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【オオデマリ】は、日本原産種で、英名では「ジャパニーズスノーボール」と呼ばれているスイカズラ科ガマズミ属の植物です。
樹高が2~3メートルになる低木で、5月~6月に直径10センチを超える球状に密集した花を咲かせます。花の咲き始めは黄緑色ですが、開くと白色になります。
花は雄しべと雌しべの退化した「装飾花」で実はできません。
本種は、「ヤマデマリ」の両性花(雄しべと雌しべがあり実をつけることができる花)がすべて「装飾花」に変化した栽培種とされています。
春に小さな花を球状に咲かせる 「コデマリ」 は、バラ科の植物で、名称が似ていますが、本種とは違う植物です。
4月24日は「植物学の日」。日本の植物学者、牧野富太郎の誕生日(文久2年4月24日)にちなんで制定されています。高知県出身の牧野は、2年で小学校を中退しながら独学で植物学の研究を続け、50歳の時には東京帝国大学理科大学で講師も務め、65歳で理学博士の学位を取得、死後に文化勲章を贈られています。
94年の生涯において、新種や新品種など約2,500種以上の植物を命名、集めた標本は約40万枚、日本植物学の基礎を築いた人物として「日本の植物学の父」と呼ばれています。
和名については、「ワルナスビ」 や 「ノボロギク」 のような、当該植物種の性質を短い言葉で巧く言い表しているものもある一方で、「ハキダメギク」 など発見場所をつけただけの命名もある。「イヌノフグリ」 のように意味を考えると(犬の陰嚢の意ゆえ)、少々破廉恥なものもあるが、この植物の場合、もとは和歌山県における同種の方言から命名されています。
植物好きとして、<ファルコン植物記>をアップしてきていますが、観察もままならず現在 (1949)「コバノミツバツツジ」 を数えています。
神戸にはかって、 「牧野富太郎植物研究所」 がありましたが、存続しておれば興味ある資料で楽しめたことだと思います。
< 元町あなもん会場 神戸な150年 >
「インフィオラータ」 とは、イタリア語で「花を敷きつめる」という意味で、道路や広場に花びらなどにより絵模様を描き鑑賞するというイベントで、イタリアのジェンツァーノ市をはじめ、ヨーロッパの各都市で実施されています。
神戸では、阪神・淡路大震災で傷ついた神戸の街を美しく彩りたいという思いで1997年(平成9年)に初めて開催されました。まちをチューリップの花びらで彩る神戸の春の風物詩として定着しており、今年で21回目を迎えます。
今年は市内3会場で37万本のチューリップが使用され、色々な絵柄が開港150年を迎えた神戸港などをテーマに花びらで表現されます。
会場ごとに開催日程が違います。
*元町あなもん会場 テーマ:神戸な150年
開催:4月22日(土)/23日(日) 場所:元町穴門商店街(神戸市中央区元町通1)
*北野坂 テーマ:神戸開港150年
開催:5月3日(水・祝)~5日(金・祝) 場所:北野坂(神戸市中央区山本通)
*北神戸会場 テーマ:深い絆と永遠の愛
開催:5月3日(水・祝)/4日(木・祝)
場所:北神戸田園スポーツ公園(神戸市北区有野町二郎)
ツツジ科ツツジ属の落葉低木の【コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)】です。
中部地方から関東に分布する「ミツバツツジ」に比べて葉が多少小さいのが名の由来で、本州中部以西から九州にかけて分布しています。
樹高は2~3メトルになり、3~4月頃に、紅紫色~淡紫色の直径3センチ程度の花を多数咲かせます。
1本の雌しべを取り囲むように10本の雄しべがあり、花粉は細い糸につながったような形状をしていて、昆虫の体に付着しやすい構造になっています。
兵庫県西宮市にある広田神社には、2万株という群生地があり、県の天然記念物に指定されています。
以前にも一度この 樹木をアップ していますが、開花時期と花の形の特徴で<サクラ>かなとおもっていましたが、どうやら八重咲きの<ハナモモ>であることがわかりました。
ハナモモ(花桃)は、バラ目バラ科サクラ属の耐寒性落葉低木で、原産地は中国。花を観賞するために改良されたモモで、花つきがよいため、主に花を観賞する目的で庭木などによく利用される。日本で数多くの品種改良が行われ、種類が豊富。観賞用のハナモモとして改良が行われるようになったのは江戸時代に入ってからで、現在の園芸品種の多くも江戸時代のものが多い。サクラの開花前に咲くことが多い。
