女川原発2号機再稼働合意がなぜ今なのかという不思議
Nov
12
昨日の宮城県知事の女川原発の再稼働合意について、なぜ今なのか、腑に落ちない。
女川原発2号機の安全対策工事は途上である。
今年5月には、2020年度内工事完成から、2022年完成に延期している。
しかもコロナ禍で十分な人員が確保できず、再延期も考えられる状況にある。
これに対し、宮城県知事の村井氏の任期は2021年10月まで。
現在の任期内に工事完了の目処は無く、この時期に合意してもあまり意味がない。
それがなぜ昨日の公表なのか。
単なる推測だが、裏に政府や経産省の原発推進派が絡んでいるのではないだろうか。
菅首相の所信表明演説で、再エネを主力にするとの話が出て、
原発推進派が慌ててどこかの原発の再稼働を演出したかったのでは?
そしてその矛先が女川原発に向かったのではないか?
2022年以降の話を今始めている原発推進派の動きを見ると、
脱原発に向けて大きく動いている今の動きに、かなり焦っていると見て良いだろう。