《襍魂・2013/Christi Natalis》聖樹。

深々と!! 深々と!!
ブルークリスマス。 ブルークリスマス。


街中では、イルミネーション・華やかに輝き、人々が行きあって。
世界中の街角でも豪華な飾りつけが見られるクリスマスシーズン。
が僕は「深々」と、そんな響きが好きだ。
イベント化してしまった感があるクリスマス!!
それは、それで良し。
植物を背景にブログっている。今回は、聖樹。
クリスマスツリーの原型は、古代ゲルマン民族の冬至の祭りに使われた樅の木に由来するとある。
ドイツ周辺に伝わる「クリスマスツリー」。
樅の木に住む小人が村に幸せを運んでくる。その小人に樹にとどまっていてほしい、と。
花・卵・ロウソクなどを木に飾ったのが始まりと伝えられている。
西欧では、樅の木は少ない。ましてや古くは、各所に植栽されたとは思えない。
この風習が広がるにつれて、
一般的に多くあった、ドイツトウヒが代用されるようになったのでは!?!
常緑樹の樅の木は、永遠の生命を象徴するものと崇拝されていた往古。
希少な木ゆえ信仰の対象にもなったか??

日本に伝わった「クリスマスツリー」。その頃の西欧は、ドイツトウヒが一般的だった。
所が日本では、もみの木は特産品としてあった。
今日、日本ではもみの木をクリスマスツリーとして使われている。
これは、ドイツトウヒの学名;Picea abies、
つまりモミ属名“Abies”をもみの木と勘違いした??



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《不生不滅・・思い出・感謝》2013・調年。

《不生不滅・・思い出・感謝》2...


子供(小・中学生)には少々・意味不明!?!
難語を教えてくださった恩師がお二方おられた。
小学3・4年担任の女性教諭、
病弱で出席日数が足りない、と病室で個人指導をして下さった。
おかげで進級できた。

中学時代、部活の顧問、3年時の担任だった男性教諭。
それぞれ自宅にまでお邪魔させていただけた恩師。
小生の都合で長いことお目どうりしておらなかった。
このお二方が、この1ヶ月の間に逝去されていた。。。
不明な、弱き教え子を絶えず案じてくださっておられたとは。
ご遺族が、日記を添えてお知らせ下さった。
なんと不義理な昨今であったか後悔しきり、落ち込む。

「空即是色」「色即是空」「不生不滅」当時は、意味不明??
念仏のように、毎日唱えよ、って指導くださりおられた。
今、ありがたく頭を垂れる。県内にお住まいだったお二方。
即刻お参りさせて頂いた。
異国に身を置いたことある自分、その時日本人を特に意識したものだ。
お二方の恩師、それぞれご家族をお供に仕事先の南独の地にお招きした。
それしか御恩に対して礼をつくしていない。いかんともしがたい。

一休禅師が、元旦に杖の先に「晒され頭」を載せ、人々に示し詠った!!
「正月は、冥土の旅の一里塚 めでたくもあり、めでたくもなし」と。
履新を迎えたら真摯に思ってみたい詠歌だ。

病弱で、友達付き合いがあまり出来なかった幼少期。
そんな頃、唯一、付き合ってくれたのが、同居の犬くんたち。
犬のお世話をしていた母、同居の犬くんたち、僕の見張り役だった。
シェパードが多かった中でマンチェスターテリアとバセンジーの雑種犬。
彼が最も親しかった。週末よく海岸を散歩した。
母の言いつけが絶対だった犬君たち。彼らに躾けられた感が強い。
年末に、色々と思い出させて頂けた。

先ほど戻ったら、今度は、妻の恩師の訃報が・・・。
老境を如何となすか!!!そんな歳になってしまった。
「生死一如」こんな言葉も思い出す。

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《襍魂・2013/12/15》食物連鎖??。

《襍魂・2013/12/15》...


どこにでも見られる{やつで」。テングノハウチワとはよく言ったものだ。
・五加(うこぎ)科ヤツデ属。  学名 Fatsia japonica
 学名はラテン語で記されるが、つうれい。
 Fatsia は、日本語の「八(はち)・八手(はっしゅ)」を意味する。

余談だが、ラテン語は、学問の世界では、世界共通語。
日本では、第二外国語(大学で)にラテン語を選択するものは少ない。
かつて、西欧人が日本の学者は、おとなしい、と言っていた。
学者としてラテン語が不得手では西欧では通用しなかったのでもあったか!?!
そんなオチがあったように思える。