開花している赤色と白色の二色を源氏と平家に見立てて「源平咲き」と呼ばれているようです。何とも不思議な姿に、自然界の奥深さを改めて感じながら眺めておりました。
この現象は、花弁の中にあるPeace遺伝子が関連しているようです。「源平」は1個体内に赤色の花のみをつける枝と、斑入り(白地にピンクの斑)の花をつける枝が混在しています。花弁はこの遺伝子が発現すると赤色に、発現しないと白色になることが、実験的に確認されています。
【カタクリ(片栗)】は、ユリ科カタクリ属に分類されている多年草です。
早春に10センチ程度の花茎を伸ばし、薄紫色から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせます。
蕾は地上に出てから10日ほどで開花させます。開花後は、茎や葉は枯れてしまいます。ひと群生の開花期間は2週間程度しかないため、「ニリンソウ」と共に<スプリング・フェメール(春の妖精)>と呼ばれる所以です。
種子には、蟻が好む「エライオソーム」という物質が付いているため、 「スミレ」 と同様に、巣に持ち込まれた種子は、また蟻によって地上に運ばれ、新天地で新しい芽を出すことになります。
キンポウゲ科オウレン属の多年草です。
日本固有種として、本州の福島より南側、四国に分布しています。山地帯から亜高山帯の針葉樹林の林床や林縁に生育しています。
花径15ミリほど、花弁のように見える白い部分は、<蕚>が変化したモノであり、本当の花びらは中心に近いところにある黄色いスプーン状の部分です。花の形が梅の花に似ているオウレンの仲間なので、梅花オウレンの名前があります。
また、葉の姿がウコギ(五加木)に似ているので【ゴカヨウオウレン(五加葉黄連)】の別名があります。属名のコプティスはギリシア語のコプト(kopto:切り離す)に由来し、葉が深く切れ込む姿にちなんでいます。
【タイワンツバキ(台湾椿)】は、ツバキ科タイワンツバキ属(ゴルドニア属)の常緑高木です。
ゴルドニア属はアジアなどに40種くらいが分布しています。
ゴルドニア・アキシラリス(本種)に「台湾椿(タイワンツバキ)」の和名があり、属名の和名もタイワンツバキ属です。
昨年2月、散歩中に見つけた 【タイワンツバキ】 は、すでに色褪せしぼんでいましたが、幸いにも5裂の種子がきれいに撮影できました。
【タイワンツバキ】は薄いコルク質の樹皮に覆われ、葉は楕円形で全縁または中程から先端にかけて浅い鋸歯があります。花は枝の先端に付きます。まるで花序が頂生しているように見えますが、よく見ると先端には次世代の芽があり、個々の花が枝に腋生していることがわかります。このことは前年に咲いた果実の付き方を見ればはっきりします。花は直径8センチくらいで白色です。雄しべは黄色く、雌しべが雄しべの中から顔を見せるところが特徴的です。【タイワンツバキ】の果実は長さ2センチくらいの卵形で5裂し、中には翼のある種子が多数入っています。翼がある種子というのもツバキ科にはあまりない特徴です。
中央~南アメリカに約10種ほどが分布するヒガンバナ科ユーチャリス属の球根植物【ユーチャリス】です。
そのなかでも一般的なのは「アマゾンリリー」の和名がある、グランディフローラ種で、日本には、明治時代中ごろに導入されています。
また別名「ギボウシスイセン」とも呼ばれ、草姿が、 「ギボウシ」 に、花の形状が 「スイセン」 に似ているところから名付けられたようです。
長い花茎を伸ばし、その先端に3~6輪の花をうつむき加減で咲かせます。花径は5~6センチ、花色は白色です。
気温や土壌水分などの環境要素の影響を受け、開花時期は決まっておらず、不定期に咲く花です。
サクラソウ科リシマキア属は北半球を中心に、アフリカ・南アメリカ・オーストラリアを中心に約200種が分布しています。
日本には、「オカトラノオ」 ・ 「クサレダマ」など15種が自生、茶花として好まれてきました。
茎が直立する品種と、横に匍匐するように成長する品種があり、グランドカバーとして利用されています。
本種は、黄金気味の葉がきれいで、水草としても涼しげな景色が楽しめる品種です。
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