オーストラリアの人口第2の都市、メルボルンは11日までに、新型コロナウイルスの再拡大の兆候があることから、2度目のロックダウン(都市封鎖)に入っています。南半球は冬を迎え、豪州では第2波への警戒感が高まっているようです。
日本政府は豪州やニュージーランドなど4カ国からビジネス関係者の入国を認める方向で調整を進めていますが、感染拡大が続けば計画に変更が出る可能性も出てきます。
オーストラリアは3月下旬から新型コロナの感染対策のため全土で都市封鎖を実施していましたが、経済への悪影響や患者数の増加が頭打ちになりつつあったことから制限措置の緩和を始めていましたが、メルボルンを抱える南東部ビクトリア州では6月下旬から患者の増加が続き、7月7日に同州として過去最高となる「191人」の感染者が確認されたことから、州政府は8日深夜から都市封鎖を発動しました。
新たな都市封鎖は6週間続く見通しで、食品の買い出しや通院などを除く外出が原則禁止されました。1度目の都市封鎖の緩和で営業を再開していたレストランやカフェも、再び持ち帰りや配達のみの営業となっています。
新型コロナと季節変動の関係は明確ではなく、世界保健機関(WHO)も「(冬場に)ウイルスがより積極的に行動することを示すデータはない」としています。一方、豪シドニー大は6月、湿度が1%低下すると新型コロナの症例数は6%増加するとの研究結果を発表。同大研究チーム(公衆衛生学)は「冬の時期は新型コロナの時期、と考える必要がある」と分析しています。
女優の<柴咲コウ>(39)が、日本テレビ系10月期放送の『35歳の少女』(毎週土曜22:00~22:54)で、約5年ぶりに地上波民放連続ドラマの主演を務めます。脚本は『過保護のカホコ』や『同期のサクラ』などの<遊川和彦>が担当しています。<柴咲コウ>は、本作で35歳の少女という謎めいた設定の主人公に扮します。
「25年ぶりに帰ってきた娘は、10歳の子供だった」というコピーがつけられた本作。詳細は明かされておらず、舞台は1995年と2020年。キーワードは「35歳、25年、10歳」で「もの凄いスピードで成長していく人間の物語」が展開するようです。
ヒロイン「今村望美」を演じる<柴咲コウ>は、近年では大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)やWOWOWドラマ『坂の途中の家』(2019年)の主演を務め、朝ドラ『エール』のオペラ歌手役に出演。今年5月22日に<岡田准一>らと共演する映画 「燃えよ剣』が公開予定 でしたたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、公開延期となっています。地上波民放連ドラ主演は、2015年の日本テレビ1月期の『〇〇妻(まるまるづま)』以来となります。
演出を『〇〇妻』や『家売るオンナ』シリーズ、『奥様は、取り扱い注意』(2017年)などの<猪股隆一>が務めます。
一度は家族を捨てた父と、母が突然亡くなり発達障害のある50歳の息子が約30年ぶりに一緒に暮らすことになり、悪戦苦闘しながら本当の親子関係を築くまでを、優しさとユーモアたっぷりに描いた心打たれる感動作『靴ひも』が、2020年10月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開されます。この度、本作の予告編が公開されています。
本国イスラエル・アカデミー賞では8部門ノミネート、父親役の<ドヴ・グリックマン>が助演男優賞に輝き、アメリカ各地の映画祭で観客賞を多数受賞、2018年の東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映された作品です。
また、タイトルの「靴ひも」は、息子の苦手な動作の一つである「靴ひもを結ぶこと」。父と息子の関係の変化と成長の象徴として本編には3度登場しますが、予告編ではそのシーンも確かめることができます。
息子役を演じるのは、映画『ボーフォート レバノンからの撤退』(2007年・監督: ヨセフ・シダー)やイスラエルの大ヒットドラマ「Prisoners ofWar」(米ドラマ「HOMELAND」原案)」、「Hostages」(米ドラマ「HOSTAGE/ホステージ」原案)などに出演する実力派の<ネボ・キムヒ>。
監督を務めたのは、イスラエルの映画・テレビドラマ界で長年活躍する<ヤコブ・ゴールドヴァッサー>。自らの生い立ちをもとに、居場所を探し求めるユダヤ人一家を描いた「Over the Ocean」(1991年)がアカデミー賞外国語映画賞イスラエル代表になるなど、人間ドラマの名匠として知られています。<ゴールドワッサー>監督自身も、発達障害を持つ息子の父親であり、テーマが身近であるだけに困難な挑戦でしたが、「映画を通して人々の障害に対する意識を変えたい」という情熱が制作の原動力になったと語っています。
