状まで多形で、花径は2~3センチ、淡い黄色の4弁花、蕚の下部は2センチほどの筒状をしています。
風邪の強い海岸地に適応しているのか、茎は直立せず地を這うように横に分枝しながら伸び、繁殖力は旺盛です。
我が家の庭(通路)に、今年もきれいに【シャガ(著莪)】が咲き出しています。
肥料等を与えているわけではありませんので、50~60センチあった草丈も今年は20センチばかりと年々草丈も低くなり、花径も小さくなってきているように思えます。
アヤメ科アヤメ属に分類され、アヤメに似た花姿ですが、フリルのある白い花弁に青紫色と黄色の斑紋が入る花姿は、わたしの好きな花のひとつです。
学名は「 Iris japonica 」ですが、原産地は日本ではなく中国、帰化植物として野生化しています。
【シャガ】の名称は「ヒオウギ」の漢名「射干」を日本語読みしたといわれ、扁平な葉の形が「ヒオウギ」に似ているところから、間違って名付けられたとされています。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account