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廉価な立ち呑み屋らしいメニューのひとつに、「ハムの切り落とし」(250円)があります。
結構厚めのハムで、食べ応えがあります。
見た目は不整形ですが、本来の味を損ねているわけではありませんので人気メニューのひとつで、常連客の我儘として「炙り」を頼まれる方もおられます。
切り落としですので、形の大きな時もあり、そんなときはオネイサン達が客を見て、歯の悪い人には細かく刻んだりして気を使っています。
「練り辛したっぷりな人」、「マヨネーズがいる人」、「キャベツがいらない人」等、常連客それぞれに好みの食べ方があります。
十人十色に合わせ、小回りのきくオネイサン達ばかりで、ありがたいことです。
台湾料理「仙草」さんで、ちょうどいい熟れ具合のアップルマンゴがあり、ママさんからすすめられましたが、お腹が一杯で諦めました。
日本で生産しているアップルマンゴの「アーウイン種」と同じですが、台湾では温室栽培ではなく露地栽培が主体ですので、日本に比べて随分と安く出来上がるようです。
果実の形からは想像が出来にくいのですが、ウルシ科マンゴ属で、インド北部からマレー半島が原産地です。
「チャリモヤ」や「マンゴスチン」とともに、おいしい果物の代表です。
マンゴーのシールを見ますと、台湾台南産、姓名【胡清冨】と書かれています。この「姓名」というのは、栽培家の名前なのか品種名を表すのか、ママさんに聞きそびれてしまいました。
台湾語でマンゴーは「ソァイアー」というそうですが、またの機会があれば「花切り」にし、食べてみたいと思います。
暑い時期、あっさりな料理をと【仙草】さんに出向きました。
夏場の定番の枝豆で一杯のみながら、今宵は何にしようかとメニューを見ている間に、ママさんが「コールドチキン」を出してくれました。
片身分ありますので、「ウッ!」という大きさです。
これだけで、おなか一杯になり、「もう無理」だというのに、「オニオンスライスのポン酢味だから、あっさりとして大丈夫」と、「鯛のサラダ」が二皿目です。
ママさんが言われたとおり、ポン酢であっさりとした味付けで、中華料理らしく「クコ」や「マツ」の実が散らしてありました。
裏メニューの「コールドチキン」でしたが、いい味加減で冷たておいしかったです。
お酒の肴として【福寿】さんの 「海老」 と 「蛸」 の小鉢物を紹介してきましたので、今回は「イカの軟骨ピリカラマヨ和え」(250円)です。
日本は世界一の「烏賊」の消費国家で、全世界の漁獲量のほぼ半分を独占しています。
刺し身はもちろんのこと、焼き物・揚げ物・煮物・干物などは言うに及ばず、塩辛や沖漬けなどにも利用され、幅広く食べられている食材です。
「イカの活造り」の発祥の地である呼子町のある唐津市には、明石市の「タコ検定」と同様に、烏賊の知識を問う「イカ検定」があるのも興味深いです。
軟骨とは、目玉を覆っている部分のことです。新鮮な軟骨は刺身でも美味しく、揚げても炒めてもこのコリコリ感が、酒を呑む間合いにちょうどいいおいしさです。
今回は辛子マヨーネーズで和えている一品で、夏場向きの味として楽しめました。
世間ではお盆休みの日曜日ですが、こんな日だからこそ不義理しています【がんぼ】さんに顔出しです。 「ピリ辛そば肉玉」(720円)と、生ビール(?杯)で楽しんできました。
久しぶりの訪問になりましたが、いつも元気な大将と女将さんが、「ファルコンさん」と笑顔で出迎えてくれました。
「見なくてもいいからね」と言っていますが、いつもわたしのブログを見てくれていますので、変なことは書けません。(笑)
水槽に飼っている金魚さんも2匹になってしまい、大将少し落ち込んでいました。
そんな話しの途中に常連さんが来られ、【がんぼ】さん一押しの 「チーズカリカリ」 に、スジとコンニャクを煮た<ボッカケ>をトッピングしてくれとの特別注文です。
大将、「こんな発想なぁ~」と首をかしげながら作られておられましたが、完成写真を撮られるほど、なかなかの出来ばえのようでした。
仮称として、<スタミナカリカリ>という名前が出てきています。
頼まれた常連のお客さんも、「これは、うまい」との評価ですので、これからの新メニューとして<スタミナカリカリ>が、登場してくるかもしれません。
新開地で呑んだ帰り、よくこのお店で「握り鮨」や「巻き寿司」を、晩ご飯代わりに買い求めて帰ります。