扨さて先日、やつでの花を垣間見れた。そこには、虫が蜜を吸っている姿が。
やつでの思い出は・・・竹で作った鉄砲?の玉に使ったくらいの思い出しかない。
今の季節、やつでも可愛く見える。
冬場は、鳥さんたちの餌になるだろう。自然界は、うまく連鎖している。


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庭のかれき≪花暦・2013/12/09≫故人を偲ぶ。

浮釣木の花。なにゆえこの形!?... 浮釣木の花。なにゆえこの形!?!
2004年4月、鎌倉七里ヶ浜で... 2004年4月、鎌倉七里ヶ浜でのお仲間ライブ(南佳孝)。
老いも若きも大いに楽しんだ。 老いも若きも大いに楽しんだ。


春に「アブチロン〘別名;チロリアンランプ・浮釣木(うきつりぼく)〙」を記した。
ブログル仲間のスレッドに二度咲きの花々が紹介されてる。
天候異変に合わせて花々も変化してるのか??楽しみが増えるか・・・?
等と思っていたら、わが家の浮釣木にも花が咲いてるではないか!?!
以前、この花を見ながら、釣りで使う「ウキ」談義を故、甘糟章さんと。
「浮き沈み」とは、哲学的な言葉ですなぁ!!・・・。氏の表現。
話は、だんだん高尚となってきて。
日本では余り紹介されていない偉人な日本人の話に。
医学者の肥沼信次(こえぬまのぶつぐ)に始まって、社会学者の松原久子さんの話。
そして最後には哲学の話しへと。
梵文・唯識二十論の写本発見者、フランス人のシルヴァン・レヴィ(Sylvain Lévi)の話が出た。
対してドイツでの仏教哲学者の北山淳友博士に触れられる。さすが編集者だ。
だが少しドイツを知ってる程度の僕には重い。少々、難あり。高尚過ぎる!!
北山淳友博士の論文は、独語しかない、日本語の訳本は1冊だけか!
「文献検索で、著名なErich Frauwallnerが北山淳友博士の論文を引用している。」
「ドイツでは著名な日本人学者。
ハイデルベルグ大学でKarl Theodor Jaspersの下で、
博士論文を発刊『仏教と形而上学』。
論文中に梵文・唯識二十論の独訳があります。
レヴィの仏訳が1932年ですから2年早く独訳が出ていたことになりますね。」
「ハイデッガーの“Dasein(現存在)”的用語を用いた個性的な哲学書。
現象・実存哲学、解釈学的唯識思想論で興味深いです。」
(後日、検索でフランス語訳の資料を頂いた)。
こんな会話をした後、夕飯を頂き、その日のメインイベント^^)、
南 佳孝さんの海岸ライブに出かけた。
大人の楽しみ・・・プライベートライブで大いに盛り上がって。
季節違いだが、故人を偲びたい。
ミュージシャン「南 佳孝」・・・一般的には、年代的にも知る人が少なくなって。
改めて、「昭和は、遠くなりにけり」。
下の映像のようなものは、今どきはやらないか??
我が青年期にはたくさんあったような気がする。
今、聞いても古めかしさは感じない。


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ウエブブブラウザの進歩!!

ウエブブブラウザの進歩!!
日頃、PCとの付き合い、取り分け活字とのニラメッコが多いのだが・・・。
数十年もの間、PCで見る活字(WEB)、書籍の様に・・・なんて思っていた。
長い事使わせてもらっているウェブブラウザが、バージョンアップした。
あのギザギザモヂが、実に綺麗になった。
「文字を読むための道具」PCでの進歩進化。ありがたい。
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《襍魂・癸巳/乙丑/辛丑》鎌倉の里山。

モミジウリノキ<紅葉瓜の木> ... モミジウリノキ<紅葉瓜の木> ウリノキ科 ウリノキ属 
学名:Alangium platanifolium var. platanifolium
ウシハコベ<牛繁縷> ナデシコ... ウシハコベ<牛繁縷> ナデシコ科
学名:Stellaria aquatica
 ラクウショウか?メタセコイヤ...  ラクウショウか?メタセコイヤか?
葉も枝も対生が特徴、それと裏面の中央に1本の濃緑色の線が目立つ、メタセコイヤでは?
でもここにあるって・・・植林したか??
 学名:Metasequoia glyptostroboides
スギ科メタセコイア属。別名アケボノスギ。 
紅葉・黄葉に目が行きがちだが、... 紅葉・黄葉に目が行きがちだが、こうした小さな草、そして枯れ落ちる寸前の若樹の葉に去り行く秋・初冬を感じる。
眼科に広がる住宅地は、七里ヶ浜... 眼科に広がる住宅地は、七里ヶ浜住宅街。
その昔、テレビドラマ(時代劇)で隠密剣士というのがあった。そのロケ地(雑木林だった)。少年期の思い出の場所。