1961年に起こった国連チャーター機墜落事故の真相に迫るデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・ベルギー合作ドキュメンタリー映画 『誰がハマーショルドを殺したか』 が。2020年7月18日より全国で公開されます。
1961年9月、当時の国連事務総長<ダグ・ハマーショルド>はコンゴ動乱の停戦調停のため、チャーター機でコンゴへと向かいました。しかし、ローデシア(現ザンビア)の上空でチャーター機は墜落事故を起こし、<ハマーショルド>を含むすべての乗員が死亡。この事故は暗殺説もありながら、くわしい調査が行われないまま原因不明の事故として処理されました。
これが墜落事故ではなく、<ハマーショルド>の命を狙った暗殺事件であったことを匂わす資料を発見したデンマーク人ジャーナリストで監督の<マッツ・ブリュガ>と調査員の<ヨーラン・ビョークダール>は、謎の解明のためアフリカ、ヨーロッパ各地へ出向きます。
しかし、当時の関係者たちは誰もが事故について語ろうとはしませんでした。そんな中、彼らは<ハマーショルド。暗殺事件にとどまらない、秘密の組織による想像を絶する「ある絶滅計画」に遭遇します。
<末永賢>が監督を務めたドキュメンタリー映画『zk/頭脳警察 50 未来への鼓動』が、7月18日(土)から東京・新宿のけい’s cinemaで公開されます。
1969年に パンタ(中村治雄)とトシ(石塚俊明)で結成結成され、結成50周年を迎えたロックバンド「頭脳警察」は、新たに<澤⻯次>(Gt / 黒猫チェルシー)、<宮田岳>(Ba / 黒猫チェルシー)、<樋口素之助>(Dr)、<おおくぼけい>(Key / アーバンギャルド)を加えて「頭脳警察50周年バンド」を始動させました。
『zk/頭脳警察 50 未来への鼓動』では、「頭脳警察」と同じ時代を歩んできた人、その背中を追ってきた人、あらゆる世代の表現者の証言と共に「頭脳警察」の現在と過去を追い、日本におけるカウンターカルチャーとサブカルチャーの歴史を浮き彫りにするといいます。
出演者は、頭脳警察、加藤登紀子、植田芳暁、岡田志郎、山本直樹、仲野茂、大槻ケンヂ、佐渡山豊、宮藤官九郎、ROLLY、切通理作、白井良明、浦沢直樹、木村三浩、桃山邑、春風亭昇太、鈴木邦男、足立正生、鈴木慶一、髙嶋 政宏。
左から<オダギリジョー> <池松壮亮> <チェ・ヒソ>
<石井裕也>(37)の監督最新作『アジアの天使』の公開が決定しています。
<石井裕也>がオール韓国ロケに挑んだ、95%以上のスタッフ・キャストが韓国チームのメンバーで制作された『アジアの天使』です。<石井>と同じく韓国初進出であり、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017年) ・ 『町田くんの世界』 (2019年)でもタッグを組んだ<池松壮亮>が主演を務めています。また<オダギリジョー>と『金子文子と朴烈』(2017年・監督:イ・ジュンイク)の<チェ・ヒソ>も出演。『ムサン日記~白い犬』(2011年・監督:パーク・ジャングバム)の<キム・ジョンソン>が撮影監督、 『嘆きのピエタ』 (2012年・監督:キム・ギドク)の<パク・イニョン>が音楽を担当しています。
主人公は妻を病気で亡くし、8歳の息子「学」を育てる「青木剛」。「剛」は日本から逃げるように兄の住むソウルへ渡り、怪しい化粧品の輸入販売を手伝うことになります。一方、ソウルでタレント活動をしている「チェ・ソル」は所属事務所の社長と関係を持ちながら、仕事の環境や家族関係に頭を悩ませていました。そして2つの家族は運命をともにし、奇跡を目の当たりにすることになります。<池松壮亮>(30)が「剛」、<オダギリジョー>(44)が「剛の兄」、<チェ・ヒソ>(30)が「チェ・ソル」に扮しています。
『アジアの天使』の撮影は2020年2月から3月にかけて実施され、2021年春に韓国で公開されます。その後、同年内に日本でも封切られる予定になっています。
<岡田健史>が主演を務めた連続ドラマ『いとしのニーナ』が、7月17日(金24:55~25:25(予定))よりフジテレビで放送されます。
本作は憧れの美少女「ニーナ」のボディガードをすることになった高校生「外山厚志」を主人公にしたラブストーリー。<いくえみ綾>(55)の同名マンガ『いとしのニーナ』(幻冬舎コミックスの『Webスピカ』で2005年1月号から2010年10月号まで全29話)をFOD(フジテレビオンデマンド)オリジナルドラマとして実写化し、5月から全8回が順次配信されていましたが、このたび地上波放送される運びとなっています。
<岡田健史>(21)が「外山厚志」、<堀田真由>(22)が「ニーナ」を演じたほか、<望月歩>、<長見玲亜>、<笠松将>もキャストに名を連ねています。