だいたい、19:30分を過ぎますと、持ち帰り用に作り並べられている<お寿司類>が、半額になるからです。
本日は、「すし定食」(700円)にしました。
幕の内の「サービス定食」(650円)が日替りとしてお得なのですが、「ミニかき揚げ」と「細麺」のうどんが好きですので、こちらの方を選んでしまいます。
値段からして、特に高価な寿司ネタはありませんが、数も多くておなか一杯になるボリュームです。
新開地タウンの各種飲食店に比べ、ゆったりとした店内は落ち着きがあり、良心的な値段と合わせて気に入っています。
土曜日でもあり、お盆休みと重なるようで、本日は少し暇な【鈴ぎん:福寿】です。
売上強力でもありませんが、久しぶりに「凍結酒」(750円)をいただきました。
やはり肴としては刺身類が合うようで、「ウニの突き出し」(300円)です。
「しぼりたて」の生原種を瞬間凍結させ、超低温で保存したお酒です。
さわやかな香りとフレッシュな味わいが、夏場には合います。
凍結した状態を、カップごとお湯をかけて溶かし、シャーベット状でいただきますので、「スプーン」が付いて出てきます。
今は「鈴ぎん」が経営されている立ち呑み屋さんですが、以前は神戸の老舗蔵「福寿酒造(神戸酒心館)」(創業1751年)が、テナントショップとして経営されていました。
当然自社製品ですので、販売価格も(450円)と原価に近く、夏場にはよく呑んでいたのですが、さすがに一合に満たない(150ミリリットル)で(750円)は、手が出なくなりました。
ヘミングウエイが好きで有名になりました「フローズンダイキリ」がありますが、これの和風版のイメージです。
ここ数カ月、お店が閉まったままの 「餃子のバラモン」 さん、知り合いから大将が入院していたと聞き、ひとまず閉店ではなく安心しました。
退院しての様子見でしょうが、お店の再開があるものかどうか、少しばかり気がかりです。
呑んだ後の〆としては「醤油ラーメン」(500円)があっさりとしておいしいのですが、夏バテ防止の栄養補給源として、今宵は野菜一杯の「五目ラーメン」(700円)にしました。
「五目」とは、具材が多いとの表現でしょうが、<イカ・エビ・筍・椎茸・人参・白菜・玉ねぎ>等、具だくさんです。
猛暑でうだる日には汁物が食べやすく、具材の味が溶け込んだスープ、胡椒の粉だけが底に残るまで、おいしく飲み干してきました。
JR高架下3番街のお店で頑張られていたいた【えびすや】さん、今年の5月12日(土)に、お店を現在地に移転されています。
以前は7人も入れば満席の店内でしたが、今回は元喫茶店「まちかど」跡そのままの<居抜き>いうことで、ずいぶんと広くなりました。
各種の焼肉丼を廉価に提供してくれる、B級グルメ派にはとてもありがたいお店です。
今までに、 「焼肉丼」 (並:480円)や 「ハラミ丼」 (並:280円)を食べてきています。
「牛モモ肉ゴロゴロ丼」(400円)にも食指が動いたのですが、今回は<張り込ん>で「黒毛和牛焼肉丼」(並:500円)にしました。
肉汁の感触が残る焼肉、タレの味も上品で、箸が進みます。
厨房に余裕ができたからでしょうか、定食類のメニューも増え、「牛モモ肉ステーキ定食」(1000円)などという高級メニューも気になります。
霜付きの冷えた「生ビール」(250円)で喉を潤し、おいしくいただいてきました。
朝方、なにげなくラジオを聴いていますと、本日は「ハンバーグの日」だと放送しておりました。
香川県三豊市に本社を置き、冷凍食品等を扱いコンビニや外食産業に食材を卸している<味のちぬや>が制定しており、「8(ハン)バー9(グ)」の語呂合わせのようです。
知ってか知らずか、本日のおすすめ料理はなんと「ハンバーグ」(300円)でした。
店長に「ハンバーグの日だから?」と聞きますと、まったくの偶然で、笑っておられました。
特に子供たちには、カレーと並び人気のあるメニューで、学校給食にも取り入れられ、ファミリーレストランの主力商品でもあります。
ソースの味付け加減で、肉の素材自体の良し悪しをカバー出来るとあって、大衆食の王座を勝ちえているようです。
良く煮込まれた「ハンバーグ」、付け合わせの野菜とともに、おいしくいただいてきました。
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