クロッカスは寒さがまだ厳しい頃に咲く花と思っていたが、わがやでは今、クロッカスが花盛りだ。念のため自身のブログルを見ると、去年もクロッカスが3月初めに咲いており、同じ頃乙女椿が咲き乱れ、そめいよしのの蕾も大分色付いていた。
今年はクロッカスは咲いていても、乙女椿とそめいよしのの蕾はまだ固い。今年は去年より春の訪れは少し遅いようだ。
いつも走っているコース沿いの住宅にあるチャイニーズチェリーは、木によっては既に5分咲きになっている。桃の節句も過ぎ、春の足音は確実に近づいてきている。
マーサーアイランド10キロランまで残すところ2週間。今日は晴れで気温も10℃位になり、オフィシャルコースによる最後の10キロラントレーニングを行った。
前半は天気が良いせいかきわめて快調で、これなら60分を切れるかなと思ったが、2番目の登りで足が思うように出ない。多分初めに飛ばし過ぎたせいだろう。少し遅いペースでここを登りきり、続く下りはタイムを取り戻すためスピードを上げてみる。3番目の最難関の登りは初めからペースを落としたので、止まることなく走り切ることが出来た。
フィニッシュのタイムは1時間3分08秒。先週よりは1分程度短いが、目標の60分以内には程遠い。去年のレース2週間前の記録は58分26秒であり、それに比べると5分も遅い。やはり体力が低下してきているせいだろう。来年古希を迎える身としてはやむを得ないかもしれない。今年のレースでは目標達成はかなり難しいと思う。
今日は天気予報では午前中はにわか雨だったが、実際にはとても良い天気。気温もスタート時は5℃程度でジャケットを着ていたが、ホールアウトした時は10℃位、ジャケットを脱いでまるで春のゴルフだった。
気分も爽快、ショットも冴え、とても楽しいラウンドだった。後半は少しパットに苦しめられ、また18番ホールでは2打目がプロでも絶対に出ないようなバンカーのグリーン側顎の下に突き刺さってダブルボギーを叩いたが、44/48はこの時期としてはまあまあだろう。
明日は3月3日、ひな祭りの日だ。この日が孫息子の誕生日にあたり、夜にはバースディパーティーがあるため、わがやでは彼が誕生してからひな祭りは3月2日に祝う。幼少の頃よりひな祭りと端午の節句には五目寿司をいただくのがわがやの伝統であり、これは今夜も続く。
外はまだ寒いが桃の節句の頃になれば桜の枝に固い蕾がついており、春の訪れが遠くないことが感じられる。今宵の旨い酒と五目寿司が今から楽しみだ。
先日述べたカメラによる交通取締りのために罰金を支払ったことについて、何となく納得出来ない気持ちがあり更に調べてみた。カメラによる交通取締りでも赤信号無視の取締りはRed Light Cameraと呼ばれ、アメリカでもシアトルを含む多くの市で設置されている。
多くの市では制限速度によらず黄色の注意信号が点灯する時間を3秒にセットしているそうだが、Red Light Cameraを設置した信号で意識的に黄色信号の点灯時間を短くし、罰金を多く徴収していた事例が報告されている。これは税収減に悩む市が罰金による収入を増やすため、および一部の市はRed Light Cameraの運営を私企業に委託していることによる収益を増やすために行われていたようだ。
黄色の注意信号を見たドライバーは、それを見た位置によって停止するか通り過ぎるかを瞬時に判断しなければならない。後続車を危険な状態にしないで停止するためには、平らか坂か、乾燥しているか濡れているかなどの道路の状況や速度によりある程度の距離が必要だが、どの位置で黄色信号を見たら停止せずに速やかに交差点を通過すべきかについては、都市交通の技術者や警察は知っているが市民には知らされていない。このような状況でRed Light Cameraにより一律に信号無視の罰金を科するのは公正でない、という議論がある。
更に犯罪を企てていない一般市民のわずかな時間での判断ミスに対して罰金を科すことは市民権の侵害で憲法に違反する、という議論もあり、既にニュージャージー州やユタ州などではRed Light Cameraの設置を州法で禁止している。アリゾナ州では2010年にRed Light Cameraの得失を検討の結果、廃止することを決定している。この決定のひとつの理由は、Red Light Cameraを設置したことによる安全性の向上が確認出来なかったためである。
カメラによる交通取締りは一見近代的かつ合理的な取締りに見えるが、少し掘り下げてみると色々と問題があるようだ。
今日はゴルフ場が数日前の雪とその後の寒さのためコンディションが悪く、土曜定例ゴルフに行くことが出来ないので、あと3週間後に迫ったマーサーアイランド10キロランのトレーニングを行った。このコースの75%は週2回走っているが、更に2.5キロ距離があるので少し走りこんでおかなければならない。そういえば今日は東京マラソンの日だ。
午前11時半でも気温が-2℃でとても寒い。先週に続いての約1週間ぶりの10キロランのためか、前回よりも体が軽く感じられる。難関の3番目の急坂も少しスローではあるがきちんと走れた。
ゴールしてタイムを見るとなんと1時間4分29秒、先週よりも1分以上遅い。なぜだろう?走っている時は先週より1分以上早いのではないか?と思っていたのに。寒すぎた?