<畑野智美>の「感情8号線」(2015年10月・祥伝社)を原作とした ドラマ『感情8号線』(フジテレビTWOで2017年1月15日~2月19日)の<阿久津朋子>と<師走ゆき>による漫画作品を原作とした『高嶺と花』(FOD・2019年4月22日~6月17日)の<錦織伊代>が脚本を執筆し、<楢木野礼>と<中田博之>が演出を担当しました。
2021年1月に放送スタート予定の<吉沢亮>(26)が「渋沢栄一」(天保11年2月13日(1840年3月16日~昭和6年(1931年)11月11日)を演じるNHK大河ドラマ『青天を衝け』より、<草なぎ剛>、<橋本愛>、<玉木宏>ら20名の新キャストが発表されています。
「日本近代資本主義の父」として知られる「渋沢栄一」の生涯を、<大森美香>(48)の脚本で描きます。中でも「栄一」の家族や親戚を演じるキャストが計12名。<小林薫>が「栄一」の父「市郎右衛門」、<和久井映見>が母「ゑい」に起用されたほか、<村川絵梨>、<藤野涼子>、<高良健吾>、<成海璃子>、<田辺誠一>、<満島真之介>、<岡田健史>、<平泉成>、<朝加真由美>が出演しています。<橋本愛>が演じるのは、「栄一」の従妹でのちに妻となる「尾高千代」役です。
農家の息子として生まれながら思わぬ商才を発揮し、約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「栄一」ですが、『青天を衝け』では「栄一」のドラマと並行して、のちに江戸幕府の15代将軍となる「徳川慶喜」の物語も描かれています。「慶喜」は転身を繰り返し波乱万丈に生きた「栄一」にとって、重要な存在となっていきます。
本作では、そんな「慶喜」を<草なぎ>が演じます。また水戸藩主で慶喜の父「徳川斉昭」に<竹中直人>、慶喜の側近「平岡円四郎」に<堤真一>、円四郎の妻「やす」に<木村佳乃>が扮しています。また<渡辺いっけい>と<津田寛治>が斉昭の側近役で起用されています。そのほか<平田満>が幕末の外交問題に欠くことのできない存在となる勘定奉行の「川路聖謨」、<玉木宏>が栄一に影響を与える砲術家「高島秋帆」を演じます。
音楽は大河ドラマ『龍馬伝』(2010年1月3日から同年11月28日)や映画 『るろうに剣心』 シリーズなどで知られる<佐藤直紀>が担当。演出には<黒崎博>、<村橋直樹>、<渡辺哲也>、<田中健二>が名を連ねています。
本日のお茶菓子としていただいたのは、「小倉山荘」(京都府長岡京市今里蓬ケ糸45)の明月おせんべい「定家の月(えび)」です。
『小倉百人一首』の撰者である藤原定家は、「月」をこよなく愛し、出家の法名を「明静」とし、自身の日記は『明月記』と名付けるほどでした。その想いをおせんべいにした商品が小倉山荘の「定家の月」で、3種類の風味があるようで、すでに塩の味わいが香ばしい (99)「定家の月(サラダ仕立て)」 をいただいていますが、今回は、<えび>を練りこんだ「定家の月(えび)」です。
サクッとした食感のせんべいに<えび>の風味が香り。おいしくいただきました。
『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016年・監督: ローランド・エメリッヒ)や『ハンガー・ゲーム』(2012年・監督: ゲイリー・ロス)シリーズで知られる<リアム・ヘムズワース>(30)主演作『KILLERMAN/キラーマン』が、特集上映「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」の1本として、7月17日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で公開されます。
本作は、<リアム・ヘムズワース>が裏社会の汚れた金を扱う資金洗浄屋「モー」を演じたクライムアクション。怪しげな麻薬取引が失敗に終わり交通事故で記憶を失った「モー」は、相棒の「スカンク」を救出するため、警察や組織に追われながらも危険な賭けに出ます。
「スカンク」を『ブルックリン』(2015年・監督: ジョン・クローリー)の<エモリー・コーエン>(30)が演じているほか、『ティーンスピリット』(2018年・監督:マックス・ミンゲラ)の<ズラッコ・ブリッチ>、 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 (2012年・監督:アン・リー)の<スラージ・シャルマ>が出演。
<マリク・ベイダー>が監督と脚本を担当し、『ジョン・ウィック』(2014年・監督:チャド・スタエルスキ)の<ジャレッド・アンダーウッド>が製作総指揮として参加しています。また撮影監督は 『デッドプール』(2016年・監督: ティム・ミラー)の<ケン・セング>が務めています。
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