カイの散歩で、ムカデと遭遇しました。大きさは10cmくらいです。一生懸命、道路を横断して反対側の土手の草むらに向かっていました。そろそろ冬眠の準備でしょうか。
前回、私の頭を横断した15cmの大ムカデは、長男の身体に巻きついて、家から出て行きました。あまりにも漫画みたいな話で、だれも信じないでしょうから、詳しくは話しません。
食後、横浜中華街を散歩して、途中、媽祖廟と関帝廟にお参りしました。
今日はお昼に、家族で横浜中華街へ行き、お腹いっぱい食べてきました。
昨日は木枯らしが吹いたそうですが、暖かったですね。今朝もそれほど寒くはありませんが、昨晩、ガスストーブを出し、扇風機をしまいました。
木枯らしといえば、一月前に「北風小僧の寒太郎」の作曲者、福田和禾子さんが亡くなりましたね。よく、長男が幼稚園の頃かな、聴いていました。ご冥福お祈りいたします。
さて、我が家のハイビスカスまだまだ咲き続け、3色同時に満開。ということで、今回は3色すべて正面からの写真でアップいたしました。
昨日、金曜日は西洋美術館が20時までやっていましたので、ヴィルヘルム・ハンマースホイ展を見に行きました。まあ、だいたい思っていた通りでした。
アップした絵「4枚の銅版画のある室内、ストランゲーゼ30番地」のように、18世紀のロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドは、パンチボールのほかに、大皿そして珈琲ポットを描いていました。が、先日アップした「背を向けた若い女性のいる室内」で抱えている大皿は陶磁器ではないかもしれません。他に、金属製の大皿が描かれたものもありましたので。実物を見ても、どちらか判りませんでした。また、ロイヤルコペンハーゲンの釉下彩らしき花瓶や、ホルメゴーらしきガラスの花瓶を描いているものもありました。
あと、ハンマースホイが描いた18世紀ロイヤルコペンハーゲンのパンチボールそのものの写真と、ロイヤルコペンハーゲンが225周年のときに製作したパンチボールが展示されていました。その写真のパンチボールの補修部分が、わたしがデンマークのコレクター宅で見たパンチボールのものとそっくりで、思わず同じものかと思ってしまいました。
ついでにフェルメール展も見てきましたが、展示照明が明るすぎて、あまり感動しませんでした。
昨日、紹介したヨハネス・フェルメール(1632−1675)の「手紙を読む女」である。この絵は、「ドレスデン国立絵画館」が所蔵している。手前に果物を入れている芙蓉手の大皿が描かれている。
ご覧のように、昨日のヴィルヘルム・ハンマースホイとは構図も空間の遠近感も異なる。ただ、両者の写実には、画面に描かれている空間から漂ってくる独特な静寂さがあり、これが非常に似ている。この静寂さは、やはり、現在、渋谷にある東急文化村のミュージアムで行われているアンドリュー・ワイエスの絵にも感じることが出来る。ただし、ワイエスの場合、外の風景が多く、また、アメリカなので、フェルメールやハンマースホイのようなヨーロッパ的な暗さはなく、明るい。
まあ、「ぜんぜんそんな静寂さは感じません。」と言われてしまえば、仕方がない。が、私は非常に感じ、それゆえに、両者の絵は非常に似ていると思うのである。
さて、昨日、私が言いたかったのは、この静寂さではない。
フェルメールが、芙蓉手の大皿を画面に描いたように、ハンマースホイもブルーフルーテッドのパンチボールと大皿(おそらく)を描いたのではないかということである。
逆にいえば、なぜ、ハンマースホイは、ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドを描いたのか。それも18世紀のブルーフルーテッドを。この作品は、1904年に制作されているので、当時、すでに1900年のパリ万国博覧会でグランプリを獲得したロイヤルコペンハーゲンの釉下彩の大壺でもよかったはずだ。また、同じく1900年のパリ万国博覧会で好評を得たビング&グレンダールのエフィーのグロテスクな大花瓶でもいいではないか。あるいは、19世紀末にアーノルドクローが再生産したブルーフルーテッドのパンチボールでも良かったのではないか。
でも、やはり、このアールヌーヴォー全盛期の時代でも、デンマークの生活空間に誇りを持って飾れる陶磁器は、染付けのロイヤルコペンハーゲン製ブルーフルーテッドであり、そして、それは18世紀のものでなければ、いけなかったのであろう。
こういう観点から見ると、フェルメールが描いた芙蓉手の大皿も中国製ではなく、デレフトではないかという気がする。でも、専門家は描かれた皿の薄さや光沢、表現されている質感から、中国の染付け磁器と鑑定している。おそらく、陶器ではなく磁器だということで、中国の青華だと判断しているのであろう。
わたしは、計算高いフェルメールであるから、デレフトと考えてもよいと思うのであるが、当時のオランダは東インド会社を通して、経済的に世界を支配していたことを考えれば、中国の青華でもいいような気もする。
まあ、どうでもいいことですね。
現在、上野の西洋美術館で、ヴィルヘルム・ハンマースホイ展をやっている。12月7日(日)までである。ヴィルヘルム・ハンマースホイ(1864-1916)は、デンマークの有名な画家である。
で、なぜブログにアップしたかというと、新聞の広告で、この「背を向けた若い女性のいる室内」を見たとき、左側に描かれている蓋付陶磁器は18世紀のロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドだと思ったからである。
デンマークに住んでいたとき、18世紀のロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドを集めているコレクターの家に遊びに行ったが、その彼の家にやはり同じものがあった。彼は、これをパンチボールと呼んでいた。
部屋が広いので絵では小さく見えるが、実物は結構大きい。
そして、女性が大皿みたいなものを持っている。実は、このパンチボールには、下に受けとなるお皿がセットである。ちょうど、サイズからして、パンチボールの受け皿だと思うのだが、写真ではよくわからない。本物を見ても、わからないかな...。
このハンマースホイの写実的な絵は、現在やはり上野の東京都美術館で行われているフェルメールに似ているが、フェルメールも一枚、中国の芙蓉手の大皿をさりげなく描いている。もちろん、ちゃんと女性も描いている。
ということで、ハンマースホイは、かなりフェルメールを意識してこの絵を描いたのではないかと思うのであるが、いかがであろう。
我が家のオクラです。どんどん食べてます。収穫して食べないと硬くなってしまいます。
昨晩、フラメンコを見てきました。新宿の伊勢丹会館6Fにあるエルフラメンコというお店です。
それも一番前のかぶりつきで。
フラメンコを見るのは、20年ぶりですね。それも、日本ではおそらく初めてです。20年前は、スペインのセビリアとマドリッドで見ました。今まで、本場スペインには敵わないだろうと、日本では見に行く気になれなかったのですが、考えを改めます。良かったです。
まあ、よく考えてみれば、わざわざ現地から呼ぶのですから、それなりの実力がなければね。
踊りもよかったですが、歌もギターもうまかったです。
何といっても、エネルギッシュでダイナミックなリズムがすごい。
ビデオやCDなどで見たり聴いたりしていましたが、やはり、生で見なければ、だめですね。
お勧めです。
ギターのひとりが、アントニオ・サンチェスと言う名前で、どこかで聞いた名前だなとずっと考えていたのですが、クラシックギターのメイカーでした。
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