これではレースで60分を切るのは難しいかもしれない。
昨夜雪が降った。今朝はもうやんでいるが積雪は2センチ程度で大したことはない。
問題は氷結だ。今日の最高気温は0℃、今夜の最低気温は-8℃とのこと、これでは道路が凍結し、今夜から明日にかけて特に坂道ではきわめて危険な状態だ。
明日金曜日の最高気温は2℃、明夜の最低気温は-7℃の予報。この状況では土曜日の定例ゴルフは無理なようだ。
今週の定例ゴルフは都合により明日の日曜日となり、今日は3月20日のマーサーアイランド10キロランに備え、レースコースを走ってみた。今日はシアトルのこの時期としては珍しい快晴、気温は3度で少し寒く、北風が強い。わがやからは車で5分弱のスタート地点であるコミュニティセンターに駐車し、正式なコース通りに走った。このコースを走るのは昨年のレース(3/21/2010)以来のことだ。
前半は比較的快調で気分も良く、最初の上り坂もそれほど苦にならない。良い天気のせいかいつもよりはるかに多いランナーやサイクリストに出会う。6キロ地点の二つ目の上り坂はいつも走っているところだが、今日はとてもきつく感じる。トレーニングの時より既に2キロ近く余分に走っているためだろう。
レースの時はいつも苦しむ8キロ地点の三つ目の上り坂はいつも以上にきつい。体力の低下とトレーニング不足のためなのだろうか。ようやくのことで坂を上りきり、下り坂にかかると体は正直なもので先刻の苦しさを忘れ、少しスピードが出てくる。ゴール手前の短い最後の上り坂は根性で走りきり、無事10キロ走り終えることが出来た。
気になるタイムは1時間3分12秒、昨年のレースの公式記録56分54秒よりは6分も遅い。もっとも去年もレース前に公式コースを何回か走った時は1時間1分を切れなかったのに、一緒に走るランナーのせいかレースの時は練習よりも4分以上早かったので、ことしも同じことが起こるかもしれない。今年の目標は60分を切ることだ。
シアトルよりレイクワシントンの対岸にあるベルビューを東西に走るN.E. 8th Streetは交通量の多い幹線道路のひとつである。この道路と140th N.E. Avenueの交差点はPSP, Inc.より数ブロックの位置になる。このあたりではN.E. 8th Streetの制限速度は時速35マイルとなっている。
この交差点から更に東に3ブロック走ると143rd. N.E. Avenueとの交差点になるが、この道は比較的小さいけれど、N.E. 8th Streetの北側に幼稚園・小学校、南側に中学校があるので信号機が付いている。この信号機の手前約50メートルの位置に『黄色の点滅信号点灯中は学校地域により制限速度20マイル、写真による取締り』の警告がある。ベルビュー市には現在5ヶ所の写真による取締り場所があり、2ヶ所は学校地域での制限速度違反、3ヶ所は交差点での赤信号無視を取締っている。この場所はそのひとつである。
2月初めの地元テレビ放送によれば、昨年1年間にベルビュー市の5ヶ所の写真による取締りで交通違反切符を受取った人は23,000人で、そのうちの6,870人がこの交差点での違反だったとのことである。違反1件に付き罰金は$124なので、この交差点は$852,000の収入をあげたことになる。交差点には信号機があり、登下校時にはみどりのおばさんのような黄色い旗を持った係員が横断歩道のところで交通整理を行っているので、このような取締りは市が収入を増やすためではないか、との批判があるが、警察は写真による取締りは幼稚園児や生徒の安全のため、と主張している。
わがやでも最近20マイルを少しだけ超えていたため写真を撮られて$124を収めさせられたので、前述の批判がよく理解出来る。
写真の信号機が見えるところが143rd. N.E. Avenueとの交差点。
最近わがやのバックヤードは鹿たちのお休処と化している。道路から少し離れていて静かな上、犬もいないしネコの花里子は相手にならず、おまけに隣家との境界に鹿が好んで葉を食べる雑木の常緑樹が何本もある。
以前はバックヤードで食事をするだけだったのに、12月末に次いで今朝も8時頃から2時間以上リラックスムードでお休みしていた。お休み中は忙しく口を動かし、食べたものを反芻している。
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