2013/12/01午前中に鎌倉の中心部、源氏山周辺を散歩したが。。。
現代鎌倉を垣間見ただけで何か物足りなかった。
目先をかえて、鎌倉・海岸に近い保存緑地「広町」を歩くことに。
中世から近代の自然形態、変移を感じられる樹々。
スダジイ・タブノキ・モチノキ・ヤブツバキ・アオキ等々。
林床から構成、陰樹林が出来上がるのに2百~5百年を要すとされる。
そんな片鱗が残っている貴重な里山。派手な紅葉・黄葉はあまりない。
素朴だが落ち着ける空間。鎌倉の中にあっては、静かな場所。
春の桜咲く頃が最も明るく、爽やか。おすすめ散策地である。

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叛逆のろれつ_12《観光地!?!鎌倉》

鎌倉源氏山の紅葉 鎌倉源氏山の紅葉
鎌倉源氏山の黄葉 鎌倉源氏山の黄葉
葛原が丘から浄智寺への途中、東... 葛原が丘から浄智寺への途中、東瓜が谷の奥。
通称・堀切と呼ばれてる。数百年の歳月でかなり変形してるが。
歴代住職の墓。岩藏を守るように... 歴代住職の墓。岩藏を守るようにシダ植物がびっしりと!!
庭石には、立派な「軒忍」が。 庭石には、立派な「軒忍」が。


住所、否、生活地を鎌倉外にして居る、自分。
そんな人間が言えることでは無いのだが??
想い・心境は複雑で、、、。何とも「鎌倉のイメージが?」
久し振りに鎌倉の緑の中を散歩。目に入る物・・・!
何処も彼処も・・まるで浦島太郎の世界。
景観・雰囲気、脳裏に表れるは、「世界遺産登録」
キャッチフレーズの「武家の古都」ってなんだろう?
中世の歴史・史実を思えば机上では納得できる。
しかし、景観的現存が見られなければ「遺産」にはなるまいに。
そんな事ごとを思いながら市の中心部、源氏山周辺を歩いた。
前日、里山の紅葉に気を良くして鎌倉に舞戻ったのだが、
住所地(*村**)の緑環境とは、かなり異なっている。
かつてあったスダジイマント群落が見られない。
谷戸(やと)奥深くまで宅地化されてしまったが為か??
植生態系が全く崩れてしまった??
「古都保存法」は有名無実。法の活用に大きく乖離してしまった。
それでも「紅葉・黄葉」は、上々。陽の光は凄い。「葉」が際立つ。
柔らかい陽光を浴びていると、リフレッシュ出来た。
鎌倉七口の一つ、化粧坂(切り通し)を上がったのだが、
がけ崩れで通行止であった。
地の利を心得ている爺さん達は、獣道を通った!?!
散策路に出ると、人の往来で!!まさしく観光地の様相。
「やぐら」でも見に行くか、と歩いていると公園管理小屋とか!
知らない建物が、色々と増えていた。
「世界遺産登録」に向けて色々と準備してたか、等と思ったのだが?
尾根道を進むと、「堀切」と呼んでいる窪地に来た。
???何の説明板も無い! 「武家」=武家的政権だろう。
往時の合戦、守備攻防の一つ、三方を山に囲まれた「自然要塞」処方。
その要となる、鎌倉七口。そうした解説あっても良き場所なのに??
もう40年も昔、「中世鎌倉歴史地図」が出来ていたのに未だ???
鎌倉市内の要所に大正時代から昭和16年に掛けて建てられた「史跡碑」
これに優るべく現代の案内板を模索提案してた。
行政も要所要所に解説板を作った様に聞くが、整備の方法を間違えている。

遺構(やぐら)を見に行くのをやめて、海蔵寺側に下った。
久し振りに詣でた寺だが、ここも観光地化されてしまっていた。
だが、興味を引く植物に出会えた。
訪れてる参拝者、誰一人として見向きもしない。
皆さん、紅葉・黄葉の境内を夢中で写真を撮っていた。
我々だけ、目を皿のようにして見入ったシダ植物。
これは、ファルコンさんに見習って、定期的観察しよう^^)。
午前の部は、楽しく、だが一寸考えさせられた散歩だった。


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《襍魂・・2013/11/30》森の色!!

イロハモミジ。 イロハモミジ。
風にたなびく白銀の穂。 風にたなびく白銀の穂。
《襍魂・・2013/11/30...
ゴンズイ(ミツバウツギ科)の葉... ゴンズイ(ミツバウツギ科)の葉。
まゆみ(檀、真弓) ニシキギ科... まゆみ(檀、真弓) ニシキギ科 の種。
遊水地だが、災害時の溜池。引地... 遊水地だが、災害時の溜池。引地川の源。

週末の定例会が中止になり、近くの森へ散歩に。
森の入り口で雑木黄葉を見て、シメシメ!!
高低差の無い、典型的里山。入り口で森の全容がしれる。
森の中心部、池周辺ではきれいな紅葉・黄葉が見れた。
残念なのは、散策路の道筋に沿って林床の草木を刈ってしまうことだ。
自然体にしておくことは散策の邪魔!?!
里山の細部(ある部分)は、将来的には整備林になるのだろう。

朝陽を浴びて銀色に輝く姿は豪快に映る。


森の管理棟「シラカシの家」前庭のムクロジの木に藁が巻き付けてあった。
越冬する虫の調査。来春が楽しみだ。
傍らにゴンズイの葉が、不気味な色を見せている。特異な趣。

帰り道、定点ポイントで、マヤランの最後??の勇姿を観た。
少し離れた所の明るい場所に、かわいい実を見つけた。

池の湖面には水鳥が静かに佇んで、のどかだが冬近し。
いよいよ冬将軍の到来か??
とは言うもののこの辺りは、温暖な地。
北の大地とは比べるもない。







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《清寂》「昭和」時代が、また一歩、遠くなる。

《清寂》「昭和」時代が、また一...


先日、里山で枯れても未だ魅せる紫陽花と出会った。
懸命に・生きているのを真近に見て。「和敬清寂」感。
この生き様を拝して帰宅すると。。知人の訃報を聞いた。

「平凡パンチ」こんな週刊誌をご存じの方も少なくなったか!?!
1970年~80年代、一世を風靡した若者向け週刊誌。
「大橋歩」さんの表紙、雰囲気があった!!
この雑誌の企画初代編集長だった、甘糟 章さんがご逝去。
甘糟ご一家とは、30年来のご近所さん。
家族ぐるみでお付き合いさせて頂いてきた。
私事情で居所に居る。が為に最近お会いしていなかった。
四季折々、親しく食事会に誘い頂いた。
氏は、フランス文学・哲学に精通されていて、よく談論ねがった。
取り分け、梅雨期の紫陽花談義(隣家の借景)は楽しかった。
幸子夫人は、横浜植物会の古参会員、植物散策によくご一緒した。
昭和の偉人(僕にとって公私ともに)が、またお一人、お隠れに。。。
とっても淋しい。天空界より見守ってほしい。ご冥福を祈ります。


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《襍魂・・2013/11/25》生き活きと!!

 Cosmos bipinna...  Cosmos bipinnatus
《襍魂・・2013/11/25...

散策の途、とてつもなく迫ってくる花と出会うことがある。
見慣れた・・ありふれた花であっても、レンズを通すと驚きが。
微笑っている 踊っている様にも見えた。

初冬と言える季節だが、小春日和のように温かった日。
里山は、団塊世代でいっぱい。そんな集団を遠目に見てた。
揃いも揃って!!一眼デジカメを肩からぶら下げて。。。
その姿、団塊世代が日本経済を担ってる、と映った。
足早に池に向かう。と、そこは・・・!
鳥撮影の面々、機材装備にどれ程費やしてるの??とも。
数千万の塊が・・そこに陳列されてる!!凄い光景だ。
迷彩柄のレンズカバー?、はやりなのだろうか??
圧倒されながらその場を離れ、森の小径を奥に進んだ。
暫く前から幾度となく対峙している小さな花の棲家。
そんな雰囲気。植物の保護観察か、ロープで囲いをしてある。
季節的に植物たちは、メタボリズム最中だろう。
そんな中この花、1本だけがそそと咲いている。
何度見つめても飽きさせない、何かを感じさせる。
しゃがみ込み、対峙してると、一枚の枯れ葉が留まった。
茎の分かれ目に佇み、生き活きしてる。
こんな光景にであえるから、散策はやめられない。
何とも云えない空間だ。自分の世界に入れる。
新しき小さなカメラ、無限の広がりをみせる。
《襍・・己、魂を入れて》襍魂の始まり。
オートフォーカスって難しい。だが、たおやかな写りだ。